古い仲間との飲み会を設定するにあたり、「宮崎地鶏炭火焼 車 有楽町店」を食べlogで「有楽町」、「居酒屋」で検索して見つけ予約。男4人、全員40代男というメンバーである。
お店は有楽町駅から新橋に向かうJR線の高架下、にある。マリオン前からニュートーキョーを左に見て、晴海通りを左折して2分ほど歩いたところ。大きな「車」一文字の看板が目立ち、分かりやすい。半地下になっており、階段を数段下りて店内へ。
予約席には担当者からのご挨拶のカードが置かれており、接客に工夫をしているようだ。内装も落ち着いていて居酒屋というよりはダイニング・バーのようだ。有楽町という場所柄もあり、客層も比較的落ち着いていて騒々しくないのも好ましい。
さて、タイトルに「ちょっと残念」と書いてしまったが、残念だったのは料理である。まずメニューのラインナップが少なく、ほとんど鶏料理ばかりだったこともちょっとバリエーションに欠けていると感じた。予約にあたって「鶏料理屋」ではなく「居酒屋」で検索してヒットした店だったので、鶏料理が中心だろうが、鶏以外の居酒屋メニューも普通にあるだろうと思っていたのだが、ほとんどが鶏料理ばかりであった。
お店が設定したのか参加者が設定したのか分からないが、鶏料理オンリーであるならば、「居酒屋」カテゴリーではなく、「鶏料理」カテゴリーに登録した方がより親切だと感じた。
あと、全体的に味付けが濃すぎて塩辛い点が残念だった。お通しも辛くて全員残してしまったし、鶏のモモ肉の炭火焼もかなりしょっぱくて難儀する。
あと、鶏以外の創作料理についてもちょっと首を傾げるものが多かった。「焼き野菜のシーザーズサラダ」だが、大きく切り出したパプリカなど数種類の野菜を炙ってその上にシーザーサラダドレッシングがかけてあるだけ。しかもボリュームがとても少なくて、平皿にこぢんまりと盛ってある。
これを「サラダ」と呼ぶのはかなり苦しいと感じつつ、「酢キャベツ」も試してみたが、これは生のキャベツにお酢がかかっていた(我々はザウアークラウト的なものを想像していた)。うーんという感じ(^_^;)。
肝心の鶏については、もも、軟骨、せせりを試してみた。歯ごたえはいいのだがやっぱり塩辛い。それともう一つ気になったのが鶏が妙に黒いことだ。あれは宮崎独特の料理法なのだろうか?炭焼きの墨がへばりついてしまったように黒く焼けこげている感じでちょっと抵抗があった。
お酒は4人でビールを一杯ずつ飲んだあと赤ワインを一本注文。お酒にはもちろん問題なく、美味しく頂いた。ただ、上述した感じで食事が進まず、ワインを一本空けた時点でお店を出ることに。滞在時間約40分、お会計は4人で12,000円程度だった。
接客はしつこすぎずラフすぎず快適だったし、お店の内装も良かったのでちょっと残念だった。たまたま僕らが行った日だけが塩辛かったのかもしれないが、ちょっと僕らにはキツかった。
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宮崎地鶏炭火焼 車 有楽町店 (鳥料理 / 日比谷、銀座、有楽町) ★★☆☆☆ 2.5
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