体質改善をしようと決めて約一週間がたった。
もともとは最近やたらひんぱんに風邪を引くのをなんとかしたいということだった。
しかし、良く考えてみると、実はここ1年ほどあちこちに不調が出ているではないか。
1月の足底筋膜炎、4月の疲労骨折もそうだが、なにより「走る気力があまり湧かない」「なんとなく覇気がない」そして昨年11月〜12月にかけての「冬季うつ」っぽい症状など。
これらの不調がすべて一つにつながっているような気がしてきた。
そしてその原因は恐らく「栄養不足」ではないか、という仮説を立ててみた。
僕はもともとがデブだったこともあり、太りやすい体質だ。
だからせっせと運動をし、緩やかに食事をコントロールして生活していたのだが、この「食事のコントロール」がどうやら良くなかった。
「糖質制限」と「カロリー制限」を中途半端に組み合わせ、さらに奥さんの食事の好みに合わせて生活してしまったために、たんぱく質不足、糖質オーバーという状態になっていた。
そのタイミングでMECダイエットの本を読んだ。詳しくはこちらをどうぞ。
やはり必須栄養素をしっかり摂ったうえでの体重コントロールが大切だと実感し、「肉・卵・チーズ」を積極的に摂る食事を心がけてみた。
ここまでの経過と、今日久し振りに3km走ってみて感じた驚きについて書いてみたい。
「高たんぱく」な食事を一週間続け 風邪が治ったのでランニングして驚いた!!
食事の基本原則
基本的に3食のうち、朝と夜はMEC(肉、卵、チーズ)を意識した食事をする。
ただ、肉と卵とチーズしか食べない、というような極端なことはしない。
魚も豆腐もどんどん食べるし野菜も今までと同じように食べる。
大きく変えたのは、朝に積極的に肉とチーズと卵を食べるようにしたこと。
そして、夕食は満腹になるまでしっかりおかず中心に食べ、食後にスナック菓子を食べないこと。
もし夕食が食べたりないと感じたなら、ナッツとチーズ、それにハムなどを早めに補い、お菓子に手を出さないこと。
僕はもともとお菓子を食べる習慣はなかったのだが、奥さんがお菓子を食べるので、家にあるとついつまんでしまうようになり、それが習慣になってしまった。
お菓子をつまみたくなるのは、やはり夕食を「軽く済ませて痩せよう」という意識があるからで、食べ足りないからスナック菓子が欲しくなる。
なので、そもそも夕食をしっかり食べて満腹の状態にすることで、お菓子に手が伸びることを防ぐことにした。
そして、実際食べたりないと感じたら、お菓子ではなくナッツやチーズ、ハムなどを補充しておなかを満たし、それ以外の余計なものを食べないようにした。
あと、お昼はまったく無制限。普通に白米もパンもラーメンも食べる。ただ、そのときも、卵やチーズなどを足して、たんぱく質不足にならないよう心がける。
最後に外食時は基本的に制限なし。せっかくの楽しい外食のときに、あれこれルールを持ちだすと食事が味気なくなる。
楽しむときは徹底的に楽しむ。
これを原則に一週間やってみた。
一週間やってみた
MEC的な食事を一週間やってみた。
今週は原則として風邪引きだったので、とにかく風邪を早く治すことがテーマだった。
水曜日には平熱になり、今日は鼻水もほとんどなくなったので、3kmのランニングに出てみた。
その間感じたことを以下に書いてみよう。
同じ味は飽きる
家にあるモノを優先的に食べようと、買ってあった大きなソーセージを毎朝食べていたが、飽きた。
加工肉は添加物も入っているし、味も付けてあって飽きやすい。
鶏のささ身や胸肉などの方が、調理法や味付けを変えやすいので、バリエーション豊かに食べられるね。
最初は量を食べ過ぎるが徐々に落ち着く
「肉を思い切り食べていい」と言われると、最初は妙に勢いがついて食べ過ぎた。
翌朝胃がもたれたり、ちょっと便通が悪いような気がした日もあった。
でも勢いで食べるのも最初の数日で、いまは徐々に落ち着いてきた。
「無理にたくさん食べなさい」ということではないので、自然な食欲に落ち着いてくれば、胃がもたれることはない。
体重は落ちてきた
肉の量を増やしたら体重が増えるかと思いきや、体重は減り始めた。
先日ブログに書いた10月のダイエット目標84.8kgをすでに今週達成した。
その後外食が続いてちょっと戻しているが、体重は落ちると実感している。
風邪が治り切っていなかったので体調の変化は分からない
火曜日までは微熱がある状態、水曜、木曜は熱は下がったが、まだ鼻水と咳が残っている状態だった。
普段より治りが早いような気がしたが、正直良く分からない。
あと、比較的良く眠れているような気がするが、これももう少し経過観察する必要があるだろう。
体調の変化、というのは、まだ分からない。
一週間ぶりに3km走ってみて驚いた!!
今日になって風邪がほぼ全快となったので、一週間ぶりに3km走ってみるとこにした。
普通に生活している分には、特に体調に変化を感じていなかったのだが、走ってみて驚いた。
めちゃくちゃ調子がいいのだ。
久し振りに「身体が軽い」「走ること自体が快感」という気持ちになった。
脚がどんどん前に出るし、走っていて体内からどんどんエネルギーが湧き上がってくるような充実感を感じた。
おおおおー!!これこそが、僕がここ1〜2年ほど感じられなくなっていた、身体の充実感だ。
たった一週間でこんなに変わるのか、とビックリ。
今日は病み上がりだったので3kmで止めておいたが、この感覚を10km走や15km走で感じられるか、早く試してみたくて仕方がない。
それぐらい身体の中から湧き上がってくるエネルギーの充実ぶりに大きな違いを感じた。
正直こんな短期間でここまで変化するとは思っていなかったのでビックリした。
デスクワークでの疲れ方も違うかも
いまこの文章を書いていて、そういえばもう午後3時なのに、あまり疲れていないな、と思っている自分がいたことに気づいた。
僕は朝型人間で、午後になるとパフォーマンスが落ちるのだが、今日はこうして文章を書いていても、疲れをほとんど感じていない。
この良い調子がMEC食による効果だとすると、それはすごいことになる。
まとめ
「高たんぱく」を意識して、四大必須栄養素をガッツリ食べる生活。
結果としてMECダイエット的な食生活になっているわけだが、僕の目的は痩せることがメインではない。
僕はエネルギッシュに日々活動してもバテない、そして故障したり風邪をひいたりしない身体に体質改善したいのだ。
そしてそれは結果として、余計なもの、食べる必要がないものを減らすことで、身体が絞られて痩せる、というのがベスト。
まだ始めて一週間なので、本当に成果が出ているのか、その気になっていることで起こる「プラシボ効果」なのか、良く分からない。
ただ、ここまでのところ、ネガティブな状態は一つも起こっていないので、とりあえずどんどんこの調子で続けていこうと思う。
しかし人間は食べたものだけで出来ているっ本当だなぁ。
たった一週間食事を根本的に変えただけで、ここまで走りが変わるとはねぇ。
今までよっぽど栄養不足だったんだと、自分に謝らなきゃと思ってる。
ここまでの途中経過でした!また報告します!
MECダイエットについて知りたい人が読む本
健康・ダイエットに関する情報はこちらにもたくさん!ご一緒にどうぞ!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。