今夜はお茶の水の老舗Jazzライブハウス"NARU"でアルト・サックスの多田誠司さん率いる"The Most"のライブを聴いてきた。
月曜日だというのに、こんな不況の世の中だというのに、お茶の水"NARU"は大入満員!さすがの人気である。僕はこのバンドのことはまったく知らず、相方に誘われて行ってみたのだが、演奏が始まる前からぎっしり満員。
で、ライブだが、すごいテクニックで感心したりびっくりしたり。メンバーはサックスの多田さんの他にベース、ドラム、ピアノの4人で、難易度の高い曲を次々とこなす超絶テクのオンパレードだった。
僕は母の影響もあってか昔からJazzは母の世代のものを好む傾向があるのだが、今どきの(!?)Jazzはなんだかとてもクールでカッコ良く、でもなんだかとても難しそうだった。
お客さんも割れんばかりの拍手喝采で大いに盛りあがっていた。僕も楽しく聴けたのだが、多田さんは最初アルト、途中からソプラノサックスで演奏していて、僕はどうも個人的にはサックスはテナーが好きだと思ったりしていたのと、どうもテクニックの方に注意が向いてしまい純粋に音楽に身をゆだねられなかった部分も感じたり。
などなどいろいろ感じつつも、濃密で素敵な時間だった。生で聴く音楽は「音圧」がビシビシ伝わってくるのが楽しかった。とてもレベルの高い演奏で、この不況の月曜日だというのにて店内はずっと満員御礼で狭い席を相席にしてもお客さんが溢れてしまうほど。
こうして見ると、日本もまだまだ捨てたもんじゃない、と思ったり。
Jazzな月曜日というのも良いものだ!
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