昨日第一回の「通勤編」をお送りした「iPhoneのある生活」シリーズ、第二回は「ランニング&ダイエット編」である。
ランニング&ダイエット生活にも、iPhoneがしっかり定着し、僕の生活を豊かにしてくれている。こういった使い方も、実際に購入して使い始めるまでは全く思い付かなかった。本当に便利なんだよなあ。
ランニングをする習慣がある人は分かると思うが、長時間走る際には音楽を聴きながら走りたい。何も音がないのもたまには悪くないが、毎日だと飽きる。というわけで、まずはiPodは必須アプリだろう。僕はミュージシャンやアルバム単位で聴くよりも、シャッフルで聴きながら走ることが多い。気に入らない曲はスキップしてしまえばいい。
次はアプリではないのだが、あると嬉しいし便利なのがiPhone用のアームバンド。以前はケースに入れたiPhoneを手に持って走っていたのだが、やはり邪魔だし汗でケースが汚れたり痛んだりする。
これはなかなか快適で、ボリューム調整もアームバンドに装着したままで出来るし、iPhoneを取り出したい場合も片手でスッと引き出すことができる。ただ、iPhone本体の自重がそれなりにあるので、長時間走っていると腕がだるくなってくる。その際はアームバンドごと反対の腕に付け替えるようにしている。
次に自分がどれぐらいの距離をいつ、どの程度のタイムで走ったかを記録できるGPSロガーで走行記録を管理する。Nike+iPodがまだiPhoneでは利用できないので、僕はiTrailというアプリを使っている。新規経路を作成して走り始める際に「開始」をクリックするとGPSのログを取ってくれるので、あとはせっせと走るだけである。
iTrailの優れている点は、Macユーザー向けにデスクトップ版が用意されていて、データをWi-Fi経由でMacに送れる点だろう。ランニングを終えてログ取得を終了したら、Mac版のiTrailを起動した状態でiPhone版のiTrailを起動すると、ログファイルをiPhoneからMacに転送できる。
iTrailはランニング以外にも様々な用途に使えるツールなのだが、難点が2つある。いずれもiPhoneの宿命ともいえるものなのだが、一点はバッテリーを非常に食うということと、もう一つはバックグラウンド動作ができないので、走っている間ずっとiTrailを起動したままの状態にしている必要がある点だ。ロックしてしまっても問題ないが、iPodを起動してしまうとiTrailは自動的に終了してしまうので、バックグラウンド動作が出来る純正アプリのiPodは終了し、iTrailを立ち上げておけばOK。
あと、これはiPhone以外のGPSロガーでも出やすい現象のようなのだが、記録されている個別ポイントの位置は正確なのに、トータルの走行距離表示が実際の距離よりも長くなる傾向があり、sあまり正確ではないようだ。僕はマピオンの距離測定サービスを使ってMacで正確な距離を測定して、その結果で走行距離を補正するようにしている。
iTrail以外に使うアプリとしては、Brightkiteとカメラがある。ルーティンで走っているコースと違う、物珍しい場所を走る際は、GPSで自分が居る場所を確認したうえでTwitterなどにも自動で呟いてくれるサービスBrightkiteで呟きながら走るのも楽しい。Twitter同様写真もアップできるので、景色の良い場所にやってきたときに、自分の位置情報とともに写真をアップするということもできる。ちょっとした信号待ちの間などにやると、気分転換にもなって良い。
さて、ランニングの成果は体重の減少という形で測りたいわけだが、僕はそれにはWeight Trackerというアプリを使っている。このアプリは日々の体重を入力して推移を管理するものだが、iPhoneからOKC Millionというサービスに接続する仕様になっていて、サイト側でログを取っているのが特徴である。要はiPhoneでも管理できるし、MacやWindowsでブラウザから管理することもできるのだ。僕はこのWeight Trackerのように、iPhoneだけで完結せず、MacやWindowsなどとデータを同期できるサービスが好きだし便利だと思っている。
というわけで去年の8月に始めた体重管理で、既に8キロの成果が出ている。これってiPhoneのおかげかなー。
という感じでアウトドア・ライフにもiPhoneは最高です!まだまだ日々の色んなシーンで活躍するんだなあ、これが。シリーズは続きますよー。
コメントする