iPhoneのToDo管理アプリはdomo ToDo+がすっかり定番になっており、日々一番起動する回数の多い、まさに定番中の定番として僕のホーム一面に君臨し続けている。
domo ToDo+に関するバックナンバーはこちらからどうぞ(^-^)。
・話題のToDoアプリ、domo ToDo+ をビジネスで使ってみた!
・domo ToDo+の潜在能力を引き出せ! GoogleカレンダーでPushも時刻指定もできる!
・domo ToDo+がまたまたアップデート!時刻指定もテーマ選択も!
・時刻通知でさらに便利に! domo ToDo+が鉄壁バージョンアップ!
・満を持してのアップデート。ビジネス・ユースでも完璧! domo ToDo+ Ver. 2.5!
domo ToDo+は本当に良くできた素晴らしいアプリで、アプリにはまったく文句がないのだが、管理する人間の側に実は問題があり、なんとかしたいと願っていた。
それは、緩いタスクを日々のToDoの中に入れることで先送りが連発され、先送り自体が罪悪感になって軽くストレスが溜まってしまう、ということ。
どういうことか簡単に説明しよう。
タスク管理には、仕事で今日絶対やるべきというような重要かつ緊急のものから、古い写真をScanSnapでスキャンしてデータ化するとか、使わなくなった体脂肪計をヤフオクに出す、といった、急がないしいつやってもいいけれど、やるのをやめてしまったり、忘れてしまったりはしたくないものものまで、様々な重要度のものが含まれる。
僕の場合、この緩いタスクの中心となるのがこのブログに書くべきネタのリストである。
皆さんご存知のとおり、このブログはランニング、iPhone、Mac、読書、音楽、料理、酒、楽天などなど、非常に広い範囲の題材をネタとして扱っており、日々何を書こうかとネタ探しをしては、見つかったネタをToDoアプリに入力していた。
だが、ここで一点問題が生じていた。ブログは一日に多くても3回しか更新ができない。一方、ネタは一日に3つどころではなく、多い日には10ぐらい見つかってしまうこともあり、それをToDoに入れていくと、その日のうちに消化できず先送りするタスクが膨大な数になってしまうのだ。
ネタにリストアップはしたものの、興味を失い没になるネタもたくさんあるが、それでもたくさんのブログネタ候補がToDoに入っている訳で、これを仕事タスクと同じ要領で管理すると、煩雑だし面倒だし、それに「今日もこんなに先送りしてしまった〜」というストレスが心に掛かってしまい良くない。
何か良い方法はないかと探していたところ、この"Put Things Off"なるゆる〜いToDoアプリを発見し、早速購入してみた。使い勝手もかなり良くて気に入った。早速レビューしてみよう。
シンプルアプリなので起動画面も特にない。左上が起動したばかりの画面。デフォルトではInboxフォルダで起動するが、これをTodayフォルダに変更することが可能。
新たなタスクを追加するには左上の+マークをタップする。すると入力画面に切り替わるので、タスク名や説明文を適当に入力する。
入力画面の左下に"Due Date"と書かれている箇所があるので、ここをタップすると、タスクの期限を入力することができる。ここは実は面白くて、このアプリで絶対パスとしての年月日を入力できるのはここだけである。あとは「今日」とか「3日後」、「一週間後」といった、起点日からの相対的な距離しか出てこないのだが、実はちゃんとカレンダーを持っているのである。
タスクが完成すると、デフォルトだとInboxに格納される。右上がInboxに出来た新タスク。次にすることは、このInboxから、その日完了させようと考えたタスクをTodayフォルダに移動させること。タスク左下の☆マークをタップすると、そのタスクがTodayに移動する。ワンタップなので簡単だ。期限が確定していないタスクは全部Inboxに放り込んでおいて、「やるぜ」と思ったものだけをTodayできちんと管理する、という使い方ができる。
順番が前後したが、左上が設定画面。このアプリの特徴である「先送り」を何日単位で行うか、最初からTodayフォルダにタスクを放り込むかなどが設定できる。面白いのが「左利き設定」で、ボタンの位置が左右逆になる。僕は左利きなので、この機能は結構嬉しかった。他のアプリにも広がるといいな。
そしてTodayにタスクを移動させたのが右上の図。タイル状に並ぶ姿が結構好き。そして、ここからがまたユニークなのだが、各タスクの左下の矢印ボタンをタップすると、設定した期間タスクが簡単に先延ばしできるのだ。例えば、先延ばしを3日に設定していて、今日のタスクを矢印ボタンタップで先延ばしすると、3日後に改めてTodayフォルダにタスクが登場することになる。
もちろん先延ばしせずに完了できたタスクはチェックマークボタンをタップして完了にする。完了したタスクはDoneフォルダに移動する。
矢印ボタンを長押しすると、左上の画面になる。ここで先送りを何日に設定するかを決められる。あくまでも先送りすることが大前提で面白い。
そして右上が先送りされたタスクが格納されるPut Offフォルダ。明日に延ばしたものも3日後にしたものも一ヶ月後にしたものも一緒に格納されるが、こっそりとカレンダーを内蔵しているため、翌日に先送りしたものだけが翌日に表示されるようになっている。
一旦先送りしたものの、やはり今日処理したい、という場合は、Put Offフォルダ内にあるタスクの左下の☆マークをタップすればTodayフォルダに逆戻りしてくれる。
機能としてはざっとこんなところである。静止画だとあまり楽しさが説明できないのだが、先送りをするとタスクがフォルダをびよーんとアニメで移動してくれて、これが気持ちいい。このアプリの持つ緩さを良く表現してくれていると思う。
というわけで、ブログネタや急がないプライベートな用件などは、しばらくこのPut Things Offで管理してみようかと思う。こういう特性のあるアプリってのもなかなかエッジが効いていてカッコいいよなあ。
Put Things Offのダウンロードはこちらから(350円)
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