今日のiPhoneアプリ・レビューは日めくり2010年版を紹介しよう。
このアプリはお気に入りで、iPhone購入直後に2008年版を購入しており、去年も2009年版を、そして今年も最新版を入手した。
そもそもこのアプリはMacのDashboardウィジェットとしてリリースされており、僕はその頃から使っていたのだが、個人的にどうもDashboardウィジェットは操作が面倒で好きではなく、iPhoneアプリが出た時はとても嬉しかったことを憶えている。
そうそう、このアプリは毎年一年分の日めくりが発売されるため、年が変わるたびに買い直す必要がある。なかなか良いビジネスモデルだと思う。
そして今年も当然のように2010年版を購入してダウンロードしたところ、想定外な大幅機能強化が行われていてビックリした。嬉しい機能もあれば「???」という機能もあるが、まずは見てみよう。
左が基本画面。一日一枚の日めくりスタイルだ。子供の頃に毎年日めくりカレンダーをくれていた出入りのクリーニング屋さんを思い出すなあ(^-^)。そして基本画面左上の「i」ボタンをタップすると右の画面になる。基本画面の表示項目が何なのかを示すテンプレート画面で、しかも説明が必要な項目には→マークがついている。
テンプレート画面の→ボタンをタップするとSafariが起動してWikipediaへとジャンプする。そして→の項目の意味がWikipediaで表示される。意味が分かること自体は良いことかも知れないが、Safariへのジャンプっているのかなー(^_^;)。
基本画面が表示された状態で画面をタップすると、左のようにカバーフロー表示に切り替わる。これってカッコいいけど、この「日めくり」というコンセプトからするとちょっとサイバーすぎるような気が(^_^;)。まあ便利だしいいか。そして右は下のメニューから選べる月間カレンダーのビュー。表示させたい日を一目で選べて便利。
そして左は年間カレンダー。上部のメニューから年の前半・後半を選べるので、ちょっと先の暦を見たいという場合に重宝する。そして右が僕が一番気に入った日・月の出入時刻表示である。
早起きで毎朝走っていると、自然と季節の移り変わりに敏感になるもので、日の出や日の入りの時刻が知りたいと思うことが実際多くなってきていて、何か良いアプリはないかと考えている矢先にこの機能強化はとても嬉しい。地域と日付が自由に選べるので、例えば「夏至の日(6月21日)の根室」の日の出日の入を調べることも可能というわけだ。
調子に乗って夏至の日の東京の日の出・日の入を表示させたのが左の画像。
そして右は基本画面の右下の時計マークをタップすることで表示されるデジタル時計。これってひょっとして"LCD Clock"や"FlipTime"みたいに、デスクで常時表示してもらおうというコンセプトなのかなぁ。
だとしたらもうちょっと表示をアナログっぽくできなかったものだろうか。せっかく日めくり自体がちょっとレトロっぽく仕上がっているのだから、時計も何かしら工夫して、いかにも昭和な感じに仕上げて欲しかったなあ。来年版と言わず、今年版のアップデートで素敵なデザインにしてもらえたら良いな(^-^)。
というわけで、ビックリするほど機能が増えた日めくり2010年版を紹介した。僕は毎朝必ず立ち上げて今日が何の日かを確認している。季節感が少なくなった現代だからこそ、暦は大切にしたい。地味だけどとても良いアプリだ。
日めくり2010年版のダウンロードはこちらから(230円)。
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