眠れなくなって、i-podで音楽を聴き始めてしまいました。
なぜか管楽器が聴きたくて、熱帯JAZZ楽団の「Spain」をセレクト。
今までも聴いていた音源ですが、今日は改めてあまりにすばらしくて、体が覚醒してしまい、ますます眠れなくなってしまいました。
熱帯JAZZ楽団というのは、ラテンジャズのビッグバンドで、リズムセクション(ドラム、ベース、ピアノ、ラテンパーカッション)、そしてホーンセクション(トランペット隊、トロンボーン隊、サックス隊)、それぞれの楽器においておそらく日本一レベルと言ってよいであろうメンバーを取り揃えたスーパーバンドです。
改めて気づいた、アレンジの緻密さ、アイディアの奔放さ、その気合いの入り方は尋常じゃない!
そして1つ1つの楽器が、本当にいい音で、いい所おいしい所にバシッと入っていて、その絶妙さにため息が出てしまいます。
そもそも楽器を習得するというのはたいへんなことです。
しかも、上手なだけにとどまらず、魅力的に演奏できるまでになるには、どれほどの努力と年月とエネルギーがかかっていることでしょうか。
たった1つの音に、そのミュージシャンが過ごしてきた少年期〜青年期の鍛錬の積み重ねと、その後の現場で海千山千の経験と精進を重ねて来た重みと輝きがこもっている・・・そしてそれが一瞬の「今」に集約した「その音」。だからちょっとやそっとの音じゃないんです。そんな音を十数人が一斉に出しているんですから、そのエネルギーたるや只事ではないです。
個人的に、最近音楽を聴くフレームワークが変わってきて、新たな発見を色々と感じています。
いやー、なんてみんな素晴らしい!
それに尽きる今夜。いや、もう朝ですね。
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