今夜のお酒はスコッチ・ウィスキー、"クレイモア"を。
"Claymore"という単語は元来はスコットランドの戦士が使っていた両刃の剣を意味し、ラベルにも剣を手にした戦士が描かれている。
さぞかし由緒正しい銘柄かと思いきや、実はまだ30年程度しか歴史がない新しいブランドだが、後発だけに良く研究されており、仕上がりのレベルが高いものになっている。
ロックで飲むと、強いモルトがガツンときて、ごつごつした芳香が魅力なのだが、水割りやソーダ割りにすると、その強さが影を潜め、するりとした滑らかな風味に姿を変えてしまう。
バランタインほど甘くなく、よりストレートで野性的、この個性を楽しむには、やはり割るよりはロックかストレートで楽しみたい。
ウィスキーは若い頃はスコッチよりもバーボンだったのだが、30を過ぎたぐらいから、徐々にスコッチやアイリッシュが好きになり、ここ数年はバーボンは買って飲むことはなくなった。
スコッチの独特の臭さと強さが、バーボンの甘さやまろやかさとは対照的で、一度スコッチにはまると、もうバーボンには戻れないような気がしている。まあ、いつ気が変わってバーボンバーボンと騒ぐか分からないけど(^-^)。
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