もとはコミックス、そしてこの1月からWOWOWでドラマ放送しています。今週第2回め。
番組サイト http://www.wowow.co.jp/drama/utada/
警察組織の中で、理不尽を感じながらも自分を押し殺して上司に従ってきた「優秀な」刑事・歌田マモル。
彼の前に、ある日「前世の自分」だと名乗る神崎という男が現れ、「お前は本当にそれでいいのか?」と問いつめてゆく。次第に自分の本当の気持ちに従って行動することを選んでゆく歌田。しかし神崎は、歌田を殺人者への道へ引きずりこもうと闇のささやきを繰り返す。葛藤する歌田の前に次々と凶悪な事件が待ち受ける・・・。
歌田をドランクドラゴンの塚地武雅さん、神崎をラーメンズの片桐仁さんがやっています。
どのキャストも、原作コミックスの人物によくイメージが合ってるな〜と思いますが、中でも極め付きは「非情な上司・樺島」役の西村雅彦さん。イヤらしく冷たくヤバい演技が、すっごくイヤだけど素敵。ベテランの重みが漂います。
原作は独特のクセのある絵のせいもあって、ドロドロした怖さがあるのですが、ドラマはところどころ設定やディテイルを変えていて、ちょっぴり洗練されている印象です。多くの人が関わると「こうしよう、ああしよう」と新たな視点が見えたり、新しいものが生まれてきたりするものかもしれません。
私は劇中の音楽作りで関わっています。そんな世界の一端をうまく担えていればなによりです。
エンディングの映像と電気グルーヴの曲もかっこいいですよ。
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