先日購入したiPhoneアプリ、iMandalArt。斬新なUIと軽快な操作感もさることながら、従来にない9マスを深く深く掘っていく感じが斬新的な思考育成支援アプリだ。
iMandalArtについては、過去に3つのエントリーを書いているので、参考にしてもらいたい。
あなたの中に眠る思考を開放せよ!iMandalArt、こいつは凄い!(第一回)
iMandalArt3日目、とりあえず現段階でのまとめ(第三回)
というわけで非常に魅惑的なiMandalArt、我流でガンガン使っているものの、「本当にこれで良いのだろうか」という思いもあり、きちんとしたテキストを読んでみたいと感じていたのだが、探してみたところ、何冊かのテキストが見つかった。
その中から、まずは最初に目についた、松村寧雄氏著、「マンダラ思考で夢は必ずかなう!「9マス発想」で計画するマンダラ手帳術」を読んでみた。
ちなみに本書の著者松村寧雄氏は、マンダラチャートの開発者である。iMandalArtは、マンダラチャートをアプリ化した商品なので、この松村氏がiMandalArtの生みの親と言っても過言ではないだろう。そう考えると凄い!
というわけで期待しつつ読んでみた。そして期待通り、マンダラチャートの本来的な使い方や利点などを俯瞰的に理解することができて非常に勉強になったし、面白かった。
そもそも何故自分がiManralArtにはまるのか、という点について考えられたことからして面白かった。通常の手帳などでの目標管理では、単一の目標に直線的に向かっていってしまい、他の目標とのバランスが悪くなるのだが、マンダラチャートは必要な構成要素を同一画面に表示したうえで中核に目標を置くことで、目標達成に必要な構成要素をバランス良く見ることができるということに気づかされた。
本書では、人生全体の目標を一番上位のチャートとして持ち、その下位に年次、月次、週次、日次のチャートを持つよう説いている。これも人生全体を文章として俯瞰するうえで有効であろうと感じた。目標設定などの方法論についての記述はあまりないが、そのあたりは吉越浩一郎氏や渡邊美樹氏などの著書を参考にすると良いのではないだろうか。
もちろん個別のテーマに関してのチャートを作ることも可能だし、それも良いことだと思う。だが、個別のテーマが自分の人生のどの位置に配置されるべきものかを理解してスタートすれば、そのテーマに対する意気込みも違ってくるし、テーマの期限の設定や優先順位付けなども容易になるだろう。
豊富な図解とサンプルが含まれていてわかりやすい。本書ではアプリではなく紙の手帳を使っているが、この本の記述をサンプルにしつつ、iMandalArtで人生設計してみようと感じた。
松村氏は他にもマンダラチャート本を複数書いているので、順番に読みつつ深めていきたい。
iMandalArtのダウンロードはこちらから(1,500円)
マンダラ思考で夢は必ずかなう! 「9マス発想」で計画するマンダラ手帳術
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