ちょっとだけ残念なお知らせです。
2010年から開催してきたDpubというイベントを、今回の神戸と次回の東京(予定)で終了させることにしました。
Dpubは、まだ僕がサラリーマンだった2010年9月に第1回を開催して以来、東京、大阪、福岡、札幌で合計11回開催してきました。
そして来月、11月7日に初の神戸開催、Dpub 12 in 神戸を開催します。
Dpubというのは、Apple製品とSNSを愛する人が集ってひたすら飲み語り交流をするイベントです。
東京開催ではMAX180人で開催し、多くの人たちを繋げてきた自負があります。
ただ、昨年あたりから、僕の中でちょっとした違和感を感じるようになってきました。
自分がやっていることと、時代がずれ始めているという違和感です。
スタートから5年が経ち、僕が目指している世界観もちょっとずつ変化しています。
今でも人と人をつなぐのは楽しいのですが、「延々と飲む飲み会が一番やりたいこと?」と聞かれると、「ちょっと違ってきているかなー」という気がするのです。
120%の情熱を持てない状態でイベントを開催し続けるのはいかがなものか。
でも、5年続けてきたイベントなので愛着はもちろんありますし、幹事チームのきずなもとても大切に思っています。
続けるべきか、やめるべきか。
この1年くらい、ずっと迷ってきたように思います。
そんなとき、先日受講したCCLエクセレントという講座で、「経営における『エントロピーの法則』」について学ぶ機会がありました。
不勉強ながら僕はそれまでエントロピーの法則をまったく知りませんでした。
講座では、エントロピーの法則そのものについてではなく、商品サイクル、イベント、そして会社経営におけるエントロピーの法則について学びました。
「新しいものは、いずれ古くなる。そして外的刺激を加えて大きな変化を起こさない限り、誰にもその流れをとめることはできない」。
これが僕が学んだことです。
Dpubは、5年前にまだサラリーマンブロガーだった僕が、「こんな飲み会があったら最高に楽しい!」を形にしたイベントです。
おかげさまでメチャクチャ多くの人に愛していただき、東京開催では180人の枠があっという間にソールドアウトになるブランドに育ちました。
ずっと続けていきたいと思っていたのですが、じわじわと「今の自分と合っていない感」が強くなってきました。
中途半端な状態で続けるより、一旦ケジメをつけようと思います。
「チャレンジするとは、手放すこと」
心屋仁之助さんは講演でそう仰っていました。
僕はDpubを止めることで、Dpubが占めていたスペースを空にして、新しいチャレンジをしようと思います。
また何か大きな飲み会イベントをやるかもしれませんし、まったく違うことを始めるかも分かりません。
現段階では次の構想は白紙ですが、「まず止めてスペースを空ける」ことを、ネクストチャレンジの第1歩として始めようと思います。
今回の神戸、そして次回の東京で、きっちり完全燃焼したいと思います。
東京はまだ日程が決まっていませんが、来年前半に開催することになると思います。
まずは11/7のDpub 12 in 神戸、まだ枠に余裕がありますので(この余裕があるあたりもエントロピーなんですよね)、ぜひご参加ください!
Dpubあと2回、どうぞよろしくお願いいたします!
Dpub 12 in 神戸 お申し込みはこちらからどうぞ!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。