お仕事の話。
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昨年10月から交渉を続けてきた、某大口顧客との認定ベンダー契約が昨日やっと完了した。
良くあることだが、多数のベンダーと取引しているメーカーが、ベンダーを認定制にして、認定された会社にしか発注を許可せず、ベンダー数を絞って管理をしやすくし、ベンダー一社あたりへの発注ボリュームを増やすことを前提に単価を割安にしたりするわけだ。
まあ、その手の交渉は良くあることなのだが、今回は2つの意味でとても緊張したし、重圧でもあった。1つは交渉相手が会ったことのない外国人で、しかも交渉がネットとメールで行われた点で、もう一つはその顧客がウチの大口だったためで、万が一にも交渉が決裂して仕事がなくなったら、とんでもないことになる、という点だった。
交渉相手はオーストラリア人がマネージャーさんの部隊だったのだが、やり取りも全部英語だし、急にインド人が出てきたりシンガポール人が出てきたりでかなりやりにくかったし、交渉のテーブルに付くこともまったくなく、淡々とメールとウェブベースの掲示板だけで交渉が進んで行くのも何だか恐ろしかった。浪花節とかが通じなくて、交渉にリアリティーが感じられないんだよね。
ネットの時代ということで、ウェブを使ったリアルタイムの逆オークションなんてものもやらされた。世界中のベンダーが同時にネットに接続し、単価を入札していくというシステム
。他社が幾らで入札しているのかは見えず、自分の順位だけが分かるという、非常にやりにくい仕組み(顧客側からは管理しやすいだろう)。ベンダー側の恐怖心を増幅させて値段を下げさせようという意図が見えていたので、恐怖に負けまいと歯を食いしばり、価格を下げないように踏ん張った。
10月下旬からしばらくは、胃が痛くて朝は食事が喉を通らない日が続いたりと、かなりのプレッシャーだったが、11月の逆オークションを前後して、現場の顧客担当者様から、「御社抜きでの業務は有り得ないから大丈夫ですよ」などと励ましの声もたくさん頂き、気持ちを強く持つことができた。
認定ベンダーになると仕事が大幅に増えるなんて噂もちらほらあって、そうなってくれたらとても嬉しいな、などと、ホッと胸を撫で下ろすと同時に、次は攻めだ!と息巻く今日この頃でもあるのです。
いやーホッとした。
おめでとう!
このご時世に何よりの朗報ですね。
頑張った甲斐があったね~。
きっと昨夜の行いが良かったからじゃー♪♪♪
やすべいさんコメントありがとうございます!
いやー本当に良かったですよ。眠れない夜が続いたので、大分ホッとしましたー♪。
まだまだなのですが、ちょっと前進したのが嬉しいです。