日常

キンモクセイの季節

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今年は9月が延々と暑かったせいか、キンモクセイの開花がずいぶん遅い。

昨日(2023年10月12日)、ようやく自宅近くのキンモクセイが咲いた。

キンモクセイは秋の花のなかで一番好きだ。

花は小さくて目立たないが、香りが遠くまで漂うのでキンモクセイの季節は街全体に香りが漂い華やぐ気持ちになる。

今朝は快晴だったので、日の出前の夜明けのビーチに出てみた。

ビーチにもキンモクセイの香りがどこからか漂ってきていて、快晴の空とともに爽やかな気持ちになった。

海に出ているときに、ふと「昔はキンモクセイには全然興味がなかった気がするな」と思った。

いつからこんなにキンモクセイが好きになったのだろう。

確かに会社員時代にはキンモクセイの木の存在自体を意識したことすらなかった。

恐らく近所にキンモクセイの木がなかったことも意識する機会がなかった原因かもしれない。

2015年に六本木に引っ越したら、自宅から1分くらいの場所にものすごい大きなキンモクセイの木があって感動してSNSに投稿したのは憶えている。

だから2015年にはもうキンモクセイが好きになっていたのだろう。

でも、それ以前の家のときにキンモクセイを意識した記憶がないので、多分その前後からキンモクセイ好きになったように思う。

香りが強い花といえば、早春に咲くジンチョウゲが有名だが、ジンチョウゲは子供の頃からあの香りが大好きだったことを良く憶えている。

小学生のころ通学路に何箇所かジンチョウゲが植わっていたので香りに触れる機会が多かったのだろう。

2019年までデュアルライフ時代に住んでいた鎌倉の家のときは、お隣の敷地に大きなキンモクセイの木があった。

木が我が家の敷地に張り出していて、ちょうど野ざらしの車庫の上に枝が来る状態だった。

キンモクセイの花が咲くと家の中にも良い香りが流れてきて嬉しかったが、花が散ると我が家の車の上に花弁が全部落ちてしまい掃除が大変だった。

今の家は、見える範囲にはキンモクセイの木はないように思うが、香りは確かにするので一戸建ての家の庭など見えない場所に植わっているのかもしれない。

キンモクセイは一度咲いて散ったあと、二度咲き、三度咲きすることがある。

我が家から駅に向かって歩いていく途中にあるキンモクセイは、去年は3回咲いていた。

今年は最初の開花が遅かったので二度咲きするか分からないが、二度楽しめたら嬉しい。

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