「旬菜バー しばらく」は、渋谷駅東口から明治通りを原宿に向けて5分ほど歩いたところにある居酒屋さんです。
何度か友人に連れられて来ていたのですが、知人と男2人で渋谷で飲むことになり、ふと思い出して予約してみました。渋谷で40代男性2人がゆっくり落ち着いて飲めて、しかもリーズナブルでというと、金曜日は特に難しいですよね。
入口はあまり目立ちませんが、一応看板が出ています。地下に下りると重たい引き戸があり、ちょっと洞穴風な雰囲気です。カウンターが10席程度と4人掛けのテーブル席が半個室状態で並んでいます。テーブル席の椅子は木製で、クッションがないので、長く座っているとお尻が痛くなります。
前に来たときも感じたのですが、このお店は客層が落ち着いているので大人の男性2人でも入り易くて助かります。渋谷だと学生さんや若い人達に圧倒されてしまい、静かにチビチビ飲む場所を探すのが大変なので、この点はポイント高いです。この日も30代、40代の方達が中心で、学生さんは皆無のようです。
メニューは和洋折衷の今どき居酒屋メニューです。創作し過ぎていないところが好感が持てます。お酒は日本酒と焼酎中心ですが、ワインも赤・白それぞれ数種類ずつ置いています。カクテルもそれなりにあるようです。
注文した料理のうち、インパクトを感じたのは鶏の唐揚げです。一口大に切ってから揚げるのではなく、大きなまま揚げて、カットした物が出てきます。中華風のソースと良く合い、鶏の揚げ具合も丁度良くジューシーで、なかなか良かったです。お刺身には残念ながら情熱を感じませんでした。
接客についてはかなりフランクですが、言葉数ばかり多くて意味をなさないチェーン店のマニュアル接客よりはずっと良いと思います。簡潔にして必要十分です。失礼な対応などはまったくありません。
お値段ですが、男二人でビールを一杯ずつの後で赤ワインをフルボトルで2本飲み、あれこれつまんで一人6,000円でした。まあこんなものでしょう。及第点です。満足です。
1. 渋谷で、2. 金曜日に、3. 40代の男2人で、4. 静かに、5. そこそこの値段で、6. 、そこそこの料理とお酒を、7.そこそこの雰囲気で、8. そこそこの接客レベルで。
上記8つのポイントを見事に網羅しています。そういう意味で満足ですし、今後も利用したいと思います。どこも予約せずに週末の渋谷で上記ポイントを全部抑える居酒屋を見つけるのはとても困難だと思いますので、個人的には気に入っています。
椅子にクッションだけは置いて欲しいな〜。
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旬菜バー しばらく 渋谷店 (居酒屋 / 渋谷、神泉、表参道)
★★★☆☆ 3.5
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