一昨年、2020年10月から去年2021年の10月まで、毎月3日間のファスティングを行ってきました。
準備日、絶食日、回復日が各1日ずつの手軽なもので、自宅で一人で実行できるのが気に入ってチャレンジしてきました。
ファスティングを行うと気分がとても爽快になり、味覚・嗅覚が鋭敏になり、集中力が高まり、直観も冴えます。
さらに胃袋が小さくなるので食べる量が自然と減るのも、もともと太りやすい体質の僕に良いと思い実践してきました。
しかし、楽しんで実践しつつも、同時に副作用的な症状も感じるようになりました。
取り組み始めた当初は落ちていった体重と体脂肪率が徐々に落ちにくくなり、やがて体脂肪率は上昇に転じたのです。
僕は毎月のファスティングと同時に、毎日16時間の空腹時間を作る半日断食、「リーンゲインズ」にも取り組んできました。
同じ時期にリーンゲインズを始めた仲間が順調に体重・体脂肪率を落としているのに、僕はなぜ体重が落ちず、体脂肪率が上がるのか?
昨年秋には、筋トレとランニングを強化しているのに体脂肪率がじわじわ上がるようになり、同じことを続けていくことに疑問を持つようになりました。
そこで、ファスティングとリーンゲインズのどちらかを一時的に中断しようと思い、検討しました。
半分直観的に、より身体に負担が掛かっていると感じるファスティングを中断してみることに。
昨年11月から一時的にファスティングを中断し、リーンゲインズだけにしてみました。
すると、それまで上昇していた体脂肪率が横ばいになり、2022年に入ると減少に転じました。
リーンゲインズを続けつつ、筋トレとランニングの強度を上げるに連れ体重も落ち始めました。
最近は毎週少しずつですが今年の最低体重を更新するようになり、体年齢も43歳(実年齢は52歳)まで下がるようになってきました。
今朝も今年最低体重を更新し、79.0kgまで落ちています。
ファスティングには諸説あり、「体が飢餓状態になることで、脂肪とともに筋肉や骨も分解してしまうので痩せにくくなる」という説もあることは当初から知っていました。
毎月のファスティングを実践していくに連れ、裸になった時の身体のラインも筋肉が落ちたるんだように見え、僕が目指すボディメイクとは逆行する気がしてきていました。
ファスティングを一旦中止したところ、数値だけでなく、胸や二の腕に再び筋肉がつき、フォルムが美しくなってきたことを実感するようになりました。
というわけで、この時点で一旦「ファスティングを毎月定期的に行うことは止めよう」と決めました。
今後も単発的にファスティングをすることはあるかもしれませんが、少なくとも僕の体質には継続的なファスティングは合っていなかったと結論づけました。
そして、仲間と一緒に取り組むために作成したFacebookのファスティンググループでの活動も終了させることにしました。
もちろんファスティングが体質的にに合っている人もいるからこそ、ファスティングはここまで広がっているわけです。
なので、僕も定期的なファスティングは止めますが、ファスティングやファスティングをする人を否定するつもりは毛頭ありません。
体質は人それぞれなので、合うかどうかも人それぞれ、実践してみないと結果は分かりませんので、僕はチャレンジした1年を後悔していませんし、12回も実践できたことを誇りに感じています。
リーンゲインズにはダイエット効果だけでなく若返り効果、集中力の高まり、直観の冴えなどを感じているので引き続き実践を続けようと思います。
今後もいろんなことに試行錯誤しつつ最高のコンディション作りにチャレンジを続けていこうと思っていますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。