僕が使っているMacBookは2007年12月に買ったブラックタイプのもので、プロセッサーは今でもMacBookでは最速の2.2GHzのDual Coreで文句ないし、メモリは先日2GBから4GBに増強してこちらも良い感じ。
ただ問題は、内蔵ハードディスク・ドライブで、こちらは 160GBなのだが、これがもう満タンになって久しい。
購入時には「160GBもあったら一生持つんじゃないか」なんて思ったものだが、意外にも写真と音楽のデータが予想以上に大量にあり、購入してすぐにHDDはいっぱいになってしまった。
外付けにデータを逃がしたりしつつだましだまし使ってきたHDDだが、このところ季節も良く写真をたくさん撮っていたせいもあり、いよいよ残量が5GBを切ってしまった。これぐらいになってくると、仮想メモリを作ることができなくなって、システムの起動やらアプリの動作などが猛烈に重たくなってきた。
で、ここは気合を入れてHDDを大容量のものに取り替えるかと決心した。幸か不幸か僕が買った機種の後は目立った劇的な進化はしてないので、ここでHDDにお金を掛けて増強したとしても、まだまだ当分は使い続けられるだろうという目算もあった。
ではということで、まずは下準備というか下調べ。
MacBookに使えるHDDは、Serial-ATAの2.5インチのHDDで、しかも厚さが9.5mm以下でないとダメとのこと。
大容量にするからには、どーんと1TBにしたいと思って意気揚々と調べ始めたのだが、ノートPC用のSATA 2.5" HDDにはまだ1TBという製品はなくて、最大容量は500GBだった。自宅のTime Capsuleも1TBなので、ノートにも1TB積めるとばかり思い込んでいたのでちょっとガッカリ。でも、それでも今の160GBから較べれば3倍以上の大増設なんだよな、と思い直す。
というわけでHDDを注文。Amazonと楽天を較べたところ、WESTERN DIGITAL社の500GBが良さ気だったのでこちらを。その時は楽天の方が送料を含めても2,000円ほど安かった。注文翌日には到着したよ。ちょっと前までは到着までのスピードは楽天よりもAmazonが速いというイメージがあったが、最近は楽天もずいぶん速くなってきているんだなあ。
Western Digital WD5000BEVT ★内蔵HDD / 500GB / 2.5HDD SATA ☆ WD Scorpioシリーズ
あともう一つ用意しなければいけないのが、T-8というサイズのトルクスドライバー。またの名をヘクスローブドライバー。星形の穴に対応するドライバーね。こちらはビックカメラの工具売り場で無事ゲット。T-8だけのがなくて、ちょっと高級品になってしまった。果たして今後別のサイズに出番はあるのか?
さて、無事交換用HDDも届きトルクスドライバーも用意した。あと事前にするべきことは、MacとWindowsのバックアップだ。
Mac側のバックアップはTime Machineを使って毎日一時間毎にTime Capsuleに無線で自動バックアップがされているので、まったく問題なし。事前にきちんとバックアップが取れているかだけを確認すればOK。
問題はBoot Camp領域に入っているWindows領域のバックアップで、この部分だけはTime Machineでバックアップを取ることができない。
そこで登場するのが"Winclone"なるオンラインソフト。このソフトはBoot Camp領域のWindowsファイルすべてをバックアップしてイメージファイルとして保存してくれる。Time Machineのような差分機能はないので、HDD交換作業前に一度だけフルバックアップ。イメージファイルはWindowsの実質の使用ボリュームと同一になるようで、僕の場合Boot Campのパーティションは40GBで切っていたが、実際に使用していたのは14GB程度だったようだ。
Wincloneで保存したイメージファイルはLa Cieの外付けHDDに保存。よしよし。
というわけでバックアップも完了し、準備万端のはず。あとは作業あるのみ。うまく行ってくれよ~。
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