いよいよ年末となりました。
今年は変化の年。そして色々壊れる年でありました。
で、暮れも押し迫った本日、長年使ったPowerMac G5がとうとう起動しなくなりました。
ジャーンと音がしたあとは画面真っ黒・・・・・以上。
モニターのチェック、セーフブート、PRAMリセット、PMU(SMU)リセット、など色々やってもダメ。CD-Rから起動しようにも、トレイが開かないしどうすればいいんだあ〜、とMacBookを使って(これがあってよかったよ、ホント)ネットで調べているうちに、損傷ハードディスク(HD)のデータ復旧業者さんというのがあるのも知りました。しかし調べたらお値段5万〜10万当たり前の世界みたい、、、、はい。無理。
で、再挑戦。G5マニュアルを見たら、電源が入っていなくてもCD-Rのトレイを開けられることがわかった。
外側のフタを手で押し下げて、中の黒いトレイのはじっこについている小さな穴に、ゼムクリップを伸ばした針金(と書いてある)を突っ込んでグイと押す。するとトレイがちょっと出てきました。それをつかんで引っ張るとディスクを入れることができました。
まあ何となく無理矢理感はあるけど、とにかくトレイを押し込んで、キーボードのCを押しながら起動。これで立ち上がればとりあえずバックアップを取っていなかったデータを救出することができるのだが・・・・
画面真っ黒・・・・・以上。
てことはアレですよ、もしかしたら起動HDの損傷じゃなくて、本体の故障かもしれないじゃん。だったら、逆に話が簡単だ。内部に入っている2基のHDを取り出して、データを出せるようにすればいいんじゃん。
それで、これを機会にintelじゃないG5を使うのはもうやめて、昨年買ったMacBookに完全に移行すれば。
ということで、方針決定。
・「内蔵のSATAハードディスクを入れ込んでUSBやFirewireで接続し外付けHDとして使えるHDケース」を買う。
・内蔵HD2基(元々のと増設したの)を両方取り外す。
・順番にHDケースにマウントしてMacBookにつないでチェック。HDが生きていたらデータを必要なところへ移す。
・G5はジャンクとしてヤフオクに出す(とほほ)。
それで急遽、秋葉原の秋葉館へ行ってきました。秋葉原へ行くのもリアルな店舗に行くのも久しぶり。
色々グレードがあるのですが、私はFirewireさえ付いていればいいと思ったのでこれで。
林檎派 Standard II FireWire400/USB2.0 ハードディスクケース [RGH35FW-STD2]
早速開けてみた。外箱とフロントに漢字がなんともいえない。
さて、G5のパネルを開け2基のHDを取り外す。接続部がけっこう固いので思い切り引っ張らないと外れない。
無事外れたら、HDの側面についている4つの黒いネジを取り外し、1セットは内部パネル所定の格納場所に差し込む。もう1セットは丁寧に保管(これ特殊なネジだそうです)。
「林檎派」HDケースはこんな風に開くのでした。
ここに取り外したHDを接続して裏からネジをしめて固定。
外ケースに戻し、ネジを閉めて完成。G5と一緒に親子(爺孫?)撮影。
Gさんお疲れさまでした。
さて、それで元々HD、増設HDともにMacBookにつないでチェックしたところ、どっちも元気!無事データは各所に整理しました。
なんだー、HD壊れたとか騒いで慌てて復旧屋さん頼まなくてよかった〜。
というわけで、これからしばらくMacBookをメイン機として使ってみようと思います。OS10.5なので(10.6にすりゃーいいんだけども)、TimeCupsule が使えて、バックアップの心配なしになります。
やれやれ、そんなこんなで一日費やしてしまったのでした。
コンピュータに詳しい方なら言わずもがなのことかもしれませんが、もしある日突然起動しなくなって困っちゃった方がいたら、こんな方法もあったよ、ということがちょっとでも参考になれば、と思いました。
まあそんなことになる前に、バックアップはこまめに取りましょうね(^^)