楽天やアマゾンなど通販の充実で、宅配便で荷物を受け取る機会は年々増加するばかりだ。僕自身のことを考えても、10年前には自分で買い物に行っていたもののうち、通販に切り替えたものが実に多い。
ここ数カ月に通販で買ったものをちょっと考えてみても、本、CD、DVD、酒、米、下着、パジャマ、傘、スキャナ、iPodなどなど、店に出向いて買ったものよりもずっと多いことが分かる。
そうなってくると問題になるのが宅配便の受け取りである。僕は会社勤めなので平日の日中は宅配便を受け取ることができない。ものによってはあらかじめ時間指定で夜間を設定できる場合もあるが、できない場合も多く、そうするとせっかく配達にきてくれたとしても受け取ることができず、翌日や翌々日にずれ込んでしまうことになる。
そんな悩める僕らを救ってくれるのが、今回紹介するiPhoneアプリ、"Delivery Status Touch"(350円)である。要は配送状態を一覧表示してくれるアプリなのだが、大きな特徴として、ヤマトや佐川や日通、それにDHLやFedexなど、複数の宅配会社の配送物を同じ画面で一覧表示できる点である。
Delivery Status TouchはWeb版、Mac版と連動して動作するアプリである。登録や設定はiPhone単体でも可能だが、アカウントを事前に作成する必要がある。Mac版はDashboardウィジェットである。
ヤマト運輸の宅急便はメンバー登録するとE-Mailで不在通知を送付してくれるサービスがあるが、佐川や日通、ゆうぱっくなどにはそのようなサービスはなく、不在通知はポストに紙片が入る形になってしまい不便だ。
だが、事前に伝票番号を送付元に確認しておくことで、配達状況が常に確認でき、不在時に配達があった場合には、すかさず再配達の依頼を外出先から行うことが可能だ。
今回たまたま同じ日に佐川とヤマトから荷物が届く予定になっていて、このアプリの便利さに驚いた。幸い不在時に配達されることがなかったため、サンプルにならなかったが、今後も僕の通販ライフを大いにサポートしてくれるに違いない。
では、簡単に登録・操作方法を見てみよう。
初回アプリを起動すると左上の画面が表示される。やたらと長い警告文だが、要は
JuneCloudというDelivery Statusを運営しているWebサービスに登録する必要があるということが書いてある。OKを押すとメールアドレス入力欄が表示され、アドレスを入れて送信すると、Webサービス版のジャンプする。iPhoneでもSafariで作業できるし、大きな画面で作業したければMacやWinでもOKだ。
ユーザー登録が完了したら、次はフォローしたい荷物を設定する。これは荷物一つひとつに対して毎回登録を実施する必要がある。右上の画像が登録用画面。
運送会社をプルダウンから選ぶのだが、上記の通り、佐川やヤマト、日本郵便などの日本の企業にも対応している。「品名」蘭は分かりやすい名前を自分で付ければOK、「追跡番号」は、各会社の「お問合せ番号」や「伝票番号」にあたるもの。この番号が分からないと追跡できないので、不明であれば、送り元に連絡して教えてもらおう。
データ入力を終えると左上の画面になる。「ウェブ上で詳細を見る」ボタンをタップすると内蔵ブラウザが起動する。この際起動するのは運送会社のサイトである。
この日はたまたま佐川からScanSnapが、ヤマトからeneloopが届くことになっていた。2件の入力を終えた状態が左上の画面である。異なる運送会社の案件が同じインターフェイスで何のストレスもなく表示されている。これは想像以上に便利だ!
左の画面はまだどちらも配達が終了していない状態。そして右はScanSnapだけ配達が完了した状態。僕は会社で仕事中だったが、家族が受け取ってくれたのだ。家族が外出してしまっていた場合、佐川は不在票が紙でしか入らないが、これならすぐに状況が分かるのでとても助かる。
そして両方の配達が無事完了したのが左の画像。そして今日また新たな発見が!右の画像のアイテムは、先日出席した結婚式の引き出物としてカタログギフトから選ばせていただいた(健司君ありがとう!)パン切り包丁で、昨日の夜不在通知がポストに入っていた。
こちらを明日受け取る設定をしたところ、ご覧の通り画面が赤くなった。これってつまり、ヤマト、佐川、郵便のそれぞれのイメージカラーに設定されてるってことか!うおー、これは視認性か高い!!
というわけで、通販を活用する全てのiPhoneユーザー必携の便利アプリ、”Delivery Status Touch"、iPhoneはこのアプリでまた進化した。
Delivery Status Touchのダウンロードはこちらから(350円)
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