日本は面白い国で、古今東西の様々な暦を吸収し、アレンジし、生活に取り入れている。
日本独自のものもあれば中国から伝来したもの、西洋のものまでさまざまだ。
現代のカレンダーは西洋の「太陽暦」を採用しているし、クリスマスやハロウィンなどもイベント化して楽しんでいる。
加えて節分や桃の節句やひな祭り、七夕やお盆、それに土用の丑の日なんかも根付いている。
要は日本人は元来はお祭り好き、楽しむことが得意だったのだと思う。
そんな日本人が長らく伝承してきた良い暦が重複する「大吉日」が毎年何回かある。
せっかく暦を持っている日本人なのだから、大吉日を活用しない手はない。
そこで僕が実践している大吉日の過ごし方をご紹介しよう。
ちなみに今日、2022年6月10日は「天赦日 x 一粒万倍日 x 神吉日」が重複する、2022年最強の大吉日である。
気分良く過ごす
まずなんといっても大切なのが、一日を気分良く過ごすことだ。
僕は毎朝起きるとすぐ自分を元気にするアファメーションを行っている。
アファメーションをすることで一日を気分良く過ごせるようになる。
大吉日は特に自分のエネルギーを高める意識を持って過ごす。
高い波動で過ごすことで、より高いエネルギーを得ることができる。
ネガティブなこと、落ち込むことが起こったとしても、すぐに気分転換をして落ち込み続けないようにする。
「空元気も元気のうち」という言葉があるが、本当にそうだと思う。
「楽しいから笑う」のではなく、「笑っているから楽しい」のだ。
大吉日は一日中ニコニコして暮らそう。
未来に通じる大切なことを始める
以前の僕は「大吉日」の意味を勘違いしていた。
大吉日は「その日に良いことが起きる日」だと思い込んでいたのだ。
「別に何も起こらないなぁ」と思い、「暦なんて当てにならない」と疑っていた。
数年前にあるきっかけで、大吉人はその日に良いことが起こる日ではなく(起こったら嬉しいが)、大吉日に「未来に通じる大切なことを始める」日なのだと知った。
大吉日に始めた大切なことが、将来大きく花開く日なのだ。
特に「一粒万倍日」は、「その日蒔いた一粒の種が、将来一万倍に育つ日」という意味だ。
だから、僕は大吉日には未来に通じる大切な事をスタートさせることにしている。
2022年1月11日の天赦日 x 一粒万倍日 x 甲子の日には、「早朝一人合宿」をスタートさせた。
この習慣は僕を劇的に変えた。
もちろん今でも毎朝続けている。
次の3月26日の天赦日 x 一粒万倍日 x 寅の日には、8冊目の本の原稿を書き始めた。
こちらも快調に執筆中である。
そして今日、6月10日の大吉日には、ご依頼いただいた9冊目の企画を作り上げた。
このあと見直して編集者さんに送る予定だ。
このように、未来に向かって自分を飛躍させる大切なことを始めると、未来に大きく育ってくれる。
神様、ご先祖様に感謝する
僕は毎朝自宅の神棚にお参りしているが、大吉日は特に入念に感謝する。
神様とご先祖様に感謝し、今日も素敵に楽しく生きることができていることを再認識する。
俗世を生きていると、どうしても我々は細かい不平や不満を溜めがちだ。
大吉日だからこそ、生かされていることを認識し、自分の命の使い方についてしっかり考えるようにしたい。
まとめ
大吉日に未来に通じる大切なことを始めるようにしてから、僕はその効能というかご利益に驚くことになった。
大吉日の効果は絶対にあると僕は確信している。
これからも暦を大切にして、見えない力の後押しを得て、人生にレバレッジを掛けたいと思っている。
日本人に生まれて良かったと感じる理由の一つが暦を武器にできる点。
しっかり活用しましょう。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。