鎌倉の長谷にある「高徳院」という浄土宗の寺院を参拝してきたのでご紹介しよう。
高徳院といえば鎌倉の大仏様である。
僕は高徳院はまだ会社員の2008年に参拝して以来、参拝する機会がなかった。
鎌倉に拠点を置き5年、定住して2年半近く、そろそろ参拝しようと自宅から徒歩で訪れた。
12月下旬にしては温かく、気持ち良いお天気の日だったが、拝観者は少なかった。
平日だったことと、やはりコロナの影響が大きいだろう。
早速紹介しよう。
高徳院 基本情報
神社名 | 高徳院(正式名称は「大異山高徳院清浄泉寺(だいいざん こうとくいん しょうじょうせんじ)」 |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号 |
電話番号 | 0467-22-0703 |
創建年 | 不詳 |
宗派 | 浄土宗 |
入場料 | 300円(小学生150円) |
駐車場 | なし |
ウェブサイト | 公式サイト |
高徳院 御由緒
以下、Wikipediaから引用。
高徳院は、鎌倉のシンボルともいうべき大仏を本尊とする寺院であるが、開山、開基は不明であり、大仏の造像の経緯についても史料が乏しく、不明な点が多い。
寺の草創については、鎌倉市材木座の光明寺奥の院を移建したものが当院だという説もあるが、定かではない。
初期は真言宗で、鎌倉・極楽寺開山の忍性など密教系の僧が住持となっていた。
のち臨済宗に属し建長寺の末寺となったが、江戸時代の正徳年間(1711年 – 1716年)に江戸・増上寺の祐天上人による再興以降は浄土宗に属し、材木座の光明寺(浄土宗関東総本山)の末寺となっている。
「高徳院」の院号を称するようになるのは浄土宗に転じてからである。
高徳院 地図とアクセス
江ノ島電鉄 長谷駅より徒歩7分
最新!高徳院 1回目の参拝レポート 2021年12月
参拝日
2021年12月21日(火)
当日の様子
▲ やってきました、高徳院。
午後早い時間に到着したのだが、ご覧の通り参拝者は少ない。
▲ こちらが高徳院の境内図。
見ていただくと分かるとおり、高徳院には本殿にあたる建物がない。
寺務所や売店はあるのだが、本尊の大仏が野ざらしで建っているだけである。
▲ 冬晴れの快晴の日だったので、空の青さが眩い。
高徳院と鎌倉大仏建立の歴史は諸説あり分かっていないそうだ。
大仏に関しては1250年前後に建立されたという説が複数あるとのこと。
建立当初は大仏殿が建てられ、その中に安置されていたという。
その後大仏殿は嵐や地震・津波などで複数回倒壊しており、その後大仏殿は再建されず、大仏は露坐となったという。
▲ 台座を含めると高さ13.35メートル、重さは121トン。
奈良の大仏より5メートル弱小さく、重量は半分以下とのこと。
▲ 今では奈良の大仏と並んで世界的にも有名になった鎌倉大仏だが、なぜ大仏殿が再建されず、露坐のままなのか不思議だ。
▲ ぐるっと一周回ってみる。
▲ 後ろに回ってみたところ。
そういえば、以前参拝したときは大仏の内部に入れたが、今回は内部に入る案内は何もなかった。
後になって公式サイトを確認したところ、内部の拝観は休止中とのこと。
サイトには理由は記載されていなかったが、恐らくコロナの影響ではないだろうか。
▲ 大仏のご由緒。
▲ 奉納された大わらじ。
▲ 若干うつむき加減で、優しい表情。
▲ 静かに参拝させていただいた。
まとめ
見事な快晴の日に参拝できて良かった。
20代のころに一度、2008年には2回参拝しているので、今回が4回目となる。
コロナ前はインバウンドで大変な賑わいだっただろうが、今はひっそりしている。
落ち着いてゆっくり参拝できるので、この時期は意外とオススメ。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。