我が家は今プチ投資ブーム。
・・・というと大げさですが、勝間和代氏に倣って、ウチらも金融リテラシーを上げて行く努力をそろそろしないとね、ということで少しずつ勉強したり、資金もたいへんプチなところからですが、一歩を踏み出そうとし始めている訳です。
それで先週は、長期運用に特化したユニークな投資信託「ひふみ投信」を手がけるレオス・キャピタルワークスの無料セミナーへ行ってみました。
レオス・キャピタルワークス及びひふみ投信についてはここでは詳しく語りませんが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2009」でトップ10にランクインしたほど、今注目の投信及び運用会社です。
無料セミナーは「お客様との交流」を目的にして時々行われているもので、どんな会社なのかとか、運用方針だとか、経済金融の話をわかりやすくしてくれるとのことで、申し込めば誰でも参加できます。
というわけで、丸の内のおしゃれなビルの27階にあるレオス社の会議室まで行ってきました。
もちろん私は、これまで金融の世界などには全く無縁でしたし、そのような場所に足を踏み入れるのも初めて。
しかも一度も会社勤めの経験がないので、こんなバリバリなオフィスビルに出入りするというだけでも身の引き締まるような(笑)新鮮体験です!
おお、カタギの人達の世界にどんなお洋服で行ったらいいんだろ!?と迷いましたが、結局普段通りの格好に落ち着きました。
さて始まって、正面に座って自己紹介もなしに話を始めたこの男性はいったい誰?年は40前後かな、きっと広報担当の部長さんとかそういうあたりなんだろうな、と思っていたら、藤野英人CIO(最高運用責任者)という、創業者であり実質一番偉い人でした。
そして後ろの壁際には折りたたみイスを出して、若手の男性社員が4人座っています。あ、きっと若手社員に勉強の機会ってかんじかな、と思っていたら、運用担当者の皆さんでした。下は20代の若さ、一番年長のマネージャーでも40歳前後でしょう。
藤野CIO含めたこの若い5人が、会社と全てのお金を動かすコアメンバーだったなんて。
藤野氏をはじめ、皆さんのお話の端々から「こんな投信を自分たちは作りたくてやってるんだ!」というワクワクするようなエネルギーが感じられました。また、藤野氏の経済のこと株のことなどに対する冷静で大局的な見方も、たいへんわかりやすく納得がいくものでした。
そのようなめちゃコアチームの全員が、このような顧客サービスの場に出てきて誠実に語ってくれることにちょっと感激です。
だって「金融の社長」なんて人は、そう軽々と一般客の前に顔を出さないもんだと思ってましたもん。
「運用部」なんていうと、大きな会社の中の一番奥の奥の秘密の部屋で秘密の会議をしているナゾの人達、ヴィジュアルは黒いシルエット・・・っていうイメージ、今までありましたもん。
しかし生まれて初めてそのような方々を目の前にしたら、ホント皆さんしっかりして素晴らしい人達で。
「こんな人達が世の中ではがんばってるんだなー」って、私がいかに世間知らずかってことなんですが、こんな機会にお話を聞くことができてたいへん良い経験をしました。
口座を持っていても持っていなくても参加は自由ということですから、一度行ってみられては。