去年から旅に出たときに心掛けていることがある。
それは、旅先でお寿司を食べること。
それも、できるだけ本格的な、ちゃんとしたお店に行って、その土地の美味しいネタを食べるようにしている。
去年からこの全国寿司行脚を始めたのだが、福岡2店、札幌4店、小樽1店、金沢2店と、徐々に成果が出始めている(何の成果だ(笑))。
今回は名古屋の旅ということで、ぜひ名古屋でお寿司を、と思い、いろいろ調べてみた。
そんななか、食べログにほとんど評価が載っていないお店をお友達が教えてくれ、そのお店にチャレンジすることにした。
栄の「名古屋第一ホテル錦」の一階にある、「芳むら」というお寿司屋さんだ。
さっそく紹介しよう。
栄 芳むら — 名古屋で本格的な寿司を楽しむ!若き大将の握りはお仕事系で美味かった!!
やってきました、名古屋は栄の「鮨 芳むら」。
名古屋第一ホテル錦の一階にあるのだが、ホテルの正面入口には看板が出ておらず、ちょっと分かりにくい。
ホテル裏口側に何店か飲食店が並ぶ一角があり、そこに芳むらもある。
凛とした涼やかな佇まい。
カウンターに座り、まずはビールを。この日の第1号のお客だった。
出迎えてくれたのは、30代半ばくらいに見える若い職人さん。
佇まいは堂々としていて、「大将かな?」と思ったが、やり手の二番手さんにも見えるくらい。
帰り際に名刺交換したところ、はやりその方が大将だった。
若いのに素晴らしい。
「東京から来たので名古屋近辺の美味しいものを中心にお任せで」とお願いすると、大将が苦笑い。
「今日は台風の影響で海が荒れてて近海物があまりないんですよ」とのこと。
そうだ、台風が来ているんだった。それは残念。
上のお造りの白身はヒラメなのだそうだが、本来なら鳥羽や伊勢近くであがる「コチ」などを使うのだそうだが、入荷がなかったのだそうだ。
続いては炙ったアオヤギ。パリッとした風味に仕上がっていて面白い仕事の仕方になっている。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。