今夜のお酒はフランス領マルティニク島産のラム、「トロワ リヴィエール ドール」を紹介しよう。
このブログでも何度も取り上げているのでご存知の方も多いかもしれないが、僕はラムが大好きで(ラム以外のお酒も大好きだが)、特にこのマルティニク島産のラムと相性が良いように感じている。
そもそもマルティニク島とはどこにある島かと疑問に思う方が多いだろう。マルティニク島はカリブ海のここにある。
日本からはだとまさに地球の裏側のこんな小さな島でせっせと作られるラムが海を渡ってこうして日本にやってきて、僕のグラスに満たされるのである。感慨深いよなあ。
マルティニクのラムは概して辛口である。ダークラムには頭が痛くなるほど甘いものから、スッキリした辛口のものまで様々だが、この島で作られるラムで今まで飲んだものは、総じてスッキリした辛口のもので、熟成が進むにつれ(つまり値段が上がるにつれ)、その辛口の中にじんわりとした奥行きと甘味が出てくる感じ。
この「トロワ リヴィエール ドール」は2,000円前後で買えるリーズナブルな銘柄なので、どちらかというとあっさりした風味で後味もすきっとしていて爽やかだ。青いラベルが鮮やかで、カリブの海をイメージさせる。そういえばお酒のラベルで青は珍しいかもしれない。
ラムで有名なのは「バカルディ」、「ロンリコ」、そしてダークラムだと「マイヤーズ」あたりだが、正直言ってマイヤーズでラムを語って欲しくない(笑)。あれはサントリーが大々的に売り出したから有名になっているものの、決して美味いダークラムを代表する銘柄ではないと僕は信じている。
もしラムに興味を持ったなら、是非マルティニク島産のラムを一度は買ってみて欲しい。これがダークラムか、と驚くこと間違いなし(^-^)。
死ぬまでに一度はマルティニクに行ってみたいと真剣に思っている。そしてラムの蒸留所を見学するのだ。
トロワ リヴィエール ドール 40度 700ml【10P10Jan25】
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