札幌の老舗寿司店「金寿司」に行ってきたのでご紹介。
この「金寿司」は、2014年に友人のおすすめで初めて訪問して気に入って以来、毎回札幌に行く度に通っている。
独立して仕事をするようになってから今回が6回目の札幌だが、唯一6回連続で通っている札幌の寿司店である。
それだけ通いたくなるのには理由がある。
それはもちろん美味しいということと、コストパフォーマンスが素晴らしいのだ。
毎回ランチでの訪問だが、今回も大満足の滞在だった。
早速紹介しよう。
金寿司 訪問レポート 〜 札幌で創業1934年の老舗は超ハイコストパフォーマンスで何もかも美味い!! [札幌グルメ]
金寿司 お店の外観
▲ やってきました、札幌 金寿司。
すすきのの繁華街からは遠く離れ、サッポロビール園などが近い、どちらかというと住宅街の中にぽつんとお店はある。
ちなみに金寿司は出入り口が二つあり、こちらが正面玄関。
前回までは毎回裏口から出入りしていたが、そちらが正面だと思い込んでいた。
こちらの方がずっと立派だ。
▲ 1934年創業というから、80年以上の大変な老舗だ。
金寿司 お店情報
店名 | 金寿司 |
---|---|
住所 | 北海道札幌市中央区北二条東7 |
電話番号 | 011-221-2808 |
定休日 | 日曜(月曜が祝日の場合、日曜営業・月曜祝日休業) |
営業時間 | [月〜金] 11:30~15:00 17:00〜21:20 [土] 11:30〜21:20 |
予約の可否・必須かどうか | 予約可 |
クレジットカード | カード可 |
席数 | 59席 |
駐車場 | あり |
開店日 | 1934年 |
ウェブサイト | 食べログ |
金寿司 地図とアクセス
地下鉄東西線 バスセンター駅 徒歩5分
最新!金寿司 6回目の訪問レポート 2019年10月!
利用日と利用シーン
2019年10月31日(木)のランチタイムに1名で訪問。
約一ヶ月前に予約を入れていた。
当日の様子
▲ 今回の北海道の旅で最後の食事。
金寿司は先頭バッターでお邪魔することが多いが、先週一週間お店がリフレッシュ休暇だったため最終日に滑り込むことになった。
旅の名残を惜しむサッポロクラシックで乾杯。
▲ いつもはメガネの若い職人さんの前なのだが、今回初めてもう一回り年配の職人さんの前になった。
少なくとも昼の部においては大将格と思われる。
すごく気さくな職人さんで、隣の観光客の若者カップルに、インスタ映えするお寿司の写真の撮り方を指南してあげていた。
▲ 野菜と鴨の炊き合わせ。
職人さんが違うと出てくるものがまったく違う感じでビックリ。
これがまたじんわり美味い。
▲ 続いては水ダコ。
ふわっと仕上がり。
▲ 金寿司で冷酒を頼むと国稀がブリキのヤカンに入って出てきて、目の前でグラスになみなみと注いでくれる。
▲ 煮たカキ。
これも初めての登場。
旨味がぎっしり。
そして脇を空ける配置も素敵。
▲ 塩辛。
▲ アオリイカの甘辛煮。
これも初めてだぁ。
こくがあって美味い。
こんなにラインナップが違うと嬉しくなってしまう。
▲ そしてこれは完全に酒のアテ。
麦味噌を漬け込んだもの。
舐めながらお酒をいただくと最高。
▲ そしてここから握りに移行。
まずは白身の王様、クエ。
しっかりした歯ごたえと上品な風味。
▲ 炙ったあとで叩いたホタテ。
そう、金寿司はこの炙りが抜群に上手なんだよね。
全体を炙ったり、脇だけ炙ったり、皮目だけ炙ったり。
このホタテも炙ったおかげで甘味がどーんと前に出てきている。
▲ 甘鯛もサイドだけ軽く炙って香ばしく甘味も強く。
▲ 北寄貝もほんの一瞬炙ってある。
▲ マグロの赤身の漬け。
▲ 続いてはカツオ。
こちらは藁でスモークしてある。
▲ 出た!中トロ。
サイドだけ炙り、シャリとの間に刻んだたくあんが入っている。
これが抜群に美味い。
▲ 金寿司名物の甘エビ。
右の甘エビの握りを先に食べ、あとからお皿に塗ってある味噌のソースを軍艦に絡めて食べるのだ。
▲ ウニの手巻きも素晴らしい。
▲ 〆サバには昆布が乗ってしっとりと。
▲ アジも素晴らしい脂。
▲ なんとも美しい、羅臼のブリの砂ずり(おなかの身)。
全然しつこくなくて華やかだ。
▲ イクラ。真ん中に北海道の郷土料理の「三升漬け」が乗ってアクセントに。
▲ 穴子は上にワサビを載せてふわりと。
いやあ今回も大満足だ。
スタッフの対応
皆さまに良くしていただき感謝です。
お会計
11,550円(税込)
この日のまとめ
いつもと職人さんが異なり、出してもらうおつまみのラインナップがパワーアップ。
いやあ今回も素晴らしかった。
いつもランチで大満足しているが、ぜひ一度夜にお邪魔しないとね。
次回は夜に来よう。
過去5回の訪問レポートはこの下のおすすめ店リンクのさらに下に時系列に並んでいますので、合わせてどうぞ!!
金寿司オススメです!!
札幌お寿司情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?
金寿司 5回目の訪問レポート 2018年11月
利用日と利用シーン
2018年11月21日(水)のランチ。
飛行機が雪で遅れ、12:30の予約を13時に変更してもらった。
店内の様子
▲ カウンターは12席。
偶然なのだろうが、いつも3人の職人さんのうち、中央のメガネを掛けている若い職人さんの前に座ることになる。
もう先方も僕のことを憶えていてくれてありがたい。
当日の様子
▲ まずは無事札幌に到着したことを祝してサッポロラガーで乾杯。
▲ 適当におつまみからお願いする形でスタート。
まずは茹でたタコ。
ここのは甘くなく、シンプルに塩でいただく。
▲ 続いてはスモークしたカツオ。
素晴らしい薫りと、そしてねっとりした旨味が既に凄い。
▲ これはということで、ビールがまだ残っていたが、冷酒もいただくことに。
金寿司は冷酒の出し方が面白い。
銘柄は国稀だが、金属のピッチャーからビールグラスになみなみ注がれるのだ。
▲ これを見ると、「ああ、札幌に来たんだな」と実感する。
金寿司は5回連続で来ているが、最初のトップバッターで来ることがとても多い。
▲ マツカワガレイ。
炙ってあるのだが、炭と脂の風味が抜群。
▲ 真鯛の酢味噌和え。
ハッとするようなインパクト。
これも味がビシッと決まっていてめちゃくちゃ美味しい。
どれも素晴らしい握り10貫 + 1
▲ そして握りへと移行。
ガリが二種類。
奥は塩味、手前は一般的な甘酢のガリ。
▲ まずはソイから。
風味が上品で素敵。
▲ 北寄貝はごく軽く炙っており、甘味が強く出ている。
金寿司は、この「ごく軽く炙る」とか「一部だけ炙る」というのが、素晴らしく上手だ。
▲ 知床のぶり。こちらもごく軽く炙ってあり、旨味がドンと前に出てくる。
▲ スルメイカ。ぴりっ辛い味噌が付いていて変化球。
▲ 中トロ。
ここの中トロは毎回サイドだけを軽く炙り、シャリとの間に漬物が入っているのだが、これが抜群に美味い。
▲ コハダ。しっかりした〆。
▲ 噴火湾のアナゴは塩で。
▲ シャコ。今年はシャコが不漁で、3回しか上がらなかったとのことで、たまたま今日はあったとのことでラッキー。
▲ 根室のエゾバフンウニ。
シャリの中にウニが隠れている。
▲ そして金寿司名物のボタンエビで一通り10貫。
握りを食べてから、味噌を軍艦につけて食べるのが流儀。
▲ 一つだけ追加したくて、サバをお願い。
フルーティーで見事なサバだった。
スタッフの対応
皆さまにとても良くしていただき大満足。
いかにも「帳場」という感じの風情ある店内。
お会計
一名で9,936円(税込)
この日のまとめ
5回目の訪問となった金寿司、今回は初めて初冬の訪問となったが、やはり素晴らしかった。
この時期が札幌のお寿司は一番豊かで美味しいと職人さんも言っていて、納得の訪問だった。
初夏もいいけど、初冬もいいね。
札幌金寿司、気に入ってます!!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。