2009年3月アーカイブ

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料理をするのは昔から好きで、このブログでも何度か自分が作った料理を紹介してきたのだが、ちょっと照れ臭いこともあり、レシピも写真もあまり載せないことが多かった。

だが、それだと自分が作って気に入った料理の材料や調理法を忘れてしまったり、アンチョコにしていたウェブサイトがなくなってしまったりすることがあり、なんだか勿体ないな、という気持ちになってきた。

それに、会社帰りに「あー、前に作ったアレがまた食べたいな」という時に、このブログにレシピがあれば、それを見て帰りのスーパーで必要な食材を買って帰ることも出来て便利だ。

そこで一念発起して、「料理レシピ」というカテゴリを作り、自分が作った料理の写真をレシピを公開してみようという、何とも厚顔無恥なことをしでかすことになってしまったのだ。

料理は昔から好きではあるのだが、盛りつけに凝ったりしないのと、野菜を切るのが下手なのとで、作った料理を人に見られるのが恥ずかしく、写真を載せるのも、まるで自分の裸を見られるように無防備な感じがしてしまうのだが、まあ見られることを前提に、ちょっとだけ盛りつけや野菜の切り方にも気をつけるようにしてみよう。

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というわけで「料理レシピ」カテゴリ第一回は、ケンタロウの、「ドカンと、うまいつまみ」という本に載っているレシピから僕なりにちょっとアレンジした、「大根サラダ、しなしなバージョン」である。「しなしなバージョン」とわざわざついているからには、「しなしな」じゃないバージョンもあるのだが、それはまた後日作りたくなったら。

で、右が完成品の写真。自分で食べてみたけど、なかなか美味かったよ。大根が余ってたので、こういう風にさくさくと小気味よく使い切れるととても良い。

分量や作り方、それに下のコメントは、全部僕なりにアレンジしている。だってケンタロウのレシピをそのまま書いたら彼に悪いし。というわけで、もしケンタロウのレシピそのままで作ってみたいなら、彼の本を買うべし。僕だって買っただ。

材料

大根: 10センチほど
万能ネギ: 少々
ホタテ缶詰: 一缶

調味料

すりおろししょうが: 少々
レモン汁: 大さじ1/2 というか1カット分ぐらい
マヨネーズ: 大さじ2〜3ぐらい ぶよーっと2秒ぐらい出す感じ
塩と胡椒: ちょっと強めに
ホタテ缶の汁: 少々

作り方

1. 大根の皮を剥き5ミリ厚ぐらいの輪切りにして、その輪切りを5枚ぐらい重ねて細切りにする。繊維が切れてしなしなになる切り方。

2. ボウルに調味料を全部入れて混ぜ、ホタテと汁を入れて和え、最後に大根を入れて良く和える。

3. こんもりと高く盛りつけるとプロっぽくてカッコいい。最後にバラバラと万能ネギを投下する。

 

ドカンと、うまいつまみ
ドカンと、うまいつまみ
著者:小林 ケンタロウ
出版社:文化出版局
出版日:1999-02
価格:¥ 1,470
ランキング:11686位
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東京マラソン欠場を決意して、一昨日と昨日はひどく落ち込んだのだが、今日になって若干復活。一歩ずつ前に進まないことには何処にも行けない。まずは一歩だ。

朝から強い風雨だったのだが2時半過ぎに雨が上がった。こういう気持ちの日に少しでも走りたいと思い雨上がりラン。

いつも通り心拍数計を付けて、心拍数が140/分をキープするように走る。まだアスファルトが濡れていて、シューズにも少し浸水してきた。

もうあと10日で桜が咲く時期というのは本当だろうか。なんだかちっとも実感が湧かない。神田川沿いの桜並木も、まだ咲く気配すら感じられない。その代わり、あちこちで沈丁花の爽やかな香りが漂っていたのと、白木蓮の花も咲いていた。春は確実に近づきつつあるのだ。

というわけでランニングは初めてのコース。5.9キロを42分。最近地味にペースアップできていて、キロ7分はコンスタントに出るようになってきた。

体重は88.8キロ。2食食べてこの体重ということは、朝なら87キロ台だな。明日にでも計ってみよう。

毎日ちょっとずつ、たとえ1キロでもいいから走りたい。そんなところからリハビリしてみようか。

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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 5.9キロ/11.3キロ/98.0キロ 
出走日数/トータル日数:15日/73日 出走率:.205('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
今日の体重:88.8キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

 

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ハノン メトロノーム60で1番から10番まで スラーで

チェルニー メトロノーム80で1番を3回、メトロノーム70で2番を3回

ソナタ10番 第一楽章 出だしからアレンジ1まで(1ページ目)を繰り返しを入れて3回

合計1時間

2週間以上まったくピアノに触れていなかったので物凄く下手になっていた(泣).当たり前。反復練習は大事だが、やはり練習曲ばかりだと詰まらないので、仕上げる目標を自分なりに決めようと思い、子供の頃に弾いていたソナタの10番を仕上げることを目標にしてみる。

不思議なもので15年ぶりぐらいで弾いても、2回ぐらい弾くと指がメロディーや和音を何となく思い出してくる不思議な感覚が宿る。しかし下手くそだ。

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 本書「騎士の十戒」は、北京オリンピックでフェンシング・フルーレ競技で日本人初の銀メダルを獲得した太田雄貴が書いた、自らのフェンシング史と競技としてのフェンシングの紹介、さらにフェンシング競技の根底に流れる「騎士道」を絡めて紹介した本である。

なにせまだ24歳の若者が書いた本であるため、ところどころに稚拙な思い込みや検証が足りない断定があったりするのだが、それを差し引いても、著者太田雄貴が持つフェンシングへの強く熱い思いがヒシヒシと伝わってくるし、新渡戸稲造の「武士道」を引用しつつフェンシングに宿る騎士道を説明する部分など、かなり良く練られた構成だと感じさせられる。

日本国内の競技人口は僅か数千人というマイナー競技フェンシング。太田雄貴は無名フェンシング選手だった父に誘われて10歳にしてフェンシングを始める。その日から4,000日以上、一日も休まずに練習を続けた彼の姿勢も大したものだが、幼い太田雄貴を導き続けた父もまた凄いと感じさせる。さらに、その父の隠れた想いを太田雄貴氏がしっかりと受け止め、著書で感謝の言葉を述べ続けているというのもなかなか凄い。

思春期を迎えた親子というのは、えてして親の想いに子が反抗し、その子の姿を見て親は怒ったり絶望したりして、なかなか親が思うような道に子供は進んで行かないものだが、太田親子は父が導くフェンシングへの道にまっすぐに猛進していったわけだが、これはなかなか希有なことである。

全日本入りしてからのウクライナ人コーチ、オレグ氏との確執とそれを乗り越える姿勢も若者ながら大したものだ。父や先輩との我流でやってきていた太田雄貴は当初オレグコーチの指導に共感を得られず、結果不振に喘ぎ、後輩達に追い抜かれて行くのだが、そこで一発頭を下げてコーチに教えを請い、意見が異なると思っても一度決めたら相手の指導にしっかりと食らいついて行き、結果オリンピックでの銀メダルにまでつなげてしまった。

向こうっ気が強く自分が納得していない相手に頭を下げられなかった自分自身の高校・大学時代と較べると何という違いだろうか。

どんなマイナー競技でも、世界的に人気がある競技であれば、強い選手が出れば国内での扱いも当然大きくなる。北京での太田雄貴の活躍をテレビで見てフェンシングを始めた子供達というのも少なくないだろう。

北京で獲得した銀メダルは「過去のもの」と言い切り、ロンドン五輪での活躍を誓う著者の今後の活躍に期待したい。

 

騎士の十戒    ——騎士道精神とは何か (角川oneテーマ21)
騎士の十戒 ——騎士道精神とは何か (角川oneテーマ21)
著者:太田 雄貴
出版社:角川グループパブリッシング
出版日:2009-02-10
価格:¥ 740
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本書、「天皇陛下の全仕事」は、産經新聞の宮内庁記者クラブに勤務していた著者、山本雅人氏が、現代の天皇陛下がどのような仕事をどのようにこなしているのかを定量的に網羅して捉えた本である。

僕自身天皇陛下の仕事内容については「たまに外国からの賓客があったら晩餐会をやったり、国体でスピーチしたり、相撲見たりしてんじゃないの?」ぐらいの知識しかなかったのだが、いやはや天皇陛下の仕事というのは実に多岐に渡り、しかも常に多忙であることを、本書を通して知ることができた。

元日は朝の5時過ぎから神事を行い、多い日には一日に6件ものアポが入り、静養中の御用邸にまで決済書類が追い掛けてきて、定年がなく天皇を辞めるには死ぬしか選択肢がなく、休日出勤も非常に多いという天皇陛下の超多忙な日々が、実に詳細に説明されていく。

昭和から平成に時代が変わり、今上天皇の時代になってから新たに始められた公務も多いということも知らなかった。大きな災害が起こった際に現地にお見舞いに行く活動や、サイパンなど、第二次大戦の激戦地に対する慰霊訪問なども、平成になって今上天皇が始められた新たな活動である。

多岐にわたる皇室行事のうち、神道に関連する行事には宮内庁職員は関わることができず、天皇のポケットマネーにあたる内廷費から支払われる職員を雇用していることや、同じ皇族でも天皇家と皇太子家と、それ以外の皇族では国家予算からの支出項目が違うことなど、僕らが知らない皇族についての知識が満載で、非常に興味深く読めた。

それにしても、職業選択の自由もなく、被選挙権も投票権もなく、住む場所も選べず、結婚をするにも内閣の承認が必要であり、定年もなく、決済する仕事は山のようにあっても拒否する権利はないなど、読んでいるとなんだか段々天皇陛下が気の毒に感じられてしまう。

ただ、日本の首相には国家元首としての自覚がないように思われる分、天皇陛下は対外的な品位や格という意味での日本の威信を一手に引き受けているように感じられ、やはり日本には天皇が必要なんだな、と改めて感じさせる本であった。

来年あたり、新年の一般参賀にでも行ってみるかな。あれも一生に一度ぐらいは行ってもいいかもしれない。

 

天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書) (講談社現代新書)
天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書) (講談社現代新書)
著者:山本 雅人
出版社:講談社
出版日:2009-01-16
価格:¥ 945
ランキング:1123位
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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 0キロ/5.4キロ/92.1キロ 
出走日数/トータル日数:14日/72日 出走率:.194('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
今日の体重:88.8キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

 

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先週あたりから、Mac関係のマニアックな媒体を中心に、Appleが近々タッチパネル式のネットブックを発売するのでは、という憶測が出ている。

僕は個人的にはAppleはネットブックなんか出す必要もないし、ネットブックを出すことは、せっかく今Appleが作り上げているブランド・イメージを損なうことになるので、むしろ「出すべきではない」ぐらいに思うんだよなあ。

だって、今どきスタンダードなスペックのPCで10万円以上の値段をつけて売っていられるのって、Appleぐらいなんじゃないかと思うんだよね。それにMacBook AIrみたいな、「軽くて薄くて素敵」で「高級」というブランド・イメージが出来ているのに、「軽くて小さくて」「性能が低くて安い」という、完全に矛盾するイメージの製品を出す必要が、果たしてあるだろうか。僕はその必要性を感じない。

ただ、以前噂に出ていた、大型のiPod Touchのような、PDA的でバイスであれば、可能性はなくもないかな、とも思う。

いずれにしても、Appleは、ただ「小さくて安い」ようなアプローチの製品は出さないだろう、というのが僕の視点なのだが、果たして当たるだろうか、外れるだろうか。

 

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Engadget Japaneseによると、Appleは3月17日(日本時間では3月18日の午前2時)から、iPhone OS 3.0とそのSDKを発表するとのことです。

昨年同様、この日は発表があるだけで、即日リリースということではないようです。

いやはやこれはとても楽しみですね。アッと驚くような新機能が搭載されるといいなあ、と今からワクワクします。懸案のプッシュサービスが搭載されるか、テキストのコピー&ペースト機能はどうか、Flashは動くようになるか、サードパーティー製アプリのバックグラウンド動作を認めるかなどなど、期待されている機能がたくさんありますからねえ。でもこれらがクリアされないと、「肩すかし」という評価が出てしまいそうで気の毒ですね。先端を走っているのに。

あと、メジャーアップグレードだけにこれって有償なのかなあ、と心配もしたり。まだ一年も使ってないものだから、無償がいいなあ<せこい

それにしても最近のAppleの攻勢は凄いですね。デスクトップ製品の一新、iPod Shuffle、そしてiPhone OSト、畳み掛けるように次々と新製品が発表されて行きます。

スティーブ・ジョブズCEO不在の間にAppleは停滞するのでは、という心配も、どうやら杞憂で済みそうで嬉しいですね。

さあ水曜日が楽しみだ!


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3月22日に迫る東京マラソンですが、今回は欠場することに決めました。

スポンサー枠での抽選のチャンスをくれたごろう君はじめ、応援してくれた皆さんには大変申し訳ありません。僕自身走ることをとても楽しみにしていたのですが、昨年12月からの環境の激変とそれに伴う慢性的な睡眠不足と体調不良、それに伴う精神状態の悪さで、とてもスタートラインに立つことができないと判断しました。

まずは毎日きちんと眠り、少しずつでも走れるようにコンディションを整えて、もう一度、走ることが楽しいと思えるように、早くなりたいと思います。

応援してくれた皆さんには本当に申し訳ないと思いますが、どうぞご理解ください。

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今日の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 0キロ/5.4キロ/92.1キロ 
出走日数/トータル日数:14日/71日 出走率:.197('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326) 
東京マラソンまで あと10日 
今日の体重:88.8キロ(07年1月15日: 102キロ、3月末の目標: 86.0キロ、最終目標: 77キロ)

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