福岡市の祇園にある、「ひげ将軍」という焼鳥屋さんに行ってきたのでご紹介。
旅の一つ前の記事はこちら
2014年夏 福岡 高知旅行記 目次
独りで飲むのが好きだ。特に旅先で独り飲むのが年々好きになっていく。
友達や仲間とワイワイ語りながら飲むのはもちろん楽しいが、独りで知らない街のカウンターでチビチビ飲むのが大好きだ。
今回は福岡は2泊の予定。そして翌日はセミナーの懇親会があり、多分打ち上げにも行くだろう。
だとすると、到着初日の夜は、独りで過ごしたい。
そう思い、敢えて誰とも連絡を取っていなかった。
「すし伝」で美味しいお寿司をいただいて店から出たら、まだ外が明るかった。
東京よりも1時間近く日が長い印象だ。そしてその分朝が遅い。
もうちょっと飲もうか、ということで、ホテルの近くの「ひげ将軍」に向かった。
ここは前回の旅でも立ち寄って、ブログで紹介している。
そのときのエントリーはこちら。
せっかくだから違う店を開拓しても良かったのだが、今回はもう一度ここに行きたくなった。
さっそく紹介しよう。
福岡 祇園 ひげ将軍 — 串焼き屋のカウンターで独り飲みを楽しむ [2014福岡・高知旅行記 その11]
福岡は日が長い。すでにお寿司屋さんを一軒終えているのだが、まだまだ夕方という感じ。
逆光で見えにくいが、左手がキャナルシティで、その隣に僕が泊まっているホテルがある。
道路を挟んでホテルの目の前にあるのが、こちら「ひげ将軍」。
極めて大衆的な「オヤジ向け」の酒場である。
独り飲みにはこういうオヤジ向け大衆店が一番良い。
こういうお店はカウンターが広く取ってあり、独りで飲むのに邪魔にならない。
4人掛けのテーブルばかりのチェーン系の居酒屋なんかだと、1人だと申し訳ないと思ってしまう。
そして大衆店は一人前のつまみの量が少ないのも独り飲みに向いている理由。
チェーン系居酒屋や創作料理系のお店は、一皿が2〜3人で取り分けることを前提にしているお店が多い。
それだと料理を頼むと一品の量が多すぎて、飽きてしまったり食べ切れなかったりする。
オヤジ向け大衆酒場は、一皿は一人分で計算して量を少なくしているので、独り客がちょっとずつあれこれ頼むのに便利。
というわけで、カウンターに陣取り焼き鳥ならぬ、牛串と豚バラ串を注文。
店の看板には「本格焼き鳥」と書いてあるが、東京人の感覚では、ここは焼鳥屋ではなく「串焼き屋」ということになる。
何席か空けた僕の隣にも独り飲みの男性が座って飲んでいる。
こういう店は、客から店員に話しかければ相手をしてくれるが、向こうからダラダラ話しかけてくることはまずない。
この「放置プレイ」感も好きなのだ。
独りでいろいろぼんやり考えたり妄想したりしながら飲むのが楽しいのだ。
気持ち良く放っておいてくれる距離感がいい。
ベーコンチーズ串。
福岡は関西と同じく大衆店のレベルがとても高い。
安いお店でも美味しいつまみを出す。
ここ、ひげ将軍も、串焼きも一品もどちらも美味しい。
ささ身の梅肉串と肉詰めピーマンで〆。
串が毎回キャベツの上に乗せられるのが面白い。
独り二次会を終え、ひげ将軍を出たら、なんとまだ外が明るかった。
福岡恐るべし。
まとめ
東京でもときどき独り飲みをするが、旅に出ると独り飲みの楽しさが倍増する。
それは、知っている人が誰もいないアウェイの場所に、自分が異分子として独り存在しているという事実が味わえるためだ。
圧倒的な孤独感。
でも今はiPhoneを取り出せば、みんなとオンラインで繋がっていることを確認できる。
そのギャップを楽しみながら、独りいろいろなことに想いを馳せるのが楽しい。
店を出てホテルの前まで戻ったら、ホテルの前に3軒並んで屋台が出ていた。
一軒はラーメンと餃子だけの屋台、あとの2軒はつまみも置いているようだった。
次回福岡に来るときには、屋台巡りもしてみたいものだ。
そんなことを考えつつ、日が暮れ切らないうちに僕の二次会は終了したのであった。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。