元トリンプ・インターナショナル社長で「残業ゼロの仕事力」、「早朝会議革命」、「2分以内で仕事は決断しなさい」などの著書でも知られる吉越浩一郎さんは、僕が最も尊敬する現代の経営者の一人だ。
彼の提唱する「残業ゼロ」、「デッドライン管理」、「早朝会議」などは、精神論に立脚しがちな日本のビジネス界において、斬新かつ合理的な変革を提案し続け、そして高いレベルで結果を残してきたと僕は思っている。
吉越さんの著書は、発売されるたびに購入して読んでいるのだが、読むたびに僕が漠然と思っていた理想の仕事に対するアプローチが補完され強くなっていくようで、本当に凄いなと思っていた。
そんな吉越さんと偶然バッタリお会いして、プライベートにお話しする機会を持てたのが去年の11月。麻布十番商店街の十番温泉前で信号待ちをしていたら、隣に立っていたロマンスグレーの紳士が何と吉越さんだったのだ。
このチャンスを逃すまいと声を掛け、「ファンです!」と申し上げたところ、快く応じてくださり、それから5分ほど、歩きながら話をさせていただいた。
憧れのビジネス・パーソンと思いもかけず直接話をさせて頂く機会を得たというのに僕はすっかり舞い上がってしまい、自分が何を言ってるかも分からない始末で、吉越さんには大変申し訳ないことをしてしまったと恥じていたのだが、先週あれこれ調べごとをしていたら、偶然吉越さんのブログを見つけてしまい、前回同様嬉しくなって舞い上がり、いそいそとコメントを書き込んでしまった。
すると、一時間もしないうちに、何と吉越さんご本人からメールで直接ご返信を頂いてしまった。うひゃー感激!まったく予想していなかった展開にパニックになり、一人で家の中で踊ってみたり歌ってみたり(笑)。
返信いただいたコメントも優しさと力強さに溢れてしかもシンプルで実に魅力的でした。やはり経営者は論理や合理性も大切だけれども、懐の深さや人間的魅力というのも大切だよなあ。
そんなわけで感激しつつ、改めて気合を入れて仕事に取り組もうと決意を固める日々なのであった。吉越さんありがとうございました!
ほぉぉぉ。
たまたまですが、本日トリンプのことでトリンプの会社の人にちょっとヒアリングのメールをしました。
「早帰りデー」の促進をどうしたらいいか?
ということだったのですが、一番最後に「昔の社長が厳しいひとだったから」という一言がありました。
たった一つのシンプルな答え。
「決めたら実行させる」という態度。
これは大切ですよね。
棚にあげている目標とかって意味ないですよね。
ああ、この方の本、読んでみます。^^
おー、吉越さんの本是非読んでみて。どれも良いですが、最初に読むなら「2分以内で仕事は決断しなさい」がいいように思うよ。
決めたら実行させるためには、自分も実行しなきゃいけないし、強い意志が必要だということが良く分かって良いと思うよー。