MacBookのHDDを160GBのものから500GBのものに換装するプロジェクト。第一回「準備編」はこちら、第二回「換装作業編」はこちら、第三回「データ復元トラブル編」はこちら。
さていよいよMacBookのHDD換装プロジェクトのレポートも今回が最終回。前回まででMacBookのデータの復旧が完了し、あとはいよいよBoot Camp領域のWindowsファイルの復元である。
作業は以下の手順で進めていった。
Macの「Boot Campアシスタント」を起動して、Windowsが使用する領域のパーティションを作成する。
外付けhDDを接続してWincloneを起動して、旧HDDからイメージファイルとして保存したWincloneファイルを選択し、"Restore"を選ぶ。
あとは待っていれば復元作業が完了。
以上で作業完了のはずだったのだが、Wincloneからデータを復元している最中にエラーが出て、ファイルが復元されなくなってしまう。もう一度やってみたがやはりダメ。
仕方がないので一旦Windowsのパーティションを削除して、再度作り直し、さらにMacBookを再起動してみたが、やはりダメ。
ほぼ丸一日色々と試行錯誤をしてみたが、どうしてもデータが復元できず、諦めることに。Parallels Desktop 4.0が入っていると悪さをしているという記事を見たが、その記事ではParallelsを入れる前に取ったバックアップから復元できたとあったが、僕は残念ながらParallelsを入れる前のWindows環境はバックアップしていなかったのでダメ。
翌々日には仕事でWindowsを使う必要があり、復旧までにかけられる時間がなくなってしまったため、Wincloneからのデータ復旧はここでギブアップし、再度一からWindows環境を再構築することにした。
翌日一日かけてWindowsとBoot Campの設定ファイル、ウィルス対策ソフトやVPNクライアント、それにOfficeやら何やらといった仕事で使うソフトを入れて無事環境構築は完了。でもバックアップから戻せなかったのは残念だ。
今後何か機会があれば、またWincloneからのバックアップにチャレンジして、レポートしたいと思う。参考にならずにすみませんでした。成功した!という方の記事があれば今後も参考にしたいと思います。
あ、そうそう、取り外した旧HDDは、ケースを注文してUSBの外付けHDDとして生まれ変わった。何に使うかはまだ決めたいないが、これも便利に使おうと思う。
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16時追記。
肝心の換装作業後の感想を書くのを忘れてた。
HDD容量が増えて精神的に気分が良いのはもちろんだが、やはりHDDの空き容量がほとんどないと、仮想メモリが確保できなくなっていたようで、HDDを交換したらやたらと動作が速くなって感動している。以前メモリを2GBから4GBに変えたのに、あまり速くなったように思わなかったのは、実はあの時点でもうHDDに空きがほとんどなかったからだったのだろうと今になって思う。
というわけで非常に快適です。一部の方のブログなどで、HDDの音が大きいという指摘があったが、今のところ僕のはそのようなこともなく、まったく問題なくサクサク動いています。
容量がない方は是非交換してみましょう!
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