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Mac App Storeで是非とも買うべきアプリ、絶対買ってはいけないアプリ [Mac]

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一昨日夜にグランド・オープンしたMac App Store。

僕もさっそく無料のTwitter for Mac(旧Tweetie)をダウンロードしてみたり、既にインストールしていたEvernoteをApp Store経由でダウンロードし直したりしてみた。

まだ有料アプリは購入していない。

さすがにiPhone/iPadのApp Storeよりは価格が高いので、ほいほいと買うわけにはいかない。きちんと検討してから買わないと。

 

で、色々なアプリを見ていて気づいたことがある。

 

Mac App Storeで買ったほうがお得なアプリ、要は価格が安くなっているアプリと、App Storeで買うと高くて損をしてしまうアプリが混在しているということ。

iPhone/iPad向けApp Storeの場合は、アプリは原則App Store経由でしか販売できないので、購入する場所によって価格が違うという現象は起こらない。

だが、Mac App Storeの場合、もともとApp Storeがない状態で各アプリは自由に販売されていたわけで、App Storeができたからといって、急に他の販売ルートがなくなるわけではないので、このような価格差が生じたりする。

 

恐らく調べれば多数の例が出てくるのだと思うが、今回は僕がすぐに気づいた代表的な例を一つずつ挙げてみよう。

 

まず、Mac App Storeで買った方が絶対お得なのが、Apple純正の画像編集アプリ、Apertureである。

 

 

従来のApple Online StoreでApertureを購入すると、1本19,800円である。まあまあ良いお値段だ。

 

 

だが、同じApertureをMac App Storeで買うと、価格は何と半額以下の9,000円である。この価格差はいったいどういうこと?

 

App Store経由で購入すると、原則不正コピーは不可能になる。従来のメディア販売型との価格差は、ひょっとしたら不正コピーに対する割当金を差っ引いたものなのか?だとしたらすごいことだ(^_^;)。正直19,800円だと考えてしまっていたが、9,000円ならありかもしれないと思ってしまった。

 

その一方、Mac App Storeで買ってしまうと損をしてしまうアプリもある。

 

その代表例がOmniFocus for Macである。このアプリ、GTDを活用したプロジェクト管理アプリで、僕は自分の人生のビジョンを管理できるのではないかと思い、購入を検討していたところにMac App Storeがやってきた。

 

 

さっそくいそいそと検索したら出てきました。OmniFocus for MacはApp Storeで9,000円だ。高いけど仕方がないか?

 

ところが販売元のOmni Groupのオンラインストア、OmniStoreだと、これが大幅に安く買えてしまうのだ。

 

 

OmniStoreだとOmniFocus for Macは79.95ドル。これを今日の為替レート1ドル = 83円で計算すると、何と6,636円である。どちらで購入しても同じダウンロード版でしかも英語版なのだ。9,000円と6,636円の差も大きい。OmniFocusの購入を検討している方は、現段階ではOmniStoreでドル建てで購入するほうが断然お得だろう。

これも良く考えれば当たり前のことで、サードパーティアプリは、メーカーが自前のストアで売れば全額が売上になるのに、App Storeを経由すると30%くらいはAppleに持って行かれるはず。であれば自社サイトだと6,600円、App Storeだと9,000円というのは、仕組みを理解すれば健全な価格差なのかもしれない。

 

というわけで、オープンしたてのMac App Store。当面はメーカーや開発者サイトとApp Storeでの価格差はあちこちで見られるのだと覚悟した方が良いだろう。

App Storeで購入すると一元管理ができそうで魅力的だが、かなりの価格差が生じているアプリもあるようなので、面倒がらずに毎回調べてから購入する癖をつけたほうが良いだろう。

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