東京都港区六本木の裏通りに鎮座する「出雲大社東京分祠」に参拝してきたのでご紹介しよう。
出雲大社 東京分祠がある六本木七丁目は、僕の実家があった西麻布一丁目のすぐ隣、徒歩5分ほどの距離だ。
子供の頃から何百回、何千回と前を通ってきたのに、実は参拝したのは去年、2020年が初めてのこと。
鳥居がなかったり、鉄筋コンクリート造りだったりで、僕の中で「神社」として認識されていなかったのが最大の要因だと思う。
今の社殿に建て替えられる前の時代も前を通っていたのだが、やはり神社だと認識していなかったように思う。
最近になって改めて認識し、参拝させていただくようになった。
さっそく紹介しよう。
出雲大社 東京分祠 基本情報
神社名 | 出雲大社 東京分祠 |
---|---|
住所 | 東京都港区六本木7丁目18-5 |
電話番号 | 03-3401-9301 |
創建年 | 1878年(明治11年)1月11日 |
ご祭神 | 大国主大神 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | 公式サイト |
出雲大社 東京分祠 御由緒
以下、公式サイトからの引用。
出雲大社東京分祠は、出雲大社八十代宮司で出雲大社教の初代管長である千家尊福公が、東京及び東日本の御神徳宣布のため、明治11年1月11日、 千代田区神田にある神田神社社務所内に、東京出張所を設けたのに始まります。
神田神社は、出雲大社と御祭神が同じだけでなく、当時の宮司は平田学派の平田盛胤でその関係も深く、また初代の出張所長は本居宣長の学統を継ぐ本居豊頴で、祭神論の当時は東京における出雲派の拠点でもありました。
やがて、明治政府の宗教政策により神職による布教が禁じられたことで、明治15年5月尊福公は出雲大社教の特立をはかることになりますが、それに先立って東京出張所は明治15年4月4日麹町区上二番町に移転されました。
明治16年5月4日には東京出張所に神殿を設立し、尊福公が親しく出雲より御分霊を奉じて鎮祭し、ここに出雲大社東京分祠が建立されたのです。
出雲大社 東京分祠 地図とアクセス
地下鉄六本木駅 徒歩3分
最新!出雲大社 東京分祠 1回目の参拝レポート 2021年12月
参拝日と参拝方式
2021年12月6日(月)に社頭参拝。
当日の様子
▲ やってきました、出雲大社 東京分祠。
鉄筋のビルで地下もあったり、鳥居がなかったりと、六本木らしいというか、神社っぽくないというか。
▲ この建物の外観のせいもあって、近年まで神社だと認識していなかったのだろう。
▲ 引いて撮影するとこのような外観になっている。
階段が広くないこと、拝殿が直接道路から見えないことなども、神社っぽくないと感じる要素かもしれない。
▲ 階段の下からは、この入り口までしか見えない。
拝殿はさらに階段を昇った3F部分にある。
▲ 僕が子供のころから見慣れていた秀和レジデンスなどの建物が並ぶ。
▲ そして拝殿前に到着。
▲ 拝殿内は明るく、柔らかい雰囲気。
▲ この景色が道路から見えたら、もっとずっと神社っぽく見えるのだが。
▲ 出雲大社は、二礼四拍手一礼で参拝する。
▲ 祓社(はらいのやしろ)。
反対側から階段を昇ってきたため、「ご神殿参拝前にお参りください」の立て札を見たのが参拝後になってしまった。
次回からは参拝前にお参りしましょう。
▲ 御守所。
御札をいただこうかと思ったが、やはり実際に出雲にお参りに行ったときに現地で頂くことにした。
この日のまとめ
東京の都心部六本木に、どちらかというとひっそりと佇む出雲大社 東京分祠。
平日だったこともあって、参拝客も少なかった。
これからもちょくちょく参拝させていただこうと思う。
やっと記事に書くことができて良かった。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。