今日は読売日本交響楽団@池袋芸術劇場、行ってきました。
指揮は下野竜也さん、曲はドヴォルザークの3本立て。
この方の指揮は、わかりやすくて気持ちが良い。指揮に疎い私のような者にもその動作と出てくる音の関係が「なるほど〜」と納得感多々あり、安心できます。
もちろん、指揮、オケ、曲、等聴くべきポイントは色々とありますが、なんといっても今日の金星はトロンボーン。
たぶんオケの皆さんそれぞれに良くやってらしたのだと思うけれども、いろんな瞬間にハッとしたり、オッと思ったり、グっときたりしてしまったのがトロンボーン隊だったのです。
もともと私 は金管大好き。特にトロンボーンやホルンの、ピアノの時は神々しく優しく美しく、フォルテになったら野獣に変貌!のような、その音質の変わりぶりどちらも 捨て難く好きです。バストロンボーン含め中低音でブリブリハモるトロンボーン隊はほんとにカッコいいと思いますね。
今日のドヴォルザーク4番では、トロンボーンがその硬軟両方の側面でいい音を出していて、他を差し置いてつい見ちゃって。
もちろん元 々の演奏者の技量もあるでしょう。その上で今日には今日の諸々があったのでしょう。精神状態が特別良かったとか、楽器のコンディションだとか、気が合うメ ンバーだったとか、指揮者の気合いとか、あと良い演奏を引き出すようなドヴォルザークの譜面だったのかもしれないなー、などと色々考えながら。
きっと様々な要素が積み重なって現れた、そんな今日のトロンボーン、素敵でした。
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