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macOS Mojaveをフュージョンドライブ搭載のiMacにインストールした時の注意点

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仕事で使っている27インチiMac(2017年1月購入、late 2015、3TBフュージョンドライブ搭載モデルモデル)のOSをアップデートした。

最初、最新版のmacOS Mojaveを上書きインストールしたところ、調子がひどく悪くなってしまった。

上書きインストールで不具合が出ることは良くあることなので、iMacを初期化してMojaveをクリーンインストールすることにした。

初期化、クリーンインストールは問題なく進み、Time Machineからのデータ復旧も、時間はかかったが無事完了した。

ところが、復元後のMacの動きが非常に遅く、どのアプリもほとんど動かない悲惨な状態になってしまった。

これはクリーンインストールが失敗したか、もしくはハードウェア的な故障かと心配した。

金曜日の朝起きた時点で復元が終わっていたのだが、激重で何もできず。

この日は一日中講座のためiMacをいじる時間もなく、結果放置していた。

夜に確認したところ、相変わらずiMacはすごく重くて何もできない状態。

OSをアップデート後は、バックグラウンドでさまざまなスクリプトが走るので、そのスクリプトにメモリを食われて動作が遅くなることは良くある。

でも今回のは、あまりにも遅すぎるし、かかる時間も長すぎる。

でもこの日はもう眠かったので、一晩iMacを立ち上げっぱなしにして様子を見て、翌朝も遅いままだったら、再度クリーンインストールをやり直そうと思い、そのまま一晩放置した。

すると、翌朝起きてiMacをいじったところ、昨日までの遅さが嘘みたいな爆速、キビキビ状態に復活していてビックリするやらホッとするやら。

Facebookにこのことを書いたら、エンジニアのお友達が教えてくれた。

フュージョンドライブ搭載のiMacは、最新OSのMojaveから、ファイルシステムがAPFSという形式に変更になったそう。

従って、今までのデータをMojaveにアップデートすると、そのあとで全ファイルがAPFS形式に書き換えられるため、バックグラウンドでずっと作業が行われるそうだ。

Appleのサポートフォーラムには、「丸1日くらいかかる」との投稿もあったようだが、僕もちょうど丸1日重い状態が続いたので、それらの情報との整合性もピッタリだ。

恐らく僕の場合もこのケースで、ファイルシステムの書き換えに時間がかかったのだと思われる。

今回iMacより先に、15インチMacBook Pro(2017)をMojaveにアップデートしていたのだが、このような問題は起きなかった。

それは、MBPはフュージョンドライブではなくSSDモデルなので、このファイルシステムの変更に該当しなかったためと思われる。

というわけで、フュージョンドライブ搭載のiMacをMojaveにアップデートされた方。

アップデート完了後にMacが激しく重くなったとしたら、それはファイルシステムの書き換えの可能性がある。

丸1日程度iMacを起動しっぱなしにしておくことでタスクが完了するようなので、しばらく待つのが良いようだ。

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