今夜は母がやっているギャラリー渓ピアノラウンジの、月に一度のスペシャル・ライブの日。
数人のお客さんと共に訪れたのですが、歌舞伎町の夜は、木曜日とは思えないほど閑散としていて、景気の悪さを実感しました(汗)。
ピアノラウンジはビルの9階で、一階下にはいつも満員の居酒屋があるのですが、エレベーターのドアが開いたら、居酒屋の中はほとんどお客さんがいなくてガランとしていてビックリでした。
レギュラーのギタリスト、遠藤光夫さんが体調不良でお休みとなり、今夜のギタリストは急遽宮崎信義さんが担当されました。
遠藤さんの一本気でストイックな感じのギターとはまた違う、華やかで甘い宮崎さんのギターがギャラリーに満ちると、浮き世の不況だなんだを忘れて、ゆったりとした時間がギャラリーを支配していきます。
母と宮崎さんのツーショット。一緒に演奏するのは随分久し振り、と母が言っていました。
僕もうっすらと、自分が学生の頃に、当時の実家のホールで開催されたコンサートで、母と宮崎さんが一緒に演奏していたのを憶えているような気がします。
昼間は画廊として使われている空間なので、音響はバッチリ過ぎるほどで、ギターとピアノの音色が支配する空間は、歌舞伎町という騒々しい場所に自分がいることを一瞬忘れさせてくれます。
母の音楽教室に習いにきていて、もうすぐ音大を受験するという男の子が飛び入りで参加しました。
まだ学生さんだというのにとても上手でビックリ!
才能って、あるところにはあるんだなあ、と改めて思ったり。頑張って音大に入って、青春を謳歌して欲しいなあ。
そんなこんなで楽しい時間を過ごしました。不況だなんだと世の中は悲観的ですが、そんな時だからこそ、浮き世を一瞬だけ忘れて素敵な音楽に身を委ね、身も心もリフレッシュしてみてはどうでしょうか。
あ、ちなみに今日のブログに載せた写真は全部iPhoneのカメラで撮ったものです。意外とちゃんと撮れるんですよね〜。
コメントする