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今年から本気出す人へ 「6本の柱」で5年後の自分を計画しよう

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皆さんどんな新年をお迎えだろうか?

僕は昨日元旦は初日の出ラン13kmを走り(曇っていて初日の出は見られなかったが走れて満足)、その後は一日家で家族とゆっくり過ごした。

「一年の計は元旦にあり」というが、僕は昨日はとにかく心を静かにして、ゆっくりお酒を飲み本を読み、静寂の中で一日を過ごした。

騒々しい現実社会からちょっと距離を置くように。

そして今日、1月2日から、ゆったりと始動した。

僕は去年4月に会社をやめて独立した。大震災の直後の独立ということもあり、ザワザワと落ち着かない中のスタートだった。

そして去年はお正月の時点では、まだサラリーマンだったので、一年の計画を立てる段階では、「独立後の自分」を十分リアルに描けなかった部分もあった。

だから今年はじっくり自分の今後のビジョンを描くことから始めたいと思った。

何から始めたか。それは5ヶ年計画だ。

企業で策定する「10年計画」「3ヶ年計画」などの個人版を作るのだ。

僕の場合は個人で仕事をしていくので、自分計画 = 仕事計画でもあるのだが、会社勤めの方は会社での仕事計画は別途オフィスで策定するだろうから、業務内容とは別の自分計画、ということになるだろう。

もちろん「転職」や「独立」を計画する方は、「自分計画」の中に「転職」や「独立」も含まれることになる。

5ヶ年計画といっても、難しいものではない。

「5年後になっていたい自分をできるだけリアルに思い描き、文字にしていく」という作業だ。

僕は自分専用の非公開日記をサーバ上に書いているのでその日記にポストしたが、場所は紙のノートでもEvernoteでも良いだろう。

僕の日記はMomentoとEvernoteに転送されるので、日々簡単に見返すことができる。

そして、この「5年後の自分」を思い描くにあたっては、ただ漠然と思い描こうと思っても難しい。

とっかかりがないとイメージが描けないのだ。

僕はこの5ヶ年計画を描く時には、渡邊美樹氏著「夢に日付を!」という本に出てくる「人生の6本の柱」という考え方をTTP(徹底的にパクる)している。

独立前からこの考え方でやってきていて、非常に成果が高いと感じるので、皆さんに手法をシェアしたい。

さっそく紹介しよう。

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今年から本気出す人へ  「6本の柱」で5年後の自分を計画しよう

人生の6本柱とは?

人生を構成する要素を以下の6つに分類して考える。

6つに分けることで、イメージがしやすくスムーズに文字にすることができるようになる。

仕事

僕のように個人で事業を行う人間や企業を経営されている方にとっては、まさに「自分が今年どうやって生きて行くか」を描くのが「仕事」だろう。仕事と人生は不可分だ。

会社勤めの方も、転職や独立など将来の夢を「5年後までに!」と一旦日付を入れてしまうことで、勢いをつけ、ビジョンをリアルにすることができるかもしれない。

もちろん、5年もかからず独立する予定の方は、「2012年末までに独立し、翌年起業、2017年までに売上XX億円起業に育てる」というようなものでも良いだろう。

ポイントはできるだけリアルに書くことだ。ぼんやりした目標からはぼんやりした結果しか生まれない。

僕の場合は、「執筆」や「講演」、「セミナー」など、複数のやりたいことがあるので、それぞれを独立した項目として扱い、5年後の自分を書いてみた。

家庭

結婚している方も独身の方もいるだろう。

お子さんがいらっしゃる方もいない方も、そして親と同居されている方も、人それぞれ「家庭」というものの位置づけは異なるだろう。

特に独身の方の場合、5年後に自分がどうなっているかを確定的に描くことは難しいかもしれない。

でもここは、「理想の5年後」なので、「こうだったらいいな」を徹底的にリアルに細分化して書いてみよう。

僕は、奥さんとどこに住んでいるか、どんな家かから始まって、どこに旅行に行くとか、どんな車に乗るとか、それこそ夢だから好き勝手書いている。

好き勝手書けるのだから、遠慮したら損だ。どんどん自分の中の願望を文字にしてみよう。

教養

「教養」には仕事に直接結びつくものと、あまり関係ないものがあるだろう。

僕は英語を使って仕事をしていたのだが、独立後はほとんど英語を使う機会がなくなってしまったので、英語に関する目標と、あとは全然仕事と関係ない学術的教養に分けて考えてみた。

さらにこれからどれぐらいたくさんの本を読みたいか、どんな知識を得たいかも列挙してみた。

自分が豊かになることを想像するのって、楽しいよね!

 財産

ここも「仕事」と並んでとても重要な項目だ。

5年後に自分はどれくらいの財産を持っていたいか。

「大金持ち」では曖昧としていてダメだ。もっとリアルに書きたい。

年収1億円なのか?10億円なのかで、5年間に何をしなければならないかが変わってくる。

たとえば「仕事」の5年後の自分が「部長になる」なのに、財産が「年収5億円」の場合、本業だけで年収を稼ぐことはほぼ不可能だろう。

もし年収5億円を得たいなら、どうやって5億円を得るかを本気で考える必要が出てくる。

「夢」だから何を書いてもいい。

でも、ちゃらんぽらんでいいというわけではない。

実現するためには何をすればいいのかは「本気」で考える。

「本気で考える」からこそ「本気で楽しい」のだ。

是非リアルに想像してみて欲しい。

健康

「仕事」や「財産」に比べると、具体的目標が決めにくく、しかも実行もしにくいのがこの「健康」の柱ではないだろうか。

でも、実はこの柱が他の5本を実行するうえでもっとも大切なものであることは、皆さんお気付きの通りだ。

僕はランニングをしているので、マラソンやトライアスロンに関する目標と、健康診断の数値やルックスなどの目標に分けて考えてみた。

身体が資本だからこそ、ここもしっかり考えたいところだ。

「健康診断でオールAを取る」でもいい。

「今より10kg痩せてモテモテになる」でもいい。

具体的な目標を設定しよう。

趣味

いま熱中できる趣味を持っているという方は、それをさらに深めていったらどうなるかを考えても良いだろう。

もし趣味が特にないなあという人や、ランニングが趣味で「健康と重なる」人や、読書が趣味で「教養と重なる」人は、同じことを書いておけば良いと思う(まさに僕もそうした)。

仕事や家庭がメチャクチャなのに趣味だけ上手く行く、という状況は考えにくいので、この項目は上の5つが上手く行った際の「ご褒美」程度に考えておけばいいだろう。

 

【次のページ】5年後の自分を書いたあとはどうすればいいの??

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