インド料理なんて作ったことがなかったのですが、僕の周りでジワジワとスパイスカレー作りをする人が増えている。
そして僕自身スパイスカレーは大好物。
でも、何となくイメージとして「カレーは太る」みたいに思って敬遠していました。
ところが、いわゆる日本のカレーと違い、インドカレーには小麦粉もバターも入らないこと知り、俄然やる気になりました。
必要なスパイスを買い揃えていざチャレンジ。
何回か試してみて美味しくできるようになったので、レシピとコツをご紹介します!
今回作るのは、「マトンドピアザ」という羊の肉と二種類の玉ねぎのカレーです。
ただ、マトン肉が手に入らなかったので、子羊、ラムのもも肉で代用しています。
スパイスカレーを作ろう!!マトンドピアザの材料(1人前)
材料
- ラムのもも肉 200g(マトンがあればなお良い)
- 玉ねぎ1(スライスするもの)半分
- 玉ねぎ2(ざく切りにするもの)1/4個
- ピーマン 1/2個
- トマト缶 1/2個
- ニンニク 3片
- しょうが 2cm
- 無糖ヨーグルト 大さじ4
- 水 150cc
- 粉末パセリ 少々
ポイント! 鶏もも肉でも作れます!
マトンやラム肉が苦手という方は、代わりに鶏もも肉を使うこともできます。
鶏もも肉で作ると「チキンドピアザ」になります。
お肉以外の材料は一緒で、作り方も同じです。
スパイスと調味料
- カイエンペッパー 小さじ3/4
- コリアンダーシード 小さじ1
- シナモン 小さじ1
- カルダモン 小さじ1
- ターメリック 小さじ1
- クローブ 小さじ1
- クミンシード 小さじ1
- ガラムマサラ小さじ1
- カスリメティ 一つまみ
- ブラックペッパー 少々
- サラダ油 大さじ2
- 塩 小さじ1
マトンドピアザを作ろう!作り方とポイント!!
1. 材料の準備
▲ カスリメティ以外のスパイスは事前にトレーなどに出しておくと良いでしょう。
僕はブラックペッパーは電動ミルで挽いたものを掛けるため、ここには含めていません。
ポイント! 辛さの調整は「カイエンペッパー」の量で!
上の写真の左上の真っ赤なスパイスが「カイエンペッパー」です。
カイエンペッパーは少量で強烈な辛味を出してくれるスパイス。
辛くしたい人はカイエンペッパーの量を増やすことでうんと辛くできます。
また、辛いのが苦手な人はカイエンペッパーを減らすことで辛味を抑えることができます。
小さじ1入れると僕の場合は全身から汗が噴き出す感じになります。
▲ ラム肉は一口大にカットします。
玉ねぎ1(半分)はスライスします。
玉ねぎ2(1/4)とピーマンは大きめのざく切りに。
ニンニクとしょうがはみじん切りにします。
ポイント! ざく切りは大きめだと食感が良くなる!
▲ マトンドピアザとは、「二種類の玉ねぎのカレー」という意味だそう。
このざく切りの玉ねぎは最後の仕上げで鍋に入れます。
透明になった玉ねぎの甘味と旨味が美味しさを惹き立てます。
大きめのざく切りにした方が食感が豊かで美味しく感じます。
2. 玉ねぎ1、ニンニク、しょうがを強火で炒める
▲ フライパンにサラダ油を敷き、玉ねぎ1、ニンニク、しょうがを入れて強火で炒めます。
しょうがとニンニクの薫りがふわーっと立ち上ってとても華やかな気分になりますね。
3. トマト缶とヨーグルト、水とスパイスを入れて煮込む
▲ 玉ねぎなどが茶色く色づいたら中火にしてトマト缶を入れます。
混ぜ合わせて馴染めばOK。
▲ 続いて水とヨーグルト、さらにスパイスを入れて良く混ぜ合わせます。
4. ラム肉を入れて蓋をして15分煮込む
▲ 全体が馴染んだらラム肉とカスリメティ一つまみをフライパンに入れて良く混ぜ合わせます。
そしてフライパンに蓋をして15分煮込みます。
時々蓋を開けて混ぜ合わせましょう。
5. 玉ねぎ2を入れてプラス2分、さらにピーマンを入れてプラス1分煮込む
▲ 15分たったら玉ねぎ2を入れ、よく混ぜ合わせて再び蓋をして2分煮ます。
さらにピーマンを入れ、よく混ぜ合わせて蓋をして1分煮ます。
ここで味見をして、味がぼやけていると感じたら塩を追加して整えます。
僕は「粟国の塩 天日」と「ぬちまーす」を半々で使っています。
ポイント! 玉ねぎは透明になるくらいが食べごろ
玉ねぎは白いままだと臭みが残ります。
透明になって甘味が出る頃合いで仕上げるのがポイントです。
いっぽうピーマンは火が入りすぎるとしなしなになって美味しくないので、仕上げの1分で投入します。
6. 器に盛り付けて粉末パセリを振って完成!!
▲ 器に盛り付けて、粉末パセリを振って完成です!!
僕はライスやナンなどの主食は合わせず、カレーだけを頂きます。
スパイスカレー マトンドピアザ 美味しく完成!!
▲ 大きな塊のラム肉が入って旨味と辛味が抜群!!
▲ マトンドピアザの代名詞、このざく切りの玉ねぎが甘味を惹き出してくれ、とっても美味しいです!!
まとめ
インド料理の味の仕組みが分かるまでは試行錯誤でしたが、美味しくできるようになりました。
ポイントは、玉ねぎとトマトの旨味がベースにあり、それをスパイスが彩るという仕組みですね。
特にこのマトンドピアザの場合、最後に入れる玉ねぎ2が出す甘味と旨味が抜群に素敵。
日本人に合うメニューなのではないかと思います。
お肉を鶏もも肉に変更するだけで、チキンドピアザになります。
おうちスパイスカレー、これからもいろんなメニューを試してまたブログに書きますね!!
以下の本は参考にした本ですが、レシピはかなりアレンジしていますので、その点ご了承ください。
参考図書
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。