親指シフトについて書くのはずいぶん久し振りだ。
去年の今頃に勝間和代氏の著書「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」を読んで同氏が親指シフトことNICOLAキーボード配列でタイピングを行っていると知り、勉強を始めた。なんといってもローマ字入力の1.7倍のスピードが出るというのだから、これは魅力的だ。
その時のエントリーは以下のバックナンバーから。
MacにはTESLA、Windowsにはおや指ひゅんQというエミュレーション・プログラムをインストールして、親指シフトが出来るようにした。
そしてGW明けからはひたすら地味な反復練習をスタートした。最初はキーボードの配列表を脇に置いて、一文字ずつのろのろとタイプしていた。その頃の様子はこちらから伺える。
最初は「5文字打つのに10秒かかった」などと泣き言を言っているが、ひたすら反復練習を重ね、約2ヶ月ほどでブラインドタッチに移行し、その後昨秋からは仕事もプライベートも全てのタイピングを完全に親指シフトに移行した。
その様子はこちらから。
上のバックナンバーでは、300文字/10分を突破したと言って喜んでいる。このレベルではまだ実用的とは言えず、ブログも仕事もローマ字で打っていた。
そして去年の8月に1,000文字/10分を突破した。大分形になってきた段階だが、まだ肩に力が入っていて、打っていてとても疲れていた。
NICOLA・親指シフトでのタイプ速度、1,200文字/10minを達成! [Mac] [Net]
上のエントリーによると、昨年10月下旬から、すべてのキー入力を親指シフト・NICOLAに移行したようだ。実際に1,200文字/10minというスピードは、ローマ字入力時の自分のスピードとほぼ同じということで、このスピードが出れば、日常生活でタイピングがストレスになるということはなくなった。
だが、それが一つ落とし穴になってしまった。一定のスピードが出るようになり、向上心が途絶えてしまったのである。毎日の文字入力はすべて親指シフトに移行したが、さらにスピードを向上させるための練習をやらなくなってしまい、従ってスピードが上がっているのかどうかも分からなくなってしまった。
このままではいかんと思い直したのが先週末。本来ローマ字入力と同じスピードを求めていたのではない。ローマ字入力の1.7倍を求めていたはずではないか。
ということで練習と計測を再開。スピード計測はこちらのサイトを使わせてもらっている。
そして今日、無事というかやっとというか、ついに、親指シフトでの入力スピードが1,300文字/10minを超えた。やれやれ、このハードルは本当に高かった。5ヶ月もかかってしまったよ。
これでようやく自分自身のローマ字入力よりも親指シフトの方がスピードが速いと、堂々と人前でも言えるようになった(^_^)。もちろん次は1,400文字/10minを目指してさらに頑張ります!
しかし、極めるのにはやはり時間がかかるな。もっと手軽にマスターできるかと思っていたけど、何事も極めるのには時間がかかるね。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。