日曜の昼過ぎにアップルストア銀座に行く用事があって銀座へ。
昼ご飯がまだだったので、どこかで蕎麦でも食べたいなと思いつつ銀座に到着したので、つい先日アップデートされたばかりの食べlogアプリをiPhoneから起動して近所の蕎麦屋さんを探す。
すると、現在地から500メートルほどのところに「明月庵田中屋 ぎんざ本店」なるお店があることが判明。iPhoneのGPSで場所を確認しながらぶらぶら歩いて到着。便利だ。
場所は銀座6丁目、晴海通りから並木通りに入って最初の角を右折し、外堀通りと並木通りの間にある路地にある。入口は明るい雰囲気で、ちょっと本格的なお店という佇まい。店内も明るい雰囲気で排他的だったり怖かったりということはない。13時30分過ぎに入店したが店内はほぼ満員の盛況であった。
メニューをざっと眺めると、品数の多さが目についた。そば(うどんもできる)の種類はそれほどでもないが、つまみの数が多い。うむむ、これは飲んべえとしては魅力的な構成だ。と思いつつふと周囲を見回すと、銀座で日曜の昼下がりというロケーションと時間のせいか、ほぼ全てのテーブルで大人な雰囲気の皆さまがビールや日本酒をクイクイやってらっしゃる。うーん素敵だ。
でも僕はこの後予定が色々あるのでアルコールは自粛して「豚冷しゃぶそば(ゴマだれ)」を、相棒は「ゴマだれそば」を注文。あーお酒飲みたいなあ。
到着したお蕎麦ですが、僕の豚しゃぶそばは、具にトマトや水菜も乗っていてかなり「今どき」風でした。豚肉は柔らかい肩ロースと思われ、脂身が丁寧に取り除いてあった。ゴマだれの味がちょっと薄いというか、醤油っけが足りなくて蕎麦の汁としてどうかな、という感じ。種のインパクトが強くて(トマトと豚肉だもの)蕎麦に注意が回らないが、それほど強い主張があるわけではないが、無難に美味いと思った。
相棒が頼んだ「ゴマだれそば」を一口もらうと、あらら、こちらのタレはしっかり醤油っけがあってコクが良い感じ。あれーこっちにすれば良かったか?
老舗蕎麦店のお蕎麦はボリュームが極端に少なくてガッカリすることがあるが、ここはボリューム的には結構あって普通におなかがいっぱいになった。
接客は何だかスマートではない点が目についたというのが正直なところだが、不満というほどでもない。まあ可もなく不可もなくといったところか。お酒を注文しなかったのだが、お茶はお願いしないと出てこなかった。だが、このお茶(玄米茶だった)が猛烈に美味しかった。頼まないと出てこない点をマイナスすべきか、猛烈に美味しいお茶だった点をプラスすべきか、悩むところだ(笑)。
お値段的にもボリュームの割にはリーズナブルといって良い価格だと思う。お酒抜きで二人で2,500円。まあまあだよね。
銀座で「蕎麦」となった時にはまた立ち寄っても良いかな、と感じた初訪問だった。次回は夕方に来てチビチビ飲みたいなあ。あ、そうそう、ちゃんと確かめたわけじゃないが、近くのテーブルの方がハモの刺身を食べていたような気がする。蕎麦屋さんでハモの刺身がツマミにあるってのは何だかずいぶん素敵な気がする。夏だねえ。
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明月庵田中屋 ぎんざ本店 (そば / 銀座、東銀座、日比谷)
★★★☆☆ 3.5
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