2010年1月アーカイブ

 

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我が家は今プチ投資ブーム。

・・・というと大げさですが、勝間和代氏に倣って、ウチらも金融リテラシーを上げて行く努力をそろそろしないとね、ということで少しずつ勉強したり、資金もたいへんプチなところからですが、一歩を踏み出そうとし始めている訳です。


それで先週は、長期運用に特化したユニークな投資信託「ひふみ投信」を手がけるレオス・キャピタルワークスの無料セミナーへ行ってみました。

レオス・キャピタルワークス及びひふみ投信についてはここでは詳しく語りませんが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2009」でトップ10にランクインしたほど、今注目の投信及び運用会社です。


無料セミナーは「お客様との交流」を目的にして時々行われているもので、どんな会社なのかとか、運用方針だとか、経済金融の話をわかりやすくしてくれるとのことで、申し込めば誰でも参加できます。


というわけで、丸の内のおしゃれなビルの27階にあるレオス社の会議室まで行ってきました。

もちろん私は、これまで金融の世界などには全く無縁でしたし、そのような場所に足を踏み入れるのも初めて。

しかも一度も会社勤めの経験がないので、こんなバリバリなオフィスビルに出入りするというだけでも身の引き締まるような(笑)新鮮体験です!

おお、カタギの人達の世界にどんなお洋服で行ったらいいんだろ!?と迷いましたが、結局普段通りの格好に落ち着きました。


さて始まって、正面に座って自己紹介もなしに話を始めたこの男性はいったい誰?年は40前後かな、きっと広報担当の部長さんとかそういうあたりなんだろうな、と思っていたら、藤野英人CIO(最高運用責任者)という、創業者であり実質一番偉い人でした。


そして後ろの壁際には折りたたみイスを出して、若手の男性社員が4人座っています。あ、きっと若手社員に勉強の機会ってかんじかな、と思っていたら、運用担当者の皆さんでした。下は20代の若さ、一番年長のマネージャーでも40歳前後でしょう。

藤野CIO含めたこの若い5人が、会社と全てのお金を動かすコアメンバーだったなんて。

藤野氏をはじめ、皆さんのお話の端々から「こんな投信を自分たちは作りたくてやってるんだ!」というワクワクするようなエネルギーが感じられました。また、藤野氏の経済のこと株のことなどに対する冷静で大局的な見方も、たいへんわかりやすく納得がいくものでした。


そのようなめちゃコアチームの全員が、このような顧客サービスの場に出てきて誠実に語ってくれることにちょっと感激です。

だって「金融の社長」なんて人は、そう軽々と一般客の前に顔を出さないもんだと思ってましたもん。

「運用部」なんていうと、大きな会社の中の一番奥の奥の秘密の部屋で秘密の会議をしているナゾの人達、ヴィジュアルは黒いシルエット・・・っていうイメージ、今までありましたもん。

しかし生まれて初めてそのような方々を目の前にしたら、ホント皆さんしっかりして素晴らしい人達で。

「こんな人達が世の中ではがんばってるんだなー」って、私がいかに世間知らずかってことなんですが、こんな機会にお話を聞くことができてたいへん良い経験をしました。


口座を持っていても持っていなくても参加は自由ということですから、一度行ってみられては。


 

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

2010年最初のエントリーは、ブックレビューにします。

ワクワクするような新しい年になりますように。

 

ソース(SOURSE)あなたの人生の源はワクワクすることにある

マイク・マクマナス著



 

 

 

 

 

 

「自分の個性を生かした生き方をしたい」

「今の仕事が、どこか自分とはズレているような気がする」

「自分の天職とはなにか、ずっと考えてきた」

「家庭の中だけで一生を終わりたくない」

「勤め人を辞めて、いつか独立したいと思っている」

「なんのために学校に行くのか、わからない」・・・・・本文より抜粋


このようなことを、はっきり意識し始めて現在岐路にある人にも、

時々漠然と「自分これでいいのかな〜」と感じる人にも、

あるいは、これまで自分の人生に全く疑問を持たなかった人にも・・・

衝撃的な揺さぶりと、パワフルな希望を与えてくれる本ではないかと思います。

この本のキーワードは「ワクワク」。

著者は「誤った社会通念から自由になって、自分が持って生まれたワクワクに従って生きて、喜びにあふれ充実した人生を生きよう」と呼びかけ、そのための具体的な示唆を挙げています。


「そりゃー言うのは簡単だけどさ、現実ってのは甘くないでしょ。」

と、多くの人は言うでしょう。

「そんなこと言ったってぇ〜」と引いてしまう人もいるかもしれません。

この本のユニークな部分は、まさにその多くの人が言うであろうそのような「当たり前」の常識を、「誰もが信じているウソ」として看破していく章にあります。

「責任とは家族や会社や社会が期待することをすることだ」

という通念をひっくり返し、

「人が取るべき責任ある行動はただひとつ。自分が心からしたいことをすることである。それが人生でもっとも責任ある行動であり、その人が負う最高の責任である。」

と述べる。

その他、

「現実的になれというウソ」

「妥協のウソ」

「上手のウソ」

「ヤル気のウソ」とか、


「決断は先延ばしにしていい」

「優先順位はつけるな」

「適性があるからと言ってそれをする必要もなければ好きになる必要もない」


など、頭を逆さまにさせられるような論の数々に、目からウロコが落ちるようです。

読み進むほどに、頭がリラックスして自由になり、ワクワクのエネルギーが湧いてきます。

 

今、そしてこれからの時代、「本当に自分のしたいことは何?」と問い直し、追求し、そのために人生をシフトしていく人達がますます増えていくことでしょう。

この本は1999年に書かれたものですが、そういう意味では、今だからこそ心に響く人も多いかもしれません。10年以上前にこういうことを言っていたこの人はスゴイんじゃないかと思いました。

 

「心からワクワクすることを全部やる」というこの本に触発されて、私も今年は今までやってこなかったことを色々やってみたいと思っています。

 

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