2009年10月アーカイブ

久しぶりにデパートにお洋服を見に行ってきました。見にっていうか、もちろん気に入ったのがあれば買うつもりでした。

普段あまりデパートで服は買わないのですが、頂き物の百貨店商品券というのがあったので、「では」ということで行ってみた銀座の某デパート。

2階、3階、4階・・・一通り回ってみたけど、、、

着たい服がない!!

まあ、年齢的にあまりに「お嬢さん」な服はもちろん範疇の外ですけど、そうでなくても「今どき」の形や柄や素材や丈・・・どうしてもそれらが素敵とは思えなくって。全然欲しくならなかった。

結局何も買わずに帰って来てしまいました。

試しにネットで「着たい服がない」と検索かけてみたら、日記やブログでそういうふうに書いている人がけっこういるのはおかしかったです。やっぱ、そうだよね!?って思っちゃいましたが・・・単に年齢の問題かな〜。


一通り服を見て、なんとなく全体の傾向として感じたこと。

まず、素材。

秋冬物なのに、最近は生地がヒラヒラ・ペラペラ、平気でしてるんですね。

昔だったらこれ夏物じゃん?て思うようなのが,たくさんありました。

こんなの着てたら、「あら、あの人夏物着ちゃって・・」って思われないのかな〜 なんて心配するのは、もはや年寄りなんだろうか??

それ以上に、寒がりの私は

「これじゃ寒いじゃなーい。私ムリ。」ということで却下。


それから、秋冬物なのに、半袖や七分袖が多いのはなぜ?

これを冬場にどうやって着たら良いのだろう。重ね着をするのかな。

でも寒がりの私は袖がついてないというだけでひるんで却下。


次、ワンピースの丈。
みんな判で押したようにミニ丈というか、チュニック丈というんですか、要するにレギンスやスキニージーンズ無しには成立しないようなワンピースばかり。
もちろんそういうスタイルだって可愛いけど、そればっかりじゃなくたっていいじゃないか。
普通にストッキングではけるようなエレガントな丈のものはないのか!?・・・・なかった。

次、セーター。
形がシンプルで、「あ、これならちょっといいかな」と思ったものもいくつかありました。それでタグを見ると
アクリル、ナイロン、ポリエステル・・・・等々
化繊ばっかりじゃん。
やっぱセーターはウールじゃなきゃ寒いじゃなーい。私にはムリ。
「だったらユ○○ロでもっと安くてウールが買えるでしょ」と思ってしまって、却下。

たまーに「おっ、これは!」と思うのがあって値札をみたら「すいません;;」というかんじで、結局デパートの買い物は難しい。


そういえば、全国的にデパートの売り上げが激減して、今業界はたいへんらしいですね。
私もずいぶんデパートで買わなくなったけど、今日のようにたまに行ってみた結果、こういう思いをすると、激減するのもなんとなくわかる気がする。
 全般的にデパートに入っているメーカーの服はどうも画一的に感じますね「今どきはコレ!」ってなったらみんなそれになっちゃうんだもの。
選択の幅が狭い。でなければ値段がやたらに高い。
面白みがあってもっと安い服だったらあそこもあるし、ここもあるし・・・ということで、あらためて他のお店に行ってみることにします。







ちょっと早いですけど、今年を振り返るとつくづく、今年は「変化」の年だなーって思います。しかも「ちょっとこのへん変えてみました」というような表面的な変化ではなく、これまで立っていた足場からガラガラと変わっていくような変化。

大きなところでは、オバマ政権の誕生、鳩山政権の誕生ですよね。

これも、これまでだったら考えられないものが、本当に現実になってしまった感があります。

そしてそれによって、「これまでだったら考えられないこと」の数々が言葉にされ、行動にされていくのを、いくつも見せられて来た今年でした。


例えば「これまでなんとなく感じていたけど、そんなこと言っても仕方ないし、そういうもんなんだから動かないだろうし、言うことじゃないんだろうな。」と思ってあんまり考えなくなっちゃったようなこと。

それが鳩山政権になったとたん、おおっぴらに言い出されて、

「えーっ、それって言っていいんだ!? へーそれって動くんだ!?」

って思ったこと、ありません?

私にとっては例えば「ダム中止」とか「羽田ハブ化」とか「選択的夫婦別姓」とかの議論が、そんな感じで新鮮でした。

その結論については色々な側面で是非がありましょうから、どちらが良いとすぐに言えることではありませんが、少なくとも、それが議論になり動く可能性が出て来たということ自体、これまでではありえなかったことのように思います。

 

基本的に人間は変化を嫌うという性質があると聞いたことがあります。

事の是非以前に、これまでのことが変わる、というそれだけで抵抗感一杯になってしまう人達も、もちろんたくさんいるでしょう。

しかし同時に、「変わる」ということに憧れ、希望を感じる気持ちがあるのも人間でしょう。

そんな「変化」に対する幾多の思いを巻き起こしながら、しかし、四の五の言わずにガーーッと地面ごと持ってっちゃうような、時代全体の風が押し寄せたような今年だったなーと思うのです。


・これまでのことが通用しない。

・これまでこうだったのに、今年はもう違っている。

・これまでこうだったからこれからもそうだと思っていたことが、思いもよらない形で終わった、あるいは壊れた。

・これまでこうだと思っていたけど、もうそう思わなくなった。


どうやらこれって、世界的社会的な事柄だけでなく、極めて個人的な生活や精神のレベルまで、その変化の風が吹いているのではないかと思われてなりません。

実際、私自身の今年はそんなことの連続でした。また私の周りでも、今年激動の変化を経験した方が少なくありません。

それは時に、全く新しい体験であったり、痛い経験であったり、大きな喪失であったり、先の見えない葛藤であったりする。

そうやって「これまで」という自分の足場がガラガラと崩れてしまうと、宙に放り出されたみたいになって、一瞬上下左右が全くわからなくなり、自分がどっちを向いたら良いのかさえわからなくなる。これはしばらく真っ暗続きでつらい期間です。

 

しかし、だからこそ、そこでギアチェンジできるのでしょう。

というか、せざるを得なくなる。そうでないと先へ進めませんからね。

そしておそらく、そうやってフーフー言ってたどり着いた新しい場所が、実は「これまで」よりずっと、自分にとって良いところだったりするのかもしれません。

そしておそらく、それは「これまで」の自分があまり考えたことがなかった、でも本当は心のどこかで望んでいたところだったりするのかもしれません。

 

そんな新しい場所を、そろそろ見つけ出した人達がいるのを感じます。

まだわからないけど、私も見つかる予感だけはしています。

これはあくまでも自分の感覚に過ぎませんが、きっと世界全体に風が吹いているってことは、多かれ少なかれ皆も同時にその風を受けているってことなんじゃないか、と。

だから、同じような経験をしている人が、何人もいるんじゃないかって思うと、「きっと大丈夫」って思う。

変化というのはワクワクする。

たいへんかもしれないけど、変化する方にかけてみたいと思いますね。





時々聞く事がある話。

「最近、家電品が次から次に壊れてさー、冷蔵庫でしょ、電子レンジでしょ、洗濯機もそろそろやばいのねー」みたいなの。

時期が重なってしまう、ってやつですね。


私もこのところそんなかんじ。

先日プリンターを買い替えたのですが、実はその他にもパソコンの液晶モニターがもうダメで、しょっちゅう途中で電源が「ブツッ」と落ちてしまうという状況になっていました。

しかし、しょうがないのでその都度モニターの後ろを手でバンバン!!と叩くと(笑)これが直るんですわ。

「昭和のテレビかい!?・・」って皆に笑われながらも、とりあえずそれで乗り切っていたのですが、でもマジで、いよいよホントに逝ってしまったら作業が一切出来なくなってしまいますから、笑い事じゃないなと思って、とにかく安さ第一で新しいのを買いました。

 

ほんと、何でも良かったんだけど、値段とデザインとなんとなくのイメージ、というイージーな決め方でDELLの20インチワイドモニターにしました。

画面もサイズも普通にいいんじゃないという感じでしたが,そんなイージーな選び方をしたがゆえ、全く予想外の見落としが・・・

スピーカーがなかった!!

別売りで取り付けだそうな。

まあ、私の場合Firewireでオーディオインターフェイスに繋いでいるので、そちらやあちらやこちらを立ち上げれば、ちゃんと良い音で聴けるからいいんですけどね・・・でもそちらやあちらやこちらを立ち上げるまでもないちょっとした時には、ちょっとめんどくさい・・・。

自分の見落としっぷりが一瞬悔やまれましたが、使ってみたらそれほど不便を感じないので、まあいいやってことにしました。

DELL S2009W 20 インチワイドスクリーンフラットパネルモニタ

 

しかし、それで。

そのオーディオインターフェイスが次にヤバいのです。

オーディオインターフェイスというのは、簡単にいえば、パソコンで音を扱うにあたって色々な変換作業をする機械、っていうんでしょうか。私の場合、Macで作編曲や録音の作業をする時にも、音楽を聴く時にも必要不可欠な機材です。

以前から何もしないのにマイク入力チャンネルに常時ノイズが入るという症状が出ていて、先日メーカーに問い合わせたところ、故障と判断され、修理代は2万5千円!!

またいつものアレですが

「だったら買った方がいいんじゃん!?」

ていうか、修理に出して何週間かかるかあまりあてにならないし、その間何もできなくなってしまうのはありえないし。

考えてみれば年数的にもいいかげん潮時だし。

じゃ買い替えるか〜〜


というわけで、またまた買い替え物件が発生・・・・

先立つ物がどうなのか?私もわかりませんが。


しかし、そう思って機材を検討しだすと楽しいものです。

最初は「応急処置感覚」で安い価格帯のものを当たってみていたのですが、知り合いのミュージシャンにお勧めを聞いたり、ネットで色々検索しているうちにだんだん欲しい価格帯が上がってきてしまった(汗)。

さあ、どうしましょ。

でも、こうやって買う前にあーだこーだ考えている時間が、実はいちばん楽しかったりするもんですね。


 

ishigakineko.JPG

先日、通りがかったお寺の壁際にいた猫たちです。

天然のシンメトリーがすばらしい!

 


 


写真.jpg



今日は朝から皇居前にいます。

日曜日の桜田門前/祝田橋の交差点付近は、車両通行止めになっているんですね。芝生や松に囲まれた開放感のある空間はとても静かでのんびりした日曜の朝です。

走る人、自転車の人、ローラースケートの人・・・いろんな形で大勢の人がビュンビュン行き交っています。

昨日は犬塚大塚初ライブ。暖かいお客様に支えていただき、なごやかに終了しました。

初めてだし、やっぱり本番はちょっと緊張しましたが、全体的には楽しくやらせて頂きました。

PRISMIXでやっていた「深海」という曲を、さえこさんにギターを弾いてもらってピアノソロバージョンでやって、これはこれでまたよい雰囲気だったと思います。

不思議とお互い雰囲気が似ているもんで、事前にMCの流れなど決めなかったせいもあって、ある意味予想通りというか、妙につかみ所のない不思議トークで全体が過ぎていったような・・・ちょっと反省もありますが、まあそれも味でしょうか。。

ともあれ来て下さった皆様ありがとうございました!

眠れなくなって、i-podで音楽を聴き始めてしまいました。

なぜか管楽器が聴きたくて、熱帯JAZZ楽団の「Spain」をセレクト。

今までも聴いていた音源ですが、今日は改めてあまりにすばらしくて、体が覚醒してしまい、ますます眠れなくなってしまいました。


熱帯JAZZ楽団というのは、ラテンジャズのビッグバンドで、リズムセクション(ドラム、ベース、ピアノ、ラテンパーカッション)、そしてホーンセクション(トランペット隊、トロンボーン隊、サックス隊)、それぞれの楽器においておそらく日本一レベルと言ってよいであろうメンバーを取り揃えたスーパーバンドです。


改めて気づいた、アレンジの緻密さ、アイディアの奔放さ、その気合いの入り方は尋常じゃない!

そして1つ1つの楽器が、本当にいい音で、いい所おいしい所にバシッと入っていて、その絶妙さにため息が出てしまいます。


そもそも楽器を習得するというのはたいへんなことです。

しかも、上手なだけにとどまらず、魅力的に演奏できるまでになるには、どれほどの努力と年月とエネルギーがかかっていることでしょうか。

たった1つの音に、そのミュージシャンが過ごしてきた少年期〜青年期の鍛錬の積み重ねと、その後の現場で海千山千の経験と精進を重ねて来た重みと輝きがこもっている・・・そしてそれが一瞬の「今」に集約した「その音」。だからちょっとやそっとの音じゃないんです。そんな音を十数人が一斉に出しているんですから、そのエネルギーたるや只事ではないです。


個人的に、最近音楽を聴くフレームワークが変わってきて、新たな発見を色々と感じています。

いやー、なんてみんな素晴らしい!

それに尽きる今夜。いや、もう朝ですね。


熱帯JAZZ楽団 7~Spain~

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