伊勢神宮の内宮境内にある別宮、「風日祈宮(かざひのみのみや)」に参拝してきたのでご紹介。
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伊勢神宮は全部で125の宮で構成される。
内宮と外宮の次に位が高いのが別宮で、内宮の域内にはこの「風日祈宮」と「荒祭宮」の2つの別宮がある。
風日祈宮は風日祈宮橋を渡った奥にひっそりと鎮座している。
最新の参拝は2023年3月。
さっそくご紹介しよう。
風日祈宮(かざひのみのみや)基本情報
神社名 | 風日祈宮(かざひのみのみや) |
---|---|
住所 | 三重県伊勢市宇治館町1 |
電話番号 | 0596-24-1111(神宮司庁) |
創建年 | 延暦23年(804) |
ご祭神 | 級長津彦命 級長戸辺命 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | あり |
ウェブサイト | 公式サイト |
風日祈宮(かざひのみのみや)御由緒
以下はWikipediaからの引用。
風日祈宮の由緒は定かではないが、804年(延暦23年)の『皇太神宮儀式帳』の「風神社」(ふうじんのやしろ)が初出である。風神社は現在の末社に相当し、現在の摂社以下の扱いであった。
吾妻鏡に1187年(文治3年)に源頼朝が神宮に8頭の神馬を奉納したと記されている。その時の宮社の風が風神社とされるが、外宮権禰宜の度会光生が取り次いでいるので外宮の風社(現在の風宮)の可能性がある。
風神社は末社相当であったが、祭神が農耕に都合のよい風雨をもたらす神であることから風日祈祭が行なわれ、神嘗祭では懸税(かけちから、稲穂)が供えられるなど重視された。
1281年(弘安4年)の元寇では朝廷より二条為氏大納言が勅使として神宮に派遣され、風神社と風社で祈祷を行なった。日本に押し寄せた元軍は退却し日本にとっての国難は去り、これを神風による勝利として1293年(正応6年)に風神社と風社は別宮に昇格され、風日祈宮と風宮となった。
風日祈宮(かざひのみのみや)地図とアクセス
近鉄五十鈴川駅からバスまたはタクシーで6分。
最新!風日祈宮(かざひのみのみや)3回目の参拝レポート 2023年3月
参拝日と参拝方法
2023年3月22日(水)に社頭参拝。
当日の様子
▲ 内宮の正宮へ向かう途中に風日祈宮へと向かう分岐がある。
▲ 参道を右に折れると奥に鳥居と橋が見えてくる。
▲ 風日祈宮橋。
白木で組まれた橋りょうは雨上がりは本当に滑りやすいので注意。
▲ 五十鈴川を渡って風日祈宮へ。
▲ 風日祈宮に到着。
▲ 参拝客は少なく、静けさに包まれて参拝。
この日のまとめ
別宮の存在を知らない人も多いようで、正宮と較べると参拝客はグッと少なくなる。
静けさの中で参拝すると心が洗われる気持ちになる。
過去2回の参拝レポートは次のページ以降にありますので併せてご覧ください。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。