2009年12月アーカイブ

2009年も残すところあと僅か。今年は波乱万丈ながらもとても充実した一年だった。

というわけで2009年最終更新は、極私的な、僕自身の10大ニュースをお届けしようと思う。個人的過ぎてアレかもしれないが、まあご愛嬌ということで(^_^;)。

10位:40歳になる

まあこれは放っておいても誰しもが通過することなので騒ぐほどのことではないのですが、やはり40歳というのは感慨深いことは確か。カッコいい40代を過ごしたい。心も身体も。

9位:髪形をチェンジ。坊主頭に

20歳前後から髪形はずっとスーパーハードのジェルで固めてオールバックだったのだが、今年の10月にバリカンを購入して坊主頭に。最初はちょっと抵抗があったのだがこれが意外と好評で、ごくごく一部から「市川海老蔵みたい」などという有り難い言葉まで頂いて大いに調子に乗っている今日この頃である。

8位:テレビを全く見ない生活に

去年まではそれほどどっぷりではないまでも、そこそこテレビは見ていたのだが、今年になってどんどん見ない日が多くなり、ついに10月以降は1秒もテレビを見ないまま年越しとなった。テレビを見ないと時間がゆったり流れてとても心地良いし、やるべきこともどんどん片づく。最初ちょっと寂しいが、皆さんも実践してみては?

7位:弁当男子完遂!

ブログではほとんど触れなかったが、今年一年間、月曜〜木曜の4日間は全ての日お弁当を会社に持参した。金曜日だけは外食OKの日にして気分転換しつつ頑張った。面倒な日にはお総菜を買って詰めただけの日もあったし相方が作ってくれたものを詰めただけの日もあったが、とにかく一日もさぼらなかったことは、節約の面でもダイエットの面でも非常に効果が大きかった。来年は弁当ブログも書くかな?

6位:読書100冊

正確には数えていないのだが、ブログのBook Reviewの数から考えて今年は約100冊の本を読んだようだ。前半は小説も結構読んでいたが、後半は実用書、特に自己啓発系のものが多かったように思う。来年は200冊を目標に読書に励みたい。そして実用書だけではなく小説もたくさん読みたいな。

5位:ブログを書きまくった

このブログは2008年12月スタートだが、その前もテキストベースのWeb日記を1996年から書き続けてきたわけだが、今年ほどエントリーを更新しまくった年はなかった。特に年の後半は、朝にランニング日誌を、昼に読書や音楽ネタを、夜にMacやiPhoneや楽天ネタをという感じで1日3更新を目標に書きまくった。短い時間で思考を整理してアウトプットするための訓練としてやっているわけだが、とても良い訓練になったと思うと同時に、エントリーごとにいろいろな方から反響を頂き、とても嬉しかった。

4位:親指シフト、NICOLAキーボードを習得

勝間和代氏の著書に触発されて親指シフト、NICOLA配列キーボードに超戦。5月から開始して年末の時点でようやくローマ字打ちより速く打てる程度まできている。来年はさらに修業を続け、ローマ字打ちの倍の速さで打てるようになりたい。

3位:22キロのダイエットに成功!

今年一年の成果ではないのだが、去年の正月に102キロあった体重を、一昨日までに79.8キロにまで落とすことに成功。実に22キロのダイエットである。スーツもジーンズもまったくサイズが合わなくなり買い直し。特に今年の夏からは見た目的な痩せ具合が進行し、会う人皆に「痩せたねー」と感心されて大いに喜ぶ。学生時代の体形に戻すため、来年もまだまだ頑張りたい!

2位:ランニングAddict進行。ついにハーフマラソンを完走!

10年前に始めたランニングが今年大爆発。Twitterでアビさんという同い年の同士を得て、彼の背中を見つつ走り続けた。春には生まれて始めて10キロマラソンレースに参加し、その後10月にも10キロ、そして12月には念願のハーフマラソン大会に出場して無事完走を果たした。そして走りが進化するのにつれてウェアやシューズも進化。いまや見た目はいっぱしの市民ランナーである。

1位:TwitterとiPhoneの出会いが大爆発!

Twitterに登録したのは2008年秋だったのだが、多くの初心者同様「宇宙に俺独りぼっち」状態となり放置。今年に入ってから徐々に面白さを理解し始めて本格的にスタート。これがもう面白くて面白くて。完全にはまってしまった。人間関係が成熟しているのも魅力で、日記時代以来数年ぶりにオフの主催までさせてもらった。メンバーの共通の話題はもちろんiPhoneで、僕もブログにも随分たくさんのiPhoneネタを書かせてもらった。来年もさらにiPhoneとTwitterの黄金コンビを活用して皆さんと繋がっていきたい!

というわけで、とにかく皆さんに支えられてこの一年をとても良い形で乗り切ることができた。一年間応援していただいて本当にありがとうございました。

来年はもっとたくさん走り、もっと美味しいお弁当を作り、もっと良い本を読み、もっといかした音楽を聴き、新型iPhoneを当日朝行列して購入し(・∀・)、そしてもっとたくさん呟き、そしてもっとたくさんの方達と乾杯して、もっとたくさんの時間を皆さんと共に過ごしたい!

2009年本当にありがとうございました!これで打ち止めです!

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このブログを書くのになくてはならないスクリーンキャプチャ・アプリ、SimpleCapのバージョン1.1がリリースされた!嬉しい!

β版をこのブログから独占配信させていただいていたのだが、この度晴れて正式リリースとなった。使い勝手がとても良くて大変重宝するアプリなのだが、今回のバージョンアップでさらに便利になった。具体的な使用方法等については以前紹介したエントリーがあるのでこちらを参照してください。

作者様のサイトによると、変更点は以下の通り:

  

simplecap1.png追加・変更機能
 1. Mac OS X v10.6 に対応した
 2. 環境設定でホットキーが変更できるようになった
 3 ログイン時自動起動設定を追加した
 4 QuickConfig他、ボタンを押した時にメニューが出る様にした。
 5. [範囲選択キャプチャ] Undo/Redo が使えるようになった(Command+Z)
 6. [メニューキャプチャ]メニューバーを実際の幅に合わせるオプションを追加した
 7. [ウィンドウキャプチャ] 前回選択したウィンドウが次回選択済みになるようになった
 8. [SimpleViewer] アプリケーションボタンパレットを追加した
 9. [SimpleViewer] クリップボードへのコピーを追加した
10. [SimpleViewer] 画像ファイル複製を追加した
11. [SimpleViewer] 縮小保存を追加した

バグ修正
 1. 「環境設定...」で設定した「画像フォーマット」がキャプチャ時のクイック設定に反映されない現象に対応
 2. [マルチスクリーン利用時] メニューバーが存在するスクリーンのサイズが、他のスクリーンのサイズよりも小さい場合に正確にキャプチャが撮れない現象に対応
 3. [マルチスクリーン利用時] ウィンドウキャプチャが正確に撮れない現象に対応
 4. ウィンドウキャプチャでタイマーキャンセルした時に選択中のウィンドウのサイズが更新されない現象に対応
 5. [Mac OS X v10.6] スクリーンキャプチャで動作が止まる現象に対応
 6. [Mac OS X v10.6] ウィンドウキャプチャでウィンドウ選択中に落ちる現象に対応
 7. [Mac OS X v10.6.2] 保存形式がJPEGで影付きの場合に縁が黒くなる現象に対応

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ますます便利になったSimpleCap 1.1!なんとフリーで使わせてもらえるのだ。Macな皆さんは是非!

SimpleCapのダウンロードはこちらから(作者のHashiguchi様のぺージ)。

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7時過ぎ起床。Sleep Cycle alarm clockは7時半に掛けていたのだが、アラームが鳴るより先に起きてしまった。やはりあんまり意味がないかも(^_^;)。

さてさてついに大晦日である。一年の〆、ファイナル・ランに出走。一昨日、昨日と続けて外のみしてしまい体調はイマイチで身体も重い。のんびりと7.6キロを走り無事今年の走り納め。

今年は9月1日から雨の日も風の日も走り続けた。来年この記録がどこまで伸びるか楽しみだ。

体重は外飲みのせいで81.0キロと目標には届いていないが、先週後半から今週前半にかけて79.8キロに到達していたのでまあ良いだろう。

来年もたくさん走りたい。今シーズンはあと1本か2本ハーフを走り、来シーズンにフルというのが現在の目標だ。

というわけで今年のランニング日誌はこれにて〆。ありがとうございました(^-^)。

--

昨日の食事:

朝:パン2種、キウイフルーツ、コーヒー(9:30)

昼:おでん、ご飯、お漬物(13:00)

夜:飲み会であれこれ(17:00)

お酒:ビール2杯、ワイン1本程度、スコッチソーダ割り1杯

間食: なし

コメント:二日続けて外飲み〜。

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今日の走行距離/今週の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 7.6キロ/31.8キロ/193.8キロ/1,241.5キロ

12月の走行目標(再設定:200キロ)まで:あと7.2キロ

今週の走行目標(30.0キロ)まで:達成♬

出走日数/トータル日数:242日/365日 出走率:.663('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326)

122日連続出走中

今日の体重:81.0キロ(07年1月15日: 102キロ、12月末の目標: 79.8キロ、最終目標: 77キロ

 

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先日購入した"iPhone体重計"ことWiFi Body Scaleだが、設定も終了したので使用を開始したのだが、それに先立ってiPhoneアプリをダウンロードしたのでこちらもレポートしておこう。

ちなみにバックナンバーはこちら。購入前のものは省いてます。

iPhone体重計 "WiFi BodyScale"がやってきた!開封の儀なう!

iPhone体重計 "WiFi BodyScale"がやってきた!設定なう!

というわけで、このWiFi BodyScaleはその名の通り、測った体重と体脂肪量(率)をWi-FiでWebのオンラインサービスに飛ばし,そのサービスでデータの履歴と目標に対する乖離などを管理することができる製品な訳だが、そのWebサービス上のデータを閲覧できるiPhoneアプリも無償提供されている。

従来体重はiPhoneアプリ"WeightBot"Weightbotで、体脂肪率は"RecRecDiet"RecRecDietに手で入力して管理していたが、このアプリがあればわざわざ入力しなくてもいつも最新データを閲覧することができるようになる。楽だ!

というわけで早速無償の"WiScale"WiScaleというアプリをダウンロードしてインストールしてみたので紹介しよう。

 

IMG_0311.jpg   IMG_0312.jpg

 

左が起動画面。フランス製だけあってあちこちのデザインがいちいちカッコいいのがこの製品の魅力だ。そして右が初期設定画面。BodyScaleを持っていなくてもアプリはダウンロードできるが使い道がないのでこの画面がでるのは当然か。というわけでWebサービスで作成した自分のアカウントを設定する。

 

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メールアドレスとパスワードを入力してログインするのだが、右の画面を見てもらうと分かると思うが、アドレスブックに自分のE-Mailアドレスを登録してあれば、本のアイコンをタップすることで手入力しなくてもOKだ。細かいところだが気を使っている。

IMG_0315.jpg   091230-03.jpg

左がユーザー設定画面。今は僕しか登録されていないので僕のアカウントしか表示されていないが、例えばお子さんがいる家庭などは、家族全員分をWebサービスで登録しておけば、ここで切り替えて表示させることができる。成長記録としても良いのでは?

そして右の画面が表示されればログイン完了!さあ楽しみだ!

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左がデフォルトの表示画面。上から体重、除体脂肪量、体脂肪量(率)が表示されている。そして左上のiマークをタップすると右の設定画面に切り替わる。ここでユーザーの変更や同期のオン・オフなどが設定できるのだが、「インポート」という項目があるのが気になった。

 

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おお!WeightBotのデータをインポートできるとな!これは予想していなかったが嬉しい機能だ。ということで早速WeightBotのデータをインポートしてみた。

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そしてインポートが終わった後でiPhoneを横向きにしてグラフを表示させてみた。直近で体重が大幅に増えてしまっているが、これは以前から使っている体重計とBodyScaleで誤差が約3キロ出てしまうためである。恐らく古い体重計の数値が正しくないのだと思う(古いし、スプリングがちょっと変になっていたし)。

ちなみに今朝の体重は古い体重計が80.2キロだったのに対しBodyScaleは83.3キロ。3キロも重いとはショックだなあ。でもこれが事実と受け止めよう。年内は古い体重計の数値を使い、元旦からBodyScaleのものを採用するつもり。今年の目標は古い体重計で設定していたので、結果もそれを使わないとね。

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画面を上下にフリックすると体重だけではなく体脂肪量(率)や除体脂肪量も併せて表示させることができる。上の画面は体脂肪量(率)が併載されいているもの。体重と較べてグラフが短いのは、体重だけがWeightBotからインポートされたため。

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こちらは体重と除体脂肪量が併載されたグラフ。

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グラフの表示画面をダブルタップするとグラフ期間が変化する。半年、3ヶ月、一ヶ月、一週間の順に変化する。上の画面は一番細かい一週間の画面である。また、長期間のグラフになっている場合は左右にフリックすることで期間を遡ることも可能。

あと、BodyScaleで計測した後にiPhoneアプリを起動しておらず、データが同期されていない状態になっていると、ホーム画面のアイコンにバッジが出る。バッジの数字は未同期のデータの数である。

以上である。とても使いやすくデータも見やすいので気に入った。でも何となく、将来体重や体脂肪率のような蘇生データとRunKeeperやNike+でログった運動データ、それにWebサービスのかわるナビやiPhoneアプリのRecRecDietなどが連動するサービスが出てくるんじゃないかと期待している。クックパッドも乗っかってもいいよね。

WiFi BodyScaleは単なる体重計ではなく、フィットネスデータを総合的に管理するためのツールの一つとして今後機能していくことになるのではないか。そう考えると早く"iPhone冷蔵庫"とか"iPhoneレンジ"なんかが出てこないかと期待しちゃうなあ。未来はもう目の前だ!!

 

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村上春樹氏著、「回転木馬のデッド・ヒート」を読了。

この本は10年以上前に購入し、何度も読み返している。今回久し振りの再読。

今年後半は実用書ばかり読んでいて小説やエッセイを読んでおらず、年内になにか一冊小説を読みたいと思い、この短編集をチョイス。僕は村上春樹氏は短編より長編が好きなのだが、この短編集は好きだ。

で、「小説」書いてしまっているが、実はこの短編集は厳密な意味では小説ではない。なぜなら、ここに書かれている話は実話ばかりだからだ。

村上春樹氏が周囲の人から聴いたちょっと不思議だったり日常の中の非日常だったりした話をまとめたもので、彼自身もこの短編集は「正確な意味での小説ではない」と述べている。

従って、この本にまとめられている8つの物語に出てくる「僕」は小説の主人公としての架空の「僕」ではなく、著者村上春樹であるというのも、実はとても特殊かつ貴重なものである。

村上春樹氏の短編はどれも長編と比較すると物語全体が静寂に覆われたように静かなものが多いが、この短編集もやはり全体的にとても静かな物語が多い。

8編のうち、特に気に入っているのが35歳の誕生日に自分の人生の「折り返し地点」はここだと決める男の話、「プールサイド」。最初に読んだ時僕はまだ35歳になっていなかったが、今こうして自分が40歳になってから読むと、以前とはまた違った感慨があるものだ。

久し振りに小説を読んで楽しかった。来年は実用書ばかりではなく小説ももっと読もう。

 

回転木馬のデッド・ヒート

 

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6時起床。昨夜は仕事の打ち上げで酔っぱらって帰宅。コートも脱がずにそのままバッタリ倒れて寝てしまった。

起きたら比較的気分はすっきりしていたので早速支度をして出走。元気が続けば15キロ走ろうと出かけ、調子が良かったので皇居を一周する16キロコースへ。年末のせいか走っている人がとても少なかった。今までで一番少なかったような気がする。

という訳で無事16キロを100分丁度で完走。以前に較べると楽に走れるようになってきた。

そろそろ来年最初のレースも申し込まないとな。フルはまだ怖いのでハーフをもう一本走ろうかと思っている。

--

昨日の食事:

朝:パン2種、リンゴ、コーヒー(7:30)

昼:お弁当:豚生姜焼き、サラダ、ご飯、みそ汁(12:00)

夜:打ち上げでお寿司や鶏唐揚げなど(18:00)

お酒:ビール1杯、ワイン1本程度、ウーロンハイ1杯

間食: なし

コメント:疲れているところに飲は過ぎはダメです(- -;)。

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今日の走行距離/今週の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 16.0キロ/24.2キロ/186.2キロ/1,233.9キロ

12月の走行目標(再設定:200キロ)まで:あと13.8キロ

今週の走行目標(30.0キロ)まで:あと5.8キロ

出走日数/トータル日数:241日/364日 出走率:.662('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326)

121日連続出走中

今日の体重:80.2キロ(07年1月15日: 102キロ、12月末の目標: 79.8キロ、最終目標: 77キロ

 

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今週のミュージック・レビューは1985年発表のThe Power Stationのアルバム、"The Power Station"を紹介しよう。

The Power Stationは恒久的なバンドではなく時限ユニットとして登場した。そのため活動期間もごく短く、アルバムもこの一枚しか発売されていない。

にも関わらず、その作品の完成度の高さと発表当時のインパクト、そしてメンバーのきらびやかさなどから、80年代の伝説となっている。

メンバーはヴォーカルがRobert Palmer、ギターがDuran DuranのAndy Taylor、ベースが同じくDuran DuranのJohn Taylor,そしてドラムがChicのTony Thompsonという布陣であった。

Duran DuranのメンバーであったAndyとJohnは、Duran Duranの音楽の嗜好性がニューロマ・アイドルバンド的であったことに元々不満を持っていたとされ、バンドが二つの別プロジェクトを立ち上げ活動することになった際に、Tony ThompsonとRobert Palmerを誘い、このThe Power Stationを結成した(残りのDuran Duranメンバーは別途Arcadiaというユニットを結成)。

バンド名はNYのThe Power Stationスタジオから採用した(今は名前が変わっている)。

Power Stationの特徴を3つ挙げろと言われれば、恐らく誰もがすぐに僕と同じことを思い付くのではないだろうか。それぐらい彼らは突出していたし素晴らしかった。まさに伝説と言われる所以であろう。

1. Robert Palmerのダンディーでセクシーな歌声とメンバー全員が美形であった故のビジュアルのカッコ良さ

2. AndyとJohnのソリッドで攻撃的なサウンドとTony Thompsonのドカドカ・ズドズドと響く圧倒的なドラムによる硬質で強いロックと、プロデューサーBernard Edwardsによるファンクの融合によるダンサブルな仕上がり

3. Some Like it Hot, Get It Onに代表される、猛烈にクールな楽曲と、セクシーで印象的なプロモーション・ビデオ

今回久し振りに聴きたくなってCDを入手したのだが、もうとにかくカッコいい。Robert Palmerの渋くて若干擦れた声とAndyのディストーションばりばりのギターが良くマッチしているし、ベースとドラムもとにかく攻撃的。そしてこのバンドのカッコ良さはなんといっても「大人の色気」なのだろう。Robert Palmerのフロントというのが、彼らの存在をハードで攻撃的ながら青臭さのない、大人のロックに昇華させているのだ。

このバンドの成功により、Robert Palmerはこの後ソロ・アルバムでも"Addicted to Love"などの大ヒットを飛ばして大スターにのし上がり、プロデューサーのBernard Edwardsも大いに評価を高めたが、時限ユニットしての存在だったため、オリジナル・メンバーでのライブ・ツアーはついに実現しなかった。

そして2003年には,ヴォーカルのRobert PalmerとドラムスのTony Thompsonが相次いで亡くなり、4人による再結成の願いは永遠の夢となってしまった。

RobertとTonyの命が失われた今、本当に'80の伝説となってしまったThe Power Stationのサウンドに身を委ねよう。こんな色っぽいロックはなかなかない。

 

ザ・パワー・ステーション

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昨夜は疲れと体調不良で9時半過ぎに寝てしまい、今朝はそのまま6時まで。こういうロングスリープの日こそSleep Cycle Alarm Clockでチェックすると面白いと思うのだが、昨夜は忘れて寝てしまった。

というわけでいよいよ仕事納め。今年は本当にいろいろあったので、精神的にどっと疲れが出てしまっている感じで危険。こういう時は一番風邪を引きやすい。

とにかく走っておこうということで0.6キロのショートラン。

今日一日無事に終えて冬休みに入ろう!

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昨日の食事:

朝:パン2種、ヨーグルト、コーヒー(7:30)

昼:お弁当:牛ももステーキ、焼き野菜、サラダ、ご飯、みそ汁(12:00)

夜:さわらの干物、レンコンのきんぴら、せりのお浸し、浅漬け、ご飯、みそ汁(19:30)

お酒:ビール1杯、スコッチソーダ割り3杯

間食: ポテトチップス、チョコレート

コメント:疲れがどっと出てます。

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今日の走行距離/今週の走行距離/今月の走行距離/今年の走行距離: 0.6キロ/8.2キロ/170.2キロ/1,217.9キロ

12月の走行目標(再設定:200キロ)まで:あと29.8キロ

今週の走行目標(30.0キロ)まで:あと21.8キロ

出走日数/トータル日数:240日/363日 出走率:.661('05の通算.477、'06の通算.279、'07の通算.548、'08の通算.326)

120日連続出走中

今日の体重:79.8キロ(07年1月15日: 102キロ、12月末の目標: 79.8キロ、最終目標: 77キロ

 

明日で仕事納めなのだが、いろいろどっと疲れることが目白押しで軽くうんざり。

風邪っぽい感じなので今夜は早く寝て元気に仕事を納めたいということで、今日は短めで。

おやすみなさい〜。

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堀江貴文氏著、「夢をかなえる「打ち出の小槌」」を読了。

ホリエモンが書いた自己啓発本である。勝間和代氏、小飼弾氏らも含め、僕と同世代のこれらの人々は強い危機感を持って現代日本の若者にエールを送っている。この本でも著者ホリエモンは「日本の若者よ目覚めよ」と檄を飛ばしている。

日本の若者に元気がないことは今更言うまでもないことで、その状況を何とかしようとい意気込みは、残念ながら政治家や大企業の経営者達から見て取ることができないことも周知の事実。

「格差社会」とは実は「世代間ギャップ」という言葉を口当たり良く表現しているもので、「世代間ギャップ」とは、高齢者ほど金を持っていて若年層が持てないという状況を分かりにくくぼかしているに過ぎない。

要は若者が従来得られてきた権益を奪うことで、一定以上の年代の人々が「滑り込みセーフ」となるよう、政治家や財界の人達は総出で突っ走ってきているのだ。

だから、若者の困難な状況を根本的に変えようという動きは、年配の人々からは出てこない。当たり前のことだ。

そんな状況を「なんとかせねば」と声高に叫んでいるのが、僕らと同世代の成功者である。彼らはバブル前の既得権益とは無縁に自分達の力で成功しのし上がった「ポスト・バブル」な世代で、彼らは若者側に立っていると自覚し、反発する力も失ってただ萎縮するばかりの若者達を何とか奮い立たせようと必死だ。

そしてこの本もまさにそういったテーマで書かれているので、本来僕のような40歳の人間が読むためのものではなく、10代、20代の若者がターゲットとなっているものだろう。

コンセプトはとても良い。上述したとおり、自らの成功体験を伝え、既存の価値観に縛られるなというエールはとても共感できるし、「お金より信用を貯めろ」という主張ももっともだし僕自身も見習うべき点も多い。

だが、その一方で本書はあまり親切な本ではない。精神論が大半を占めてしまい、どうすればホリエモンのように生きられるのか、彼がどうやって成功したのかに関しての具体的なアドバイスがないのが残念だ。勝間氏の著書が参考資料やウェブサイトなどの具体的に役立つ事例を山ほど用意しているのとは対照的で、果たして本書のターゲット読者であろう若者達はホリエモンの主張を目の当たりにして、最初の一歩を踏み出すことができるだろうか。疑問である。

あと気になったのが、本書では必要以上に極論に主張が触れてしまっているように感じられる点が散見されることだ。「フェラーリを最近売った」とか「毎晩深夜まで会食・飲み会が続く」とか「アークヒルズクラブにTシャツで入ったのは私だけ」などの記述は、自慢がしたいのか他人に勇気を与えたいのかがよく分からなくなってくる。

ただ、ホリエモンの頭の回転の速さや攻撃性などの魅力もたっぷり詰まっていて、とにかく勢いがあることは間違いない。僕は彼のブログもTiwtterもフォローさせてもらっているが、彼の魅力は粗削りで極端ながら、頭の良さとその回転の速さ、そして勢いだと常々感じているのだが、本書にもそれは見事に再現されている。

ホリエモンは最近著書を出版しまくっているが、もう何冊か読み続けてみようかと思う。良くも悪くもホリエモンという感じの本だった。

 

夢をかなえる「打ち出の小槌」

 

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