僕は去年の8月にiPhoneを買った。今では考えられないことだが、発売日当日には「iPhoneはいらないな」とクールに考えていて、並んでいる人達のことも、実はあまり羨ましがっていなかった。
だが、今やiPhoneなしの生活なんて想像できないし、想像したとしても戻りたいとは絶対に思わない。そんな不便な生活はとてもじゃないが耐えられない。それぐらい僕の生活にiPhoneはなくてはならないものになったし、iPhoneによって僕の生活は大きく変化したと言っていいだろう。
今までiPhoneのアプリ紹介や新OS、新iPhoneの紹介などをしてきたが、今回はちょっと視点を変えて、僕の日々の生活にiPhoneがどのように関わっているかを、生活のシーンごとに紹介してみようと思う。
第一回は通勤編である。会社員である僕は、平日月~金は原則毎日会社に行って仕事をし、夜に帰宅する。
そして僕にとって朝の出勤前と出勤中は、iPhoneが大いに活躍する時間帯なのだ。毎日必ずすべてのことをしている訳ではないが、ほぼ同じと考えてもらっていい。
まずは出勤時には、ウェザーニュース タッチでその日の天気予報を確認する。最近テレビを視る習慣が消滅したので、MacかiPhoneで朝に天気予報を確認するという行為は重要だ。Macで見ておくのを忘れることが多いため、iPhoneのお世話になることが多い。iPhoneが日本で発売された当初は、定番のお天気アプリがなく右往左往したものだが、このウェザーニュース タッチがリリースされてすっかり落ち着いた。
次にその日の予定の確認。これはiPhoneの純正「スケジュール」で確認する。以前もこのブログに書いたが、僕はBusySyncとMobileMeを使って、会社のOutlook予定表とGoogle CalendarとMacのiCalを同期し、それをiPhoneでも共有しているため、仕事の予定もすべてiPhoneに入っている。
スケジュールの次はTo Doを見るのだが、こちらはRemember the Milk(RTM)を使っている。RTMのiPhone版はRTMの登録ユーザー(年会費$25)だけが使える機能だが、こちらも会社、自宅、iPhoneで同期が取れるので非常に便利だ。僕は単発のTo Doは紙のノートに手書きしているのだが、繰り返しのTo Doや決まってから実行するまでの日が空いているTo DoはRTMで管理している。
だいたいここまでを出勤前にちゃちゃっと済ませてから家を出ることが多い。忘れたら家を出てからやる。
そして通勤の間はiTunesでダウンロードしておいたPodcastで英語ニュースを聴いている。最初はNHKのワールドニュースだったのがVOAになり、BBCになり、最近はBBCとPRI、それにボストンのWGBHの共同製作によるPRI's The Worldというニュースが気に入っている。たまにBBCのBusiness Newsにすることもある。
耳で英語ニュースを聴きながら、電車の中ではBylineでRSSフィードを読んで過ごしている。以前はNetNewsWireで読んでいたが、オフライン時に画像が表示でき、さらに元のウェブサイトもキャッシュできるBylineが非常に快適で、すっかりこちらが定番になった。BylineはGoogleリーダーと同期されているので、通勤時に読み切れなかったフィードは会社で昼休みにWindowsマシンで続きから読むことができる。画像とウェブサイトをキャッシュするのに時間がかかるので、家を出るタイミングでiPodをオンにしたら、次にBylineを立ち上げてキャッシュが始まったことを確認してから家を出ると、地下鉄の駅までの間にキャッシュが完了している。
というのが僕の朝の定番。ちなみに帰りは英語ニュースの代わりに音楽を聴きながらRSSを読んだり、Twitter FonでTwitterのタイムラインを眺めながら帰ってくることが多い。それから、晩ご飯のおかずをiCookPadで検索したり、買い物メモをEvernoteに書き付けておいて、そのメモに従ってスーパーで買い物をしてから帰宅することが多い。
というわけで通勤だけでもずいぶんたくさんのアプリのお世話になってるなあという感想。いやはや本当に便利だわい。
次回はランニング&体調管理編にしようか、もしくは隙間時間有効活用編にしようかなーなどと思ってます。
通勤時のお薦めアプリや、iPhoneを活用した通勤のちょっとした小技なんかをお持ちの方は、是非アドバイス下さい!
コメントする