先日午堂登紀雄氏の「脳を「見える化」するノート」を読んでいたく感銘を受け、それ以来手書きのノートを持ち歩き、思い付いたことを片っ端から書き込んでみている。
これが思った以上に素晴らしい。頭の中に一瞬浮かんでは消えて行くアイディアや考えなどが紙に固定化され、後から見返すことができ、しかも前後のページをペラペラとめくることで、思考と思考同士が結びつき化学変化を起こし始め、さらにアイディアが広がっていく。
もちろん情報収集や検索・蓄積は全てマシンを使った方が効率的だし有効なので、Mac、iPhone、会社のWindows、それを結ぶクラウドを最大限活用する。だが、溜まった情報を自分の人生にどのように投影して行くかを考える時には、紙が良い。
一度書き殴ったものを、数日経ってから見返して、その時点では思い付かなかった事柄を追記していく過程も重要だ。
テーマは何でも良い。「今度の旅行」でもいいし「読みたい本」も有効だし、メモを取りながら本を読むのもいい。特に実務書は内容を忘れてしまっては読む意味がないので、読みながら重要と思われる事項をメモしていくだけでも、後から見返すと本丸ごと一冊が思い返せる。
さらに、これを自分の人生の目標や野望などをテーマに実施するよう著者は進めていて、僕もこれは是非やってみたいと思っている。さすがに平日は時間が取れないので、予定のない週末にでも、じっくり腰を据えて取り組んでみようと思っている。
自分の足りない点を諌め、期限が曖昧になっている事項を見直し、優先順位を付け直すだけで、生き方が大きく変化するのではないかと期待している。
というわけで、ガジェット好きの僕の最新ツールは、大学ノートと無印良品の6色ボールペンになったのでした。とりあえず手許にある普通の大学ノートで始めてしまったが、持ち歩くと表紙がよれてきてしまうので、週末に頑丈でカッコいい、そして罫線が入っていないタイプのものを買いに行こうと思っている。
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