プロテインがダイエットに効く?
にわかには信じられなかったが、実際食事と一緒にプロテインを飲むようにしたら、それまでちっとも減らなかった体重が減り始めたのだ。
「ダイエットからボディメイクへ」連載の第5回目は、いよいよ大転換のお話し。
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パーソナルトレーナーさんとの会話から出てきた、「栄養不足」という言葉。
僕自身、自分が栄養不足だとはまったく思っていなかったので、すごく驚いた。
しかし、よく考えてみると、思い当たる節がいくつもあったのだ。
まずは当時の自分の状況を振り返ってみよう。
プロテイン革命!人間は身体が栄養で満ち足りると食欲がなくなり痩せるのだ!! [ダイエットからボディメイクへ]
夕食後のスナック菓子が止められない
当時の僕は栄養のバランスは取れているつもりでいた。
だが、食生活に一つ、ダイエット中なのに、弱点を持っていた。
それは、夕食後にスナック菓子を食べてしまうことを止められなかったのだ。
もともと僕はスナック菓子を食べる習慣がなく、お菓子を食べるのは妻の習慣だった。
ところが、家にスナック菓子があるとついついつまむようになり、やがてスナック菓子を食べるのは僕がメインになっていた。
ポテトチップス、チョコレート、おせんべい、ナッツなどを食べるのだが、これが止められない。
夕食を食べ終えているのだから、おなかはいっぱいのはずなのに、スナック菓子が止まらないのはなぜだろう?といつも疑問に思っていた。
でも、それでも止まらないものは止まらない。
チョコレートやポテトチップスはダイエットにも悪影響だとは分かっていても、止められない。
そんな状態が何年も続いていた。
プロテインを1日3回飲む習慣を始めたら スナック菓子がまったくいらなくなった
パーソナルトレーナーさんにすすめられ、7月からプロテインを飲むようにした。
どの商品が良いのかも分からないので、ネットで検索して、Amazonで一番人気だったザバスの「ザバス ウェイトダウン」を購入。
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1日3回、食事のときにプロテインを追加して飲むようにした。
当初は従来の食事から何も減らさず、単にプロテインを追加するようにしたのだ。
すると、数日で変化が現れた。
あんなに止められなかったスナック菓子が、欲しくなくなったのだ。
我慢しているのではない。全然食べたくなくなったのだ。
この話を、友人のダイエットコーチに話したところ、まったく予想外の言葉が返ってきた。
「人間は、たんぱく質が不足していると、甘いものや炭水化物が欲しくなるんだよね」と。
なんと!そうなのかとビックリすると同時に、自分に起きた変化にも納得した。
僕はずっとたんぱく質を強化しているつもりだったが、それでも足りていなかった。
夕食を食べてもたんぱく質が足りていないから、身体はたんぱく質を補いたいのだが、身体は「足りない」というメッセージしか出せない。
そして脳は身体が出す「足りない」というメッセージを受け取ると、すぐにエネルギーに変わる「糖質」、つまりお菓子や炭水化物などを食べるように促す。
だから僕はその脳の指令に基づいて、甘いものやポテトチップスを食べてしまっていた。
でも、チョコレートやポテトチップスをいくら追加で食べても、そこにはたんぱく質はほとんど入っていないので、結局身体は満ち足りないまま放置されることになる。
だから、いつも食べたりない感覚をずっと持っていたのだ。
アルコールが入るとがっつくように食べていたのも栄養不足
スナック菓子と並んで、もう一つプロテインを飲むようになって変わったことがある。
それは、宴会などでアルコールが普段よりたくさん入ったときに、普段よりも大幅に食べすぎてしまう癖があったのだが、それがぴたりと止まったのだ。
友達にも言われたことがあるのだが、僕は普段はそんなに大食いではないのだが、お酒が多めに入ると、ずるずると食欲が止まらなくなることがあった。
大皿料理の宴会などで、他の人たちが話に夢中で食べ残している料理があったりすると、それをどんどん食べてしまうのだ。
当時は自分が栄養不足だとは認識していなかったので、何か精神的な欲求不満やストレスが原因で、そういうどか食いみたいなことをしてしまうのかと思っていた。
でもそれはそうではなく、「たんぱく質」が根本的に足りていなかったため、身体が飢餓状態になり、栄養を欲していたのだ、ということで腑に落ちた。
全身が喜んでいるのが分かる!栄養が身体に満ち足りると人はもう食べたくなくなる
プロテインを飲み始めてまずスナック菓子がいらなくなり、宴会でのドカ食いも止まった。
さらに毎日プロテインを飲み続けつつ、トレーナーさんや専門家である友人たちのアドバイスにしたがって、ビタミンCとビタミンB群のサプリも飲み始めたところ、また大きな変化が生じた。
サプリが必要な理由、というか、サプリを一緒に飲まないと効果が弱い理由はこちらに書いた。
そして僕が飲んでいるビタミンCとビタミンBのサプリはこちら。
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僕に起こった変化とは、食事の量がどんどん減り始めたのだ。
プロテインとサプリで不足していた栄養素が満ちた結果、身体が「もう満足!満ちてます!」と言っているのが分かるのだ。
従来はヒレステーキは、350gくらい食べないと物足りなかった。
ところがプロテインとサプリを飲むようになったら、200gでおなかいっぱいで大満足なのだ。
さらに、栄養が満ちていると、おなかがいっぱいになったあと、なかなかおなかが空かないのだ。
すると必然的に、無駄にたくさん食べる必要がなくなり小食になる。
そして、ジャンクフードやスナック菓子がいらなくなるので、体重がするすると減り始めたのだ。
パーソナルトレーニングに通い始めた1月から6月まで、体重は微動だにしなかった。
それが、7月上旬にプロテインを飲み始め、追い掛けてサプリも飲むようにしたら、どんどん体重が減り始めた。
6月下旬には87.8kgと、ほぼ88kg近くあった体重が、7月末には85kgとなった。
さらに8月からはオメガ3脂肪酸を亜麻仁油とサプリで摂取するようにし、減量のペースが早まった。
そしてこの原稿を書いている8月24日の朝、体重は82.8kgである。
2ヶ月で5kgの体重減、しかもまったく苦労せずに、するすると、体重が落ちた。
そして筋肉量は減っていないばかりか増えているので、見た目にも非常に身体が精悍になり、引き締まった感じになってきた。
まだまだおなか周りには脂肪がたくさんあって、標準体重より4kgほど重い状態だが、近々標準体重くらいまで落ちると確信している。
この経験は本当に衝撃的だった。
栄養が足りないと、人は太るのだ。
今回は僕の経験という形で書いたが、次回は僕の身体に起こった変化を、皆さんにも分かりやすい形で書いてみようと思う。
2020年5月の追記
この記事を書いたあと体重はさらに減り続け、77kgまで落ちた。
その後も2020年4月現在も、79kg〜81kgあたりをキープしている。
このボディメイクの集大成的な記事がこちら。
ぜひご一読ください。
また、その後愛飲するプロテインが変わり、いまはボディウイング ホエイプロテイン 無添加をずっとリピート購入して愛飲している。
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まとめ
しっかり食べていても、日本人はほとんどの人がたんぱく質不足なのだそうだ。
そして、たんぱく質が不足していると、人間はたんぱく質ではなく、甘いものやジャンクを食べたくなってしまう!!
この仕組みが分かっているといないのとで、ダイエットへの取り組み方がまったく変わってくる。
僕はこの仕組みを知らなかったので、ずいぶん長い時間苦労して、その割に成果が出ずにいた。
だが、仕組みが分かったら、あっという間に5kgも体重が落ち、しかも筋肉量は増えて、スタイルも良く、健康的に痩せられた。
次回はこの仕組みを、僕の体験という形ではなく、皆さんに届きやすいメソッドにして、お話ししたい。
次回もお楽しみに!
つづく
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。