ガラクタ捨てれば自分が見える 〜風水整理術入門〜
カレン・キングストン・著 小学館文庫
著者のカレン・キングストンさんは、英国生まれ、現在バリ島在住。
西洋社会における風水研究のパイオニアだそうです。
風水というと、「なんか、ウサンくさい」と思われる方もいるでしょうが、この本は「どこそこに何を置くと金運アップ!」とか(笑)そういうことではなく、家の中を整理整頓することがいかに自分の精神にも健康にもよいのかという、しごく真っ当なことを言っている本だと思います。
であるとともに、掃除や片付けが苦手な人にとってはちょっと耳の痛い、でもそれだけに挑戦する勇気と希望を与えてくれるでしょう。
・ガラクタとは何のことをいうか
・家の中が汚かったりガラクタであふれていたりすると、精神的にも肉体的にもどういう悪影響があるのか
・人はなぜガラクタを溜めるのか/なぜ捨てられないのか
・ガラクタを片付けるとどういう良いことがあるのか
・・・など興味深いトピックが、それぞれ人間心理の深いところをよく突いていておもしろいです。ガラクタを溜め込む精神構造が、肉体の肥満という現実にもつながっているというところも、なかなか説得力があります。
つまり「家はそこに住む人の精神状態がそのまま表れているもの」である、ということは逆も然りで、家の中の状態を変えれば精神状態も変わる、ということでもあり、後半ではそれらが「人生をより良く生きる」というところにつながっていきます。
それで私の場合、基本的に掃除マニアなので、自慢ですけど我が家はいっつもキレイです!
溜め込み癖よりは捨て魔なので、この本を読んでさらに片付け魂に火がつきました!
特にこの本に書いてあるガラクタの定義で
・もう使わないもの
・気に入らなかった貰いもの
・好きではないもの
・修理せずに放ったらかしているもの
が自分のエネルギーレベルを落としている、というのはすごく納得しました。
そういえば、好きでもないのに何だかとっておかなきゃならないという義務感でしまってある物って、けっこうあった。
好きではない物とか、あまり良い思い出がない物とかは、それを目にすることで意識的にも無意識的にも、自分にネガティブな影響を与えている、と言われるとそうかもしれないと思う。
なんとなくそうは感じていたけど、そう言われて、そしてそういうものは思い切って捨てちゃいましょう!と言われると、「そうかあ!捨ててもよかったんだ!」ってエンジンかかって、洋服、アクセサリー、バッグ、食器、機材、家電、家具、本、書類 etc・・・使わない物と捨てたい過去は全部処分!
もちろん、ただ捨てるだけじゃなく、出せる物はヤフオク、時には質屋(笑)へ。
特に機材関係はひっぱり出してくるとけっこうあって、それなりの値段で皆さん買って下さるので、ありがたい限りです。
家もスッキリ、気持ちもスッキリしてお金も入ってくるんだからこんなにいいことはありません。
ガラクタ捨てようキャンペーン、皆様におすすめです。
あはは、何だか耳が痛いなぁ・・・・
そのら様は綺麗好きと言うより、整理整頓が上手いんだな・・・。
でも、汚い部屋って言われたら想像つかないですね(笑)
僕の場合、何故か捨てられない。
使わない楽器なんてその典型です。
最近、エレキギターを使う機会が殆ど無いから、家でも弾かない。
以前、某天才ギタリストS・T氏に、使わないから
オールドビンテージのグレッチを差し上げようと思って見せたのだけれど、
『オリジナルパーツのビンテージは大事にした方が良い』
って言われ、結局今でも家の飾り物に成り下がってます。
オークションも、売るとなると見ず知らずの人に二足三文じゃ
何だか捨てるみたいで踏ん切りつきません。
お陰で楽器の中で寝ているような部屋になってます。
ゆうちゃん様
そうですか〜、ギターちょっともったいないですねえ。。
私個人的には、楽器は使ってくれる人の元へ行くのが幸せかなあ、という気持ちもありますが・・・。
オークション出品について私の経験では、それなりに魅力のある品だと意外に皆が競り合って、最終的に真っ当な値段まで釣り上がるもんだなーと感じています。
どれか1台試してみては ^^?
最近、いままでハムスターやリスのごとく貯めこんだ写真関連機材(フィルム)を処分し始めました。売れるモノなのでまだいいのですが購入金額から考えると…いまフィルムカメラって買うのはとてもいいですよ!…処分しにいったのについ購入してしまう(笑)なので整理できないんです!!
yuziさま
好きな物・気に入っているものだったら、きっとガラクタの範疇には入らないでしょう。
どうぞ、思う存分(笑)大事にして下さいね!