上野に行く予定があり、丁度お昼時になったので、上野駅構内にあるブラッスリー・レカン(Brasserie Lecrin)を試してみた。もちろんあの銀座・レカンの系列店である。食べログサイトはこちら。
上野の駅構内はここ10年ほどの間にまったく別の空間になってしまった。このブラッスリー・レカンはもちろんのこと、ハードロック・カフェはあるわスーパーのThe Gardenはあるわで、一体ここはどこだ!?と叫びたくなるほど。
日曜のランチタイムである。12時半頃にブラッスリー・レカン前に到着したところ、既に6〜7組が並んでいる。う、と思ったが、せっかくなので行列の最後尾に付く。ブラッスリーの入口手前には、さらに手軽なブラッスリー・レカン・キャフェスペースもある。
30分ほど並んだのだが、行列用の椅子がずらりと並べてあり、座って待っていられるのでそれほど苦にならない。入口脇にあるハイネケンのボトルの看板が、フレンチ系ブラッスリーというお店のイメージとちょっとギャップがあって面白い。要は気取らないお店、ということなのだろう。
順番が来て入店し、入口すぐ脇のテーブルに通される。ドアが開くと寒風が吹き込んできて寒いのだが、まあこれはご愛嬌。
ランチコースは1,600円、2,000円、2,300円、3,900円の4種類。そのうち3,900円のコースだけが別献立で、あとは組み合わせが違うだけ。1,600円はスープとメイン、2,000円は前菜とメイン、2,300円はスープ、前菜、メインという感じ。ちなみに今日のメインは肉がローストビーフで魚が真鱈のポワレだった。コーヒーまたは紅茶が付くがデザートは別料金(500円)。
スープがかぼちゃのポタージュで、僕はかぼちゃが好きなので、一番安い1,600円のコースにした。店員さんのサービスもかなりカジュアルな感じで、お客さんがひっきりなしな分だけちょっと速すぎで落ち着かないが、まあこれも値段の安さを考えれば仕方がないだろう。
スープはとてもクラシカルなかぼちゃのポタージュで、しっかりしてコクと風味があって美味しい。そしてメインのローストビーフだが、こちらもクラシカルなしっかりとした味付けに厚切りの肉が乗っていて良い。ホースラディッシュが付かなかったのがちょっと残念だが。赤ワインとの相性も良く、パンも美味しくて大満足。
店を出る時には2時近くになっていたが、それでもまだ行列が出来ていた。なかなかの人気のようだが、頷ける水準だと思う。今度は一度夜にも来てみたいものだ。
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