僕がデジカメを最初に買ったのは2001年のこと。ということは、40年の人生のうち、デジタルな写真が保存できるようになったのは、まだ10年にもならず、その前の31年間の写真というのは、全てアナログなものだということだ。
そこで、昨年購入した富士通のドキュメントスキャナーScanSnap S1500Mに登場してもらい、古い写真を片っ端からスキャンしてデータ化して、写真自体はシュレッダーして捨ててしまおうと決意した。
アナログの写真は思い出としてはとても良いのだが、3つの点で問題がある。
1. たまにしか見ないが捨てられず、場所を取る
2. 年を重ねるごとに褪色して、どんどん色褪せてしまう
3. 家の中のあちこちに分散してしまい管理が面倒
この三つの問題を解決してくれるのがデータ化である。データにしてしまえばHDDなりオンライン・ストレージなりの容量がある限り保存できるのでスペースの問題は一気に解決する。もちろんバックアップをしっかり取っておくことは絶対条件。
褪色の問題もデータ化した時点で歯止めがかかるので、これ以上思い出がセピア色に染まることを防ぐことができる。意図的にセピア色にしたい時はPhotoshopでどうぞ(^-^)。
そして写真があちこちにバラバラと散らかる件も、データ化してiPhotoに取り込んでおけば、全てiPhotoで管理できるうえ、撮影日や場所なども情報として付加して検索できるので、とても効率が良い。
ただ、いくらスキャンしたからといって、写真自体をシュレッダーすることにはちょっと抵抗があった。20歳の時の写真は、もう20年間ずっと持っていたもので、当時の大切な思い出がいっぱい詰まっている。万が一データが飛んでしまってなくなったら、目も当てられないことになる。
それでもやはり写真はデータ化するべきと思い、ざくざくスキャンを取ってみた。ScanSnapは付属アプリが優秀で、あっという間に手間入らずで全部の写真がiPhotoに取り込むことができ、iPhotoからiPhoneにもデータを格納できた。
今日一日でアルバム3冊分の写真をスキャンしてiPhotoに取り込み、そしてシュレッダーした。高校から大学にかけての、多感な時期の写真だったので、いろいろ甘酸っぱい記憶が蘇り、微笑んだり赤面したりと一人で忙しかった(^_^;)。
そんななかから、懐かしのお気に入りショットを数枚公開しよう。20年前の写真を見ても、誰も今の僕を想像できないだろうからね(笑)。
1990年。富士五湖の一つ、本栖湖で。当時は体重70キロ前後だったと思う。その後体重は最大105キロ近くまで増え、そして今82キロまで落ちつつある。
新宿のライブハウス"JAM"でライブ中。60〜70年代のハードロックをカバーしていた。ツェッペリンとかグランドファンクとか。
同じくJAMでのライブより。1990年と言えばまさにバブル絶頂。そこら中にいい匂いのする何かがフワフワと漂っていた。あの匂いはなんだったんだろう。
というわけで、3冊のアルバム分の写真をシュレッダーした。でも写真はこうしてデータになってここにある。やってみるまでは正直かなり戸惑いもあったんだけど、やって良かったと思っている。
もっと子供の頃の写真も膨大にあるので、全部スキャンしてデータ化しようと思っている。
そして最後にもう一枚だけ、サービスショットをどうぞ(^o^)/。
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