過去のエントリーを見ていただくと分かるのだが、僕はMacBookのHDDを500GBに増設し、iPhone 3Gから3GSへの乗り換えはまだ見送っており、その代わりにBOSE QuietComfort3ノイズキャンセリングヘッドフォンを買い、その音の素晴らしさに圧倒されたことをきっかけにiTunesへの楽曲の取り込みをAACエンコーディングから音質劣化がないとされるAppleロスレスに変更し、その結果ファイル容量の激増に悩む日々を送っている。
とにかくロスレス& QuietComfort3の組み合わせは素晴らしいのだ。ジャズやクラシックのピアノソロや管弦楽など、生音をベースにするものだと特に違いが分かるのだが、普通のロックやポップスでも十分過ぎるほど素晴らしい。BOSE QuietComfort3を装着していると、地下鉄に乗りながらキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」がうっとりする音で聴けるのだ。こんなに素敵なことはない。
だが、一曲あたりのファイル容量も音質の良さと比例して大きくなる。5分ほどのポップスでも30MB程度、ケルン・コンサートの1曲目に至っては、20分以上という演奏時間のせいだが、一曲で110MB以上の容量を食う。
MacBookは問題ないのだ。冒頭に書いた通り、HDDを500GBのものに換装して、まだ300GBの空きがある。CDなんて何枚でも取り込める。
問題はiPhoneなのだ。僕のiPhoneは3Gの16GBで、それに対して現在のiTunesライブラリの容量は約64GBである。
ロスレスの魅力に取り憑かれてしまうまでは、ライブラリの容量は40GB強であった。僕が3GSを見送った理由の一つに、来年になれば64GBのタイプが発売され、iTunesライブラリは全てiPhoneに入れることができるようになるのではないかと思ったからというのがあった。
だが、ロスレス病に罹ってしまった僕のiTunesライブラリは一気に肥大化してしまい、たとえ来年64GBのiPhoneが出たとしても、とても全曲は格納できない状態になってしまった。
では、どうすれば理想の環境が作れるのか。最近そのことを考えていた。
僕にとって理想の環境は、以下の条件を満たす必要がある。
・iPhoneまたはiPodで、iTunesライブラリの楽曲を全曲持ち歩ける
・できるだけ多くの曲をAppleロスレス・エンコーディングにしたい
・ランニングの際には音楽は必須で、しかもRunKeeperなどのアプリも同時に使いたい
というようなことを考えていたら、先週のAppleのイベントで、iPod Classicが160GBに増量され、しかも価格が5,000円下がった。160GBなら、現状のiTunesライブラリから容量が1.5倍になっても全曲を格納できる。
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これは魅力だな。
整理すると、今後取り込む曲は基本的にロスレスになる。iPhoneには300曲強しか入らないので、音楽再生マシンとしては、ランニング時などに限定して音楽を聴く、いわばiPod Shuffle的な使い方をし、 それ以外のアプリをフル活用する。
で、ランニング時以外は、音楽はiPod Classic & BOSE QuietComfort3という組み合わせがベストではないか。とにかく全曲入り、ロスレスで聴けて、しかもノイズキャンセリング♬
今回発表されたiPod Touchの容量が64GBだったことを考えても、来年登場するiPhoneは恐らく64GBになるだろうし、僕はそれを買う予定だ。Nike+ iPodをどうしても使いたいし、セカイカメラや東京の地下鉄のようなARアプリも是非使いたい。
でも、来年の夏には、僕のiTunesライブラリは恐らく80GBや90GBになっているかもしれない。だとすると、当面160GBの容量を持つ新iPod ClassicとiPhoneの2台持ちは、ベストな選択のように思えるんだよね。
というわけでiPod Classicが欲しい今日この頃。でも予算がないんだよなあ。頑張って稼ぐか(^_^;)。
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