完璧なサンビスタ
アルリンド・クルース
ライス・レコード (2008-07-20)

 

 

 

 

 

 

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アルリンド・クルス「完璧なサンビスタ」

ブラジル、サンバのアーティストです。

よくわからないけど偶然みつけて勘で買ったアルバム・・・が大当たりで、また1つ私の中で名盤となりました。

1曲目の「Meu Lugar」(マドゥレイラこそ俺の居場所)が始まったとたんに、清澄な空気と光に満ちた幸せな世界が広がります。


「俺の居場所は、鉄の神オグンと嵐の女神イアンサンの道。あそこには朝までサンバがあり、どこにもサンバの揺れがある。

俺の居場所は、闘いと汗、より良い世界への希望に満ち、祝杯のビールに囲まれたところ。

俺の居場所は、あまたの伝説と光の存在があり、オズワルド・クルースやカスカドゥーア、ヴァス・ロボ、イラジャーもすぐそば。

俺の居場所は、微笑み、平和と喜びの地、口にする、その名からして甘美な、マドゥレイラ」 〜ライナーノーツより引用

 

この、「マドゥレイラ〜〜」と入ってくるところでいきなり視界がバーンと開けるような広がりが感動的。それから後半変遷してさらに世界が美しく広がって行くすばらしい出来の曲だと思います。


そんな一曲目を筆頭に、次から次へとメロディーが比類なく美しい曲ばかり。

サンバはサビをみんなで合唱するところが良さの1つだと思いますが、まさに合唱するにふさわしいシンプルかつ魅力的なメロディーで、覚えて一緒に歌ってみるとその流れにますます引き込まれてしまいます。

 

派手でもなく、熱くもなく、がんばってない、とんがってない、訴えてない。 

でもべつに「癒し」でもない、夢や理想でもない。

力の抜けた、一言で言って「幸せな音楽」。

それも何か特別な幸せじゃなくて、「普通の日常が幸せなのっていいなー」っていう感じでしょうか。

 

私はブラジルのことに詳しくないけれど、きっとマドゥレイラっていうのは自然に恵まれて空気がきれいな土地なんだろうなー、とか、きっとこの人は地域のコミュニティーや家族に恵まれて、働いてしゃべって笑って泣いて怒って、普通に日々の生活を味わう、それでいいんじゃない? って感じなんだろうなー、とか思うのです。

うん、それでいいんじゃないかなー。

ほっとしたい時、キレイな気持ちになりたい時におすすめ。

今年は、「今までやったことがなかったけど気になっていた事」を色々やってみたいと思って、なんやかやと新しく手を出しているのですが、今日は「ワイヤーアートアクセサリー体験教室」に行ってきました。

銀製のワイヤーで石を巻いたり止めたりしてアクセサリーを作るというもので、いわゆる彫金などとは違って大掛かりな工具を使ったり熱を使ったりすることはなく、ニッパーとペンチで作ってゆくものです。

その独特の繊細さや華やかさ、自由なデザインに以前から惹かれるものがあり、探せばいくつかお教室があることがわかったので、まずは1日だけ体験してみることにしました。それで先週こちらのサイトの講座に行ってみたのです。

 

材料や工具は全部用意されていて、たくさんの天然石ビーズの中から好きなものを選んで、今回のレシピ「ストリームライン・ペンダントトップ」を作っていきます。

ワイヤーの扱いは始めてですし、最初は先生の説明についていけなくて「えっ、曲げるのこっち?あれどっち??わかんない!!」みたいにちょっと焦りましたが、先生が「みんな同じ物を作る必要はなくて、一人一人違っていいと思います。」と言って下さって、けっこうその場の自由な判断であっちこっちやっているのを見て、要は基本さえわかれば後はわりあい感覚を頼りに好きにしていいんだという感じがわかってきました。

それでできたのがこれ。

wire100129.jpg

真ん中のはクリソコラという石。青と緑が混ざり合って地球みたいな石です。

まあ、初めてにしてはそれなりに満足です。結局はセンスでいいっていうところに希望が持てるし、もっと技術があれば楽しいことが色々できそうなので、自分でも練習つつ、さらにこれからちゃんと習いにいくかも。


と思って早速工具を楽天で注文してしまいました。


-在庫品- ※送料無料※【あす楽対応_東海】_ワンランクアップのアクセサリー工具TP 福袋

 

楽しいことまた1つ、増やしていきたいな (^.^)


ざっとワイヤーアートアクセサリーの色々が見られるこんなサイトがあったので参考までに。

http://blue-moondrop.com/cgi/sh1_album/sh1_album/

 

 

 

 

pcp.jpg

我が家は今プチ投資ブーム。

・・・というと大げさですが、勝間和代氏に倣って、ウチらも金融リテラシーを上げて行く努力をそろそろしないとね、ということで少しずつ勉強したり、資金もたいへんプチなところからですが、一歩を踏み出そうとし始めている訳です。


それで先週は、長期運用に特化したユニークな投資信託「ひふみ投信」を手がけるレオス・キャピタルワークスの無料セミナーへ行ってみました。

レオス・キャピタルワークス及びひふみ投信についてはここでは詳しく語りませんが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2009」でトップ10にランクインしたほど、今注目の投信及び運用会社です。


無料セミナーは「お客様との交流」を目的にして時々行われているもので、どんな会社なのかとか、運用方針だとか、経済金融の話をわかりやすくしてくれるとのことで、申し込めば誰でも参加できます。


というわけで、丸の内のおしゃれなビルの27階にあるレオス社の会議室まで行ってきました。

もちろん私は、これまで金融の世界などには全く無縁でしたし、そのような場所に足を踏み入れるのも初めて。

しかも一度も会社勤めの経験がないので、こんなバリバリなオフィスビルに出入りするというだけでも身の引き締まるような(笑)新鮮体験です!

おお、カタギの人達の世界にどんなお洋服で行ったらいいんだろ!?と迷いましたが、結局普段通りの格好に落ち着きました。


さて始まって、正面に座って自己紹介もなしに話を始めたこの男性はいったい誰?年は40前後かな、きっと広報担当の部長さんとかそういうあたりなんだろうな、と思っていたら、藤野英人CIO(最高運用責任者)という、創業者であり実質一番偉い人でした。


そして後ろの壁際には折りたたみイスを出して、若手の男性社員が4人座っています。あ、きっと若手社員に勉強の機会ってかんじかな、と思っていたら、運用担当者の皆さんでした。下は20代の若さ、一番年長のマネージャーでも40歳前後でしょう。

藤野CIO含めたこの若い5人が、会社と全てのお金を動かすコアメンバーだったなんて。

藤野氏をはじめ、皆さんのお話の端々から「こんな投信を自分たちは作りたくてやってるんだ!」というワクワクするようなエネルギーが感じられました。また、藤野氏の経済のこと株のことなどに対する冷静で大局的な見方も、たいへんわかりやすく納得がいくものでした。


そのようなめちゃコアチームの全員が、このような顧客サービスの場に出てきて誠実に語ってくれることにちょっと感激です。

だって「金融の社長」なんて人は、そう軽々と一般客の前に顔を出さないもんだと思ってましたもん。

「運用部」なんていうと、大きな会社の中の一番奥の奥の秘密の部屋で秘密の会議をしているナゾの人達、ヴィジュアルは黒いシルエット・・・っていうイメージ、今までありましたもん。

しかし生まれて初めてそのような方々を目の前にしたら、ホント皆さんしっかりして素晴らしい人達で。

「こんな人達が世の中ではがんばってるんだなー」って、私がいかに世間知らずかってことなんですが、こんな機会にお話を聞くことができてたいへん良い経験をしました。


口座を持っていても持っていなくても参加は自由ということですから、一度行ってみられては。


 

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

2010年最初のエントリーは、ブックレビューにします。

ワクワクするような新しい年になりますように。

 

ソース(SOURSE)あなたの人生の源はワクワクすることにある

マイク・マクマナス著



 

 

 

 

 

 

「自分の個性を生かした生き方をしたい」

「今の仕事が、どこか自分とはズレているような気がする」

「自分の天職とはなにか、ずっと考えてきた」

「家庭の中だけで一生を終わりたくない」

「勤め人を辞めて、いつか独立したいと思っている」

「なんのために学校に行くのか、わからない」・・・・・本文より抜粋


このようなことを、はっきり意識し始めて現在岐路にある人にも、

時々漠然と「自分これでいいのかな〜」と感じる人にも、

あるいは、これまで自分の人生に全く疑問を持たなかった人にも・・・

衝撃的な揺さぶりと、パワフルな希望を与えてくれる本ではないかと思います。

この本のキーワードは「ワクワク」。

著者は「誤った社会通念から自由になって、自分が持って生まれたワクワクに従って生きて、喜びにあふれ充実した人生を生きよう」と呼びかけ、そのための具体的な示唆を挙げています。


「そりゃー言うのは簡単だけどさ、現実ってのは甘くないでしょ。」

と、多くの人は言うでしょう。

「そんなこと言ったってぇ〜」と引いてしまう人もいるかもしれません。

この本のユニークな部分は、まさにその多くの人が言うであろうそのような「当たり前」の常識を、「誰もが信じているウソ」として看破していく章にあります。

「責任とは家族や会社や社会が期待することをすることだ」

という通念をひっくり返し、

「人が取るべき責任ある行動はただひとつ。自分が心からしたいことをすることである。それが人生でもっとも責任ある行動であり、その人が負う最高の責任である。」

と述べる。

その他、

「現実的になれというウソ」

「妥協のウソ」

「上手のウソ」

「ヤル気のウソ」とか、


「決断は先延ばしにしていい」

「優先順位はつけるな」

「適性があるからと言ってそれをする必要もなければ好きになる必要もない」


など、頭を逆さまにさせられるような論の数々に、目からウロコが落ちるようです。

読み進むほどに、頭がリラックスして自由になり、ワクワクのエネルギーが湧いてきます。

 

今、そしてこれからの時代、「本当に自分のしたいことは何?」と問い直し、追求し、そのために人生をシフトしていく人達がますます増えていくことでしょう。

この本は1999年に書かれたものですが、そういう意味では、今だからこそ心に響く人も多いかもしれません。10年以上前にこういうことを言っていたこの人はスゴイんじゃないかと思いました。

 

「心からワクワクすることを全部やる」というこの本に触発されて、私も今年は今までやってこなかったことを色々やってみたいと思っています。

 

 

いよいよ年末となりました。

今年は変化の年。そして色々壊れる年でありました。

で、暮れも押し迫った本日、長年使ったPowerMac G5がとうとう起動しなくなりました。

ジャーンと音がしたあとは画面真っ黒・・・・・以上。


モニターのチェック、セーフブート、PRAMリセット、PMU(SMU)リセット、など色々やってもダメ。CD-Rから起動しようにも、トレイが開かないしどうすればいいんだあ〜、とMacBookを使って(これがあってよかったよ、ホント)ネットで調べているうちに、損傷ハードディスク(HD)のデータ復旧業者さんというのがあるのも知りました。しかし調べたらお値段5万〜10万当たり前の世界みたい、、、、はい。無理。


で、再挑戦。G5マニュアルを見たら、電源が入っていなくてもCD-Rのトレイを開けられることがわかった。

外側のフタを手で押し下げて、中の黒いトレイのはじっこについている小さな穴に、ゼムクリップを伸ばした針金(と書いてある)を突っ込んでグイと押す。するとトレイがちょっと出てきました。それをつかんで引っ張るとディスクを入れることができました。

まあ何となく無理矢理感はあるけど、とにかくトレイを押し込んで、キーボードのCを押しながら起動。これで立ち上がればとりあえずバックアップを取っていなかったデータを救出することができるのだが・・・・


画面真っ黒・・・・・以上。


てことはアレですよ、もしかしたら起動HDの損傷じゃなくて、本体の故障かもしれないじゃん。だったら、逆に話が簡単だ。内部に入っている2基のHDを取り出して、データを出せるようにすればいいんじゃん。

それで、これを機会にintelじゃないG5を使うのはもうやめて、昨年買ったMacBookに完全に移行すれば。

ということで、方針決定。

・「内蔵のSATAハードディスクを入れ込んでUSBやFirewireで接続し外付けHDとして使えるHDケース」を買う。

・内蔵HD2基(元々のと増設したの)を両方取り外す。

・順番にHDケースにマウントしてMacBookにつないでチェック。HDが生きていたらデータを必要なところへ移す。

・G5はジャンクとしてヤフオクに出す(とほほ)。

 

それで急遽、秋葉原の秋葉館へ行ってきました。秋葉原へ行くのもリアルな店舗に行くのも久しぶり。

色々グレードがあるのですが、私はFirewireさえ付いていればいいと思ったのでこれで。

林檎派 Standard II FireWire400/USB2.0 ハードディスクケース [RGH35FW-STD2]


早速開けてみた。外箱とフロントに漢字がなんともいえない。

 

林檎派.jpg

 

 

front.jpg

 

さて、G5のパネルを開け2基のHDを取り外す。接続部がけっこう固いので思い切り引っ張らないと外れない。

無事外れたら、HDの側面についている4つの黒いネジを取り外し、1セットは内部パネル所定の格納場所に差し込む。もう1セットは丁寧に保管(これ特殊なネジだそうです)。

「林檎派」HDケースはこんな風に開くのでした。

 

ケース1.jpg

 

ここに取り外したHDを接続して裏からネジをしめて固定。

 

ケース2.jpg


外ケースに戻し、ネジを閉めて完成。G5と一緒に親子(爺孫?)撮影。

Gさんお疲れさまでした。

 

withG5.jpg

さて、それで元々HD、増設HDともにMacBookにつないでチェックしたところ、どっちも元気!無事データは各所に整理しました。
なんだー、HD壊れたとか騒いで慌てて復旧屋さん頼まなくてよかった〜。

      というわけで、これからしばらくMacBookをメイン機として使ってみようと思います。OS10.5なので(10.6にすりゃーいいんだけども)、TimeCupsule が使えて、バックアップの心配なしになります。

やれやれ、そんなこんなで一日費やしてしまったのでした。

コンピュータに詳しい方なら言わずもがなのことかもしれませんが、もしある日突然起動しなくなって困っちゃった方がいたら、こんな方法もあったよ、ということがちょっとでも参考になれば、と思いました。

まあそんなことになる前に、バックアップはこまめに取りましょうね(^^)


ガラクタ捨てれば自分が見える 〜風水整理術入門〜 

カレン・キングストン・著  小学館文庫


著者のカレン・キングストンさんは、英国生まれ、現在バリ島在住。

西洋社会における風水研究のパイオニアだそうです。

風水というと、「なんか、ウサンくさい」と思われる方もいるでしょうが、この本は「どこそこに何を置くと金運アップ!」とか(笑)そういうことではなく、家の中を整理整頓することがいかに自分の精神にも健康にもよいのかという、しごく真っ当なことを言っている本だと思います。

であるとともに、掃除や片付けが苦手な人にとってはちょっと耳の痛い、でもそれだけに挑戦する勇気と希望を与えてくれるでしょう。


・ガラクタとは何のことをいうか

・家の中が汚かったりガラクタであふれていたりすると、精神的にも肉体的にもどういう悪影響があるのか

・人はなぜガラクタを溜めるのか/なぜ捨てられないのか

・ガラクタを片付けるとどういう良いことがあるのか


・・・など興味深いトピックが、それぞれ人間心理の深いところをよく突いていておもしろいです。ガラクタを溜め込む精神構造が、肉体の肥満という現実にもつながっているというところも、なかなか説得力があります。

つまり「家はそこに住む人の精神状態がそのまま表れているもの」である、ということは逆も然りで、家の中の状態を変えれば精神状態も変わる、ということでもあり、後半ではそれらが「人生をより良く生きる」というところにつながっていきます。

 

それで私の場合、基本的に掃除マニアなので、自慢ですけど我が家はいっつもキレイです!

溜め込み癖よりは捨て魔なので、この本を読んでさらに片付け魂に火がつきました!

特にこの本に書いてあるガラクタの定義で

・もう使わないもの

・気に入らなかった貰いもの

・好きではないもの

・修理せずに放ったらかしているもの

が自分のエネルギーレベルを落としている、というのはすごく納得しました。


そういえば、好きでもないのに何だかとっておかなきゃならないという義務感でしまってある物って、けっこうあった。

好きではない物とか、あまり良い思い出がない物とかは、それを目にすることで意識的にも無意識的にも、自分にネガティブな影響を与えている、と言われるとそうかもしれないと思う。

なんとなくそうは感じていたけど、そう言われて、そしてそういうものは思い切って捨てちゃいましょう!と言われると、「そうかあ!捨ててもよかったんだ!」ってエンジンかかって、洋服、アクセサリー、バッグ、食器、機材、家電、家具、本、書類 etc・・・使わない物と捨てたい過去は全部処分!


もちろん、ただ捨てるだけじゃなく、出せる物はヤフオク、時には質屋(笑)へ。

特に機材関係はひっぱり出してくるとけっこうあって、それなりの値段で皆さん買って下さるので、ありがたい限りです。

家もスッキリ、気持ちもスッキリしてお金も入ってくるんだからこんなにいいことはありません。

ガラクタ捨てようキャンペーン、皆様におすすめです。


ガラクタ捨てれば自分が見える

Myexel813.JPG

 

先日のエントリーで、昭和ミシンに惹かれてしまう〜みたいな事を書きました。

さてその後。ヤフオクでいくつかの争奪戦勝負に負けながらも(悔)、最終的に手に入れたのは70年代に生産された機種、ジャノメのエクセル813、写真のものです。

この手のオークションでは、いわゆる「完動」とか「調整済み」と謳ってそれなりに状態を保証している物もありますが、今回の場合そういった物ではなかったため、ある程度リスクは覚悟のつもりでしたが・・・・

届いた品は比較的キレイで、当時のままの取り扱い説明書や細かい付属品類も揃っていて、前の持ち主さんが丁寧に扱ってらしたんだなーという気配が漂って好感が持てました。

まずは本体、ケース、及び内部のカマと呼ばれる部分まで隅々掃除し、ピカピカになって満足!

では試し縫いを・・と始めたところ、動作はするのですが、

う、、不具合が1カ所、2カ所、あれ〜〜ここも!!

というわけで、やっぱりちょっと素性の怪しい中古品、やっぱりそれなりの品ではあったのでした。

しかし、自分の希望で選んだ機種ですからね、こんなことでヘコむわけにはいきません。

幸い今はネットで良さそうなミシン修理店を全国から探す事ができ、宅配で修理を頼む事ができるのです。

もちろんジャノメのミシンなので、近所のジャノメ店に頼む事も考えました。しかし、割高な出張料を取られたりするし、どんな人が担当者なんだか見えないし、「直りませんね」「もう部品ないです」などとあっさり言われたら嫌だなと思ったので、私の選択として、多様なミシンに精通した個人経営のミシン屋さんに相談することにしました。


そこでみつけたのが甲府にある「tetettaみしん工房」さん。

まずはメールでご相談したところ、早速お電話を下さり、さらに詳しく状態を確認した上で,どこまでは直る可能性があり、もしかするとここは直らないかもしれないということもわかりやすく説明して下さいました。

料金も予想していたより低めで収まりそうだったので、早速修理をお願いすることにし宅配便でミシンを送りました。

私が事前にネットで調べたところによると、この機種は内部の「ギア割れ」というのが起きやすいのが欠点らしく、私は密かに今回もそれかな〜とちょっと覚悟していたのです。

そのため、細かい所は直らなくても、最低限の実用縫いができればラッキーぐらいのつもりでいたのですが、修理終了後またお電話を頂いて、全て正常に使えるようになったと聞いた時は、意外で嬉しいビックリでした。

幸い致命的な破損ではなかったようですが、ずいぶん大変なお手間をかけた作業だったようで、そのあたりがお店の修理日報ブログに載っています。

このようなブログのシステムも含め、終止きちんと説明しながら感じよく対応して下さるので、信頼感抜群。いわば医療でいうところの「インフォームドコンセント」ってかんじですね。

そんなミシンの良きお医者さん、tetettaみしん工房さんにお願いしてよかったと思っています。

古いですが気に入った機種なので、大事に使いたいと思います。


ちなみにミシンの宅配送料については、お店が宅配業者と契約している料金で扱って下さるため、通常よりもお安く済みます。こちらも高ポイント!



salad091116.JPG

野菜大好き。

その時々で適当な組み合わせのサラダを思いついて作っては、いつしか定番サラダになっているものがいくつかあるのですが、今日は私のイチオシ・ポテトサラダをご紹介します。


普通ポテトサラダというと、じゃがいも・にんじん・きゅうりを主にマヨネーズであえた、ちょっと懐かしくホっとする感じのが主流だと思いますが,これはクレソンやマッシュルーム、マスタードなど使った、ちょっと複雑な風味の「大人のポテトサラダ」。お客様にも好評の実績あり!

思いつきで生まれたのでおそらく私のオリジナルです。


サラダなので分量はあくまでも目安。テキトーで全然いいでしょう。

好きずきと勘で見計らって下さい。

材料

じゃがいも3個/さやいんげん1束/クレソン1束/ブラウンマッシュルーム5〜6個/マヨネーズ/つぶマスタード/塩

手順

1.じゃがいもをゆでる。ゆで方は色々ありますが。

a.皮をむいてサラダのサイズに切ってからゆでるのが、一番速くて楽な方法。しかし、栄養分や風味が逃げてしまうデメリットもある。

b.皮のまま丸ごとゆでて熱いうちに皮をむくのが、ちゃんとした料理本に書いてある方法。しかし、やたらに時間がかかる上,熱いところ皮をむくのも大変。

c.それじゃあということで、私の場合、皮をむいてから丸ごとラップに包んで電子レンジへ!

どれが良いかはお好みで。

柔らかくなったら2〜3センチ角ぐらいに切る。

2.いんげんをゆでる。沸騰してから入れて2分が目安。ャッキリ感を失わないようにしたい。

その後3等分ぐらいに切る。

3.マッシュルームは薄切り。

4.ゆであがったじゃがいも、いんげん、スライスしたマッシュルームをボールに入れ,塩を少々振る。その理由はマヨネーズの量をちょっと控えめにしたいと思うため。もちろんマヨネーズ味ガッツリいきたい人は省略可です。

5.そしてマヨネーズ。量はホントお好みで。

それからここがポイント、粒マスタード。

小さいスーパーだとなかなか置いてない所が多いですが、くれぐれも「マスタード」じゃなくて、「粒マスタード」じゃなくちゃいけません。

量はお好みですが、私の場合、小さじ2〜3杯かな〜

それで、全体がなじむまで和える。じゃがいもが冷めないうちの方が良いでしょう。

6.ざっくり切ったクレソンを囲むように敷き、和えたじゃがいもをのせる。

レタスが欲しい人はクレソンの下に敷いてもよいかもしれませんね。

7.クレソンなど、葉ものがあるので、食べる時に全体にドレッシングをかけるとよいです。そのためにも、じゃがいものマヨネーズはあっさりめにしておくとバランスが良いと思います。


あとはホント、お好みで適当に。お試し下さい。


有機JAS(無農薬・無添加)オーガニック粒マスタード200g

数年前に手持ちのミシンが壊れて処分して以来、ずっとミシンのない生活をしていたのですが、

あ、「えーっ ミシンて、アナタ裁縫なんかすんの!?」って思った人いるでしょ。

しますってば、ちょっとだけど。

洋服ガンガン縫ったりするわけではないけれど、ちょっとしたことでミシンがあればなーと思う事がしばしばあり、時には実家の母に借りたりしていたのだけど、やっぱり自分のミシンが欲しくなった今日この頃。

かといって、たまに使うぐらいであまり値の張る物を買うのもちょっと。適当な中古があればいいんじゃないかと、とりあえずヤフオクで探し始めてしまったらハマりました!

色々なサイトをあたって調べているうちに、色々なことを知りました。

私にとって興味深かったのは、

 

・昔のミシンは高価だった。高価ということは良質で頑丈な部品を使い、精度高く作られているということ。

・昔のミシンは重かった。重いということも同様に、良質で頑丈な部品をふんだんに使っていたということ。そしてその重さがあるからこそ、モーター動作の振動を良い具合に安定させているということ。

・現代の安価なミシンはコスト第一のため、部品がチャチで、すぐ壊れ、軽い分だけ振動が激しく、性能も劣るということ。

・現代のミシンは、全般的にハイテクで様々な機能がこれでもかと付いていて一見目を惹くが,機械としての基本的な性能に疑問な物もあるらしいこと。

・つまり、現行の安いミシンを買うよりは、昔の高価なミシンを中古で買ったり直したりして使う方が良い選択であること。

・そのような観点で見た場合、日本のメーカーでは昔のジャノメがなんといっても最高であるらしいこと。

 

・・・というようなことを、複数のミシン修理技術者の方やミシンマニア(いるんですねー)の方のサイトで読み、私は至極納得したのでした。その考え、私も好きだ!

ミシン修理屋さんのサイト「昔のミシンを直して使いましょう」

ミシンを愛するミシン屋さん「しもだミシン」さんのサイト・ジャノメミシンについて

 

余談ですが、そのへん、考えてみれば日本のピアノ製造についても同じようなことが言われてますねー。「今のピアノは安く作ることばかり考えてるから材質が全然ダメ。」って調律師の方が良く言ってます。


さて、ジャノメのメーカーサイトに「ミシンの歴史資料館」というページがあります。ここに、ジャノメの代表的な機種の変遷が乗っています。

実際画像を色々見ると、昭和のジャノメはデザインがなんだかカッコイイ!もちろん機械そのものにも並々ならぬ情熱が注ぎ込まれていたようで、まさに昭和の物づくりスピリットが匂い立つかのようです。

そんなわけで、単なるミシン選びのはずが、すっかり楽しい未知の世界探検になってしまったので、その一部をご紹介しようと思います。少々マニアックになりますが、興味があればおつきあい下さい。

 

まずは、現在でも中古市場で人気を誇るという、1983年発売「メモリークラフト6000」というもの。 

MC6000.jpg

カクカクとした形と、なんとなく威圧感のある気合いの入った前面パネルがいかにも80年代って感じでよいです。このミシンは内部の構造が贅沢ですばらしいらしく、現在でも「ミシン屋さんも自分用に欲しがる名機」なんだそうです。


 


これの前身の「メモリア(5001後に 5002)」というのは日本初のコンピュータミシン。

memoria.jpg

それまでは機械式ミシンといって、針や送り歯の動きを、ダイヤルを回すなどして手動で調節していたのですが、メモリアになってそれをコンピューターで制御するようになったので、刺繍縫いや文字縫いなどの複雑な事もボタン1つでできるようになったという、いわゆるエポックメイキングな一台なんですね。

もちろん,内部の部品もこだわりまくった贅沢品なんだそうです。それは実際に分解して触る人だからこそ実感すること・・・そんなミシンマニアの方のブログ「男のミシン」がなかなか面白く、つい読みふけってしまいましたのでご紹介します。

 

「機械式からコンピュータ式へ」っていうのは、いわばマニュアル車からオートマ車になったような感じでしょうか?

音楽の世界で言えば、アナログシンセサイザー全盛だった70年代から、80年代になって初のフルデジタルシンセサイザー、「ヤマハ DX7」が発売されて一斉を風靡したことを思い出します。DX7が83年発売ということを知ると、奇しくもメモリークラフト6000の83年発売というのと、リンクする時代性を感じますね。


さて、私にとって魅力的な年代はここまで。それ以前にちょっと戻りましょう。

〜〜昭和のジャノメのかわいい形を色々〜〜

320型 はブログ「男のミシン」へリンク。

■365型

janome365.jpg

 

 

■560型

janome560.jpg

 

 



 

 

 

■672型

janome672.jpg

 

 

■802型

 

 

 

 

 

 

 

 

現代のミシンは、もちろん物にもよりますが、だいたい全体真っ白でソフトな曲線ライン、赤やピンクに塗られたボタンやダイヤル、エレンガントな筆記体の文字が踊るような、いかにも「奥サマ」受け狙いなデザインも多く、機械として惹かれるような佇まいはあまりありません。

しかしどうでしょうか、この昔のミシン達。

「縫います!仕事します!以上!」みたいな質実剛健な潔さがいいじゃありませんか。

しかも中身は、調整さえすれば今も現役でバリバリ働ける上等なメカだっていうのなら、ますます魅力的です。

「道具なんて便利なら何でもいいじゃんか」っていう考えもあるでしょうが、私はやっぱり、本質をきっちり押さえた姿勢やその物の持つ佇まいに惚れて手に入れたい方なので、「ぜひ今回は中古のジャノメを」と心に決めたのでした。

実際、ヤフーオークションにはしばしば中古で色々出てきているので,状態をよく検討すれば選択肢はわりとあるようです。

私の場合、色々言ってても実はヘヴィーユーザーでも洋裁上級者でもないので、そんなに華麗な機能はいらないのです。コンピュータ式のメモリアやメモリークラフトも良さそうだけど、たぶん刺繍も文字縫いもしないし、今までも機械式でずっと慣れていたから別にコンピュータ式じゃなくてもいいなと思う。しかし、ミシン扱いの上級者でもないので、あまり古すぎても使いこなせないと思う・・・。

それで気になってきたのがこれです。「エクセル813」。

exel813.jpg

メモリアが出る少し前の1976年発売、「機械式ミシンの最高機種」と言われたものです。このシンプルで硬派な外観と緑に光るパネルがいい感じ。

メカに関してもマニア関係者の皆さんの評判も良いようです。ぜひ、これがうまく手に入ればと願う次第。

もちろん古い物ですから、修理や調整が必要になるリスクも覚悟しなければなりませんが、それを承知で、だけど惹かれてしまう昭和ミシン・・・。

ほんとは早くミシンが欲しかったのだけど、何か知らんがここまで入り込んでしまったので、どれになるかわかりませんが、焦らず機会を狙って良さそうなものを手に入れたいと思います。


付け足しですが、ブログ「男のミシン」のKSKさんによる、色々なミシンの動作音を画像付きで載せたエントリーがあるので興味ある方はどうぞ。

「いや〜マニアって!」と驚嘆しつつ、結構面白かったです。

 

久しぶりにデパートにお洋服を見に行ってきました。見にっていうか、もちろん気に入ったのがあれば買うつもりでした。

普段あまりデパートで服は買わないのですが、頂き物の百貨店商品券というのがあったので、「では」ということで行ってみた銀座の某デパート。

2階、3階、4階・・・一通り回ってみたけど、、、

着たい服がない!!

まあ、年齢的にあまりに「お嬢さん」な服はもちろん範疇の外ですけど、そうでなくても「今どき」の形や柄や素材や丈・・・どうしてもそれらが素敵とは思えなくって。全然欲しくならなかった。

結局何も買わずに帰って来てしまいました。

試しにネットで「着たい服がない」と検索かけてみたら、日記やブログでそういうふうに書いている人がけっこういるのはおかしかったです。やっぱ、そうだよね!?って思っちゃいましたが・・・単に年齢の問題かな〜。


一通り服を見て、なんとなく全体の傾向として感じたこと。

まず、素材。

秋冬物なのに、最近は生地がヒラヒラ・ペラペラ、平気でしてるんですね。

昔だったらこれ夏物じゃん?て思うようなのが,たくさんありました。

こんなの着てたら、「あら、あの人夏物着ちゃって・・」って思われないのかな〜 なんて心配するのは、もはや年寄りなんだろうか??

それ以上に、寒がりの私は

「これじゃ寒いじゃなーい。私ムリ。」ということで却下。


それから、秋冬物なのに、半袖や七分袖が多いのはなぜ?

これを冬場にどうやって着たら良いのだろう。重ね着をするのかな。

でも寒がりの私は袖がついてないというだけでひるんで却下。


次、ワンピースの丈。
みんな判で押したようにミニ丈というか、チュニック丈というんですか、要するにレギンスやスキニージーンズ無しには成立しないようなワンピースばかり。
もちろんそういうスタイルだって可愛いけど、そればっかりじゃなくたっていいじゃないか。
普通にストッキングではけるようなエレガントな丈のものはないのか!?・・・・なかった。

次、セーター。
形がシンプルで、「あ、これならちょっといいかな」と思ったものもいくつかありました。それでタグを見ると
アクリル、ナイロン、ポリエステル・・・・等々
化繊ばっかりじゃん。
やっぱセーターはウールじゃなきゃ寒いじゃなーい。私にはムリ。
「だったらユ○○ロでもっと安くてウールが買えるでしょ」と思ってしまって、却下。

たまーに「おっ、これは!」と思うのがあって値札をみたら「すいません;;」というかんじで、結局デパートの買い物は難しい。


そういえば、全国的にデパートの売り上げが激減して、今業界はたいへんらしいですね。
私もずいぶんデパートで買わなくなったけど、今日のようにたまに行ってみた結果、こういう思いをすると、激減するのもなんとなくわかる気がする。
 全般的にデパートに入っているメーカーの服はどうも画一的に感じますね「今どきはコレ!」ってなったらみんなそれになっちゃうんだもの。
選択の幅が狭い。でなければ値段がやたらに高い。
面白みがあってもっと安い服だったらあそこもあるし、ここもあるし・・・ということで、あらためて他のお店に行ってみることにします。







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