伊勢神宮の外宮の別宮の一つ、「土宮(つちのみや)」に参拝してきたのでご紹介。
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2023年3月の伊勢神宮参拝。
伊勢神宮の外宮には正宮のほか域内に風宮、土宮、多賀宮の3つの別宮がある。
正宮を参拝したあと3つの別宮にも参拝させていただいた。
さっそく紹介しよう。
土宮(つちのみや)基本情報
神社名 | 土宮(つちのみや) |
---|---|
住所 | 三重県伊勢市豊川町279番地 |
電話番号 | 0596-24-1111(神宮司庁) |
創建年 | 不詳 |
ご祭神 | 大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ) |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 外宮の駐車場 |
ウェブサイト | 公式サイト |
土宮(つちのみや)御由緒
以下、公式サイトからの引用。
土宮は、古来外宮ご鎮座の山田原の守護神として崇敬されてきました。延暦23年(804)の『止由気宮儀式帳(とゆけぐうぎしきちょう)』には「大宮地神」と記され、長徳3年(997)の『長徳検録(ちょうとくけんろく)』には外宮所管の田社32前の1座として「土御祖神社」の名を見ることができます。 しかし、田社とは今でいう末社にあたり、古代においては別宮ではありませんでした。
大治3年(1128)に宮川堤防の守護神として別宮に昇格しましたが、田社から別宮の地位に昇格したのは特別な理由があったものと推察されます。
現在、市街地の西を流れる宮川は、かつて幾筋かに分岐し、今の市街地も流域にあたりました。当時は治水技術も発達しておらず、氾濫による被害が相次ぎ、地域住民にとって宮川治水の感心は高く、土地の守護を司る大土乃御祖神に対する祈りは切なるものがあったことでしょう。また、外宮の祭祀を行う上でも洪水は支障をきたしたと考えられます。そのような状況の下で宮川堤防の守護神ということに重きが置かれ、大治3年に宮号宣下され、別宮に昇格したのです。
土宮(つちのみや)地図とアクセス
JR・近鉄 伊勢市駅から徒歩5分。
最新!土宮(つちのみや) 3回目の参拝レポート 2023年3月
参拝日と参拝方法
2023年3月21日に社頭参拝。
当日の様子
▲ 土宮にやってきた。
▲ 静寂のなか参拝。
もともとは別宮の末宮の一つにすぎなかったが、1128年に宮川堤防の守護神として、別宮に昇格したという。
▲ 土宮も左側に古殿地があり、式年遷宮の際にはこちらに建て替えられる。
次回の式年遷宮は2033年、10年後である。
式年遷宮の年にはぜひ参拝したいと思っている。
この日のまとめ
前回の参拝のときは大雨だったが今回は穏やかな天候のなか参拝できて良かった。
森の中で前回の式年遷宮から時間が経過して社殿が自然に溶け込む感じに成熟してきたように感じた。
過去2回の参拝レポートは次のページ以降にありますので併せてご覧ください。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。