下北沢の沖縄料理店「シーサーズ下北沢店」を利用。チェーン店で六本木や吉祥寺にもあるらしい。
月に一度の勉強会が終わった後の反省会兼遅い食事&飲みとして21時半前に入店。場所は下北沢駅南口から徒歩1分、ビルの3階で、ネオンが目立つ。店まではエレベーターで上がれるのだが、これが恐ろしく古くて揺れ、怖い。今どきこんなに時代がかって年代物のエレベーターには、滅多にお目にかかれない。
店内は照明が落ち木目調で落ち着いた雰囲気だが、特筆すべきはテーブルとテーブルの間隔がとてもゆったりしていることだ。詰めようと思えば倍とはいかずとも、1.5倍ぐらいの人数は入れるのではないかと思うぐらい、余裕を持って配されている。何かと狭苦しい作りの店が多い中、このゆったり感はなかなかのインパクトだと思う。
下北沢にしては客層は比較的年齢の高い人が多く、僕らが入った後にはサラリーマン風の男性4人という来店もあった。日曜日以外は朝5時までの営業だそうなので、バーとしての利用も多いのかもしれない。
メニューは典型的な沖縄料理が並んでいると思うのだが、実は沖縄料理はあまり詳しくないので、メニューが正統派なのか創作系なのか、正直良く分からない(^_^;)。お酒はずらりと泡盛が並んでいるが、それ以外にもワイン、焼酎、カクテルなども充実している。
パパイヤサラダ、ラフテー、豆腐チャンプルー、グルクン唐揚げ、タコライスなどを注文。グルクンというのは魚の名前で、沖縄県の「県の魚」なのだそうだ。アジぐらいのサイズの魚が丸ごと一匹揚がって出てくるのだが、あっさり繊細でなかなか美味い。豆腐チャンプルーもラフテーも皆しっかりした味付けで美味しかった。
乾杯は沖縄料理なのでオリオンビールで、その後は石垣島の泡盛、「八重泉」をロックで。泡盛は原材料と製造工程がラムに似ているだけあって、この八重泉も、ハードなホワイトラムにちょっと似た奥行きと味わいがあっていける。スッキリしていてふわっと気分が高揚する(あがる)。
接客してくれたお兄さんは愛想が良くて気も配ってくれるのだが、いかんせん注文を忘れる癖があるようで、僕のオーダーも二度忘れられたが、他のテーブルのおっちゃん達も声を荒げて文句を言っていたので、日常的に忘れてしまうようだ。こういう人はメモを取るという基本動作を憶えてもらいたいなあ。
二時間の滞在でお代は4人で1万円ちょっと。下戸が2人いたにしてもリーズナブル。
というわけでなかなか美味しい沖縄料理屋さんだった。僕は昔から沖縄料理に対して根拠のない苦手意識があったのだが、どうやらそれは単なる食わず嫌いだということを最近認識してきている。泡盛も色々追求したら面白そうだし、ちょっとハマってみてもいいかもしれない。
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シーサーズ 下北沢店 (沖縄料理 / 下北沢、池ノ上、東北沢)
★★★★☆ 4.0
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